カーポート目隠しにはどのような種類があるのでしょうか、またそのメリット・デメリットを解説

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カーポート目隠しにはどのような種類があるのでしょうか、またそのメリット・デメリットを解説

カーポートの種類も様々で、こだわりを持って発注をかけた方も多いのではないでしょうか。作られた後で、道路や隣家からの視線を遮るためにやはりもう少し目隠しをしたいなと感じた方も少なからずいらっしゃるはず。
また、これから設置をお考えの方もしっかり検討した方が良い事項です。目隠しをする方法はいろいろあり、メリットデメリットも様々ですので、ご事情にあったものを一緒に見て参りましょう。

カーポートの目隠しとは

カーポートの目隠しとは、一般的にはサイドパネルと呼ばれ、カーポートのサイド、つまり側面につけるパネルのことです。
サイドスクリーン、側面パネル、目隠しパネルなど、呼び方は様々ですが、カーポートの側面にパネルをつけることで、カーポートを単体でつけるよりも多くのメリットが生まれます。

カーポートに目隠しを設置する方法

サイドパネルをつける

一般的に、カーポートは屋根と柱のみですが、オプションとしてサイドに目隠しの壁をつけることができます。
このサイドパネル、あるだけで、目隠し効果が格段に変わってきます。

カーポートの周囲にフェンスを設置

カーポートの周囲をフェンスで囲んで目隠しするという方法もあります。また、外構全体を目隠しフェンスで覆うことも可能で、全体を覆う場合は、目隠しできる範囲も広く、セキュリティ対策としても有効です。
フェンスの素材もメーカー各社豊富ですし、樹脂のフェンスであれば、水に強いので錆や腐敗を気にせず使用できます。
スペースによっては設置できなかったり、費用が嵩んでしまう場合もありますので、要注意です。

カーポートの目隠しは後付けも可能

新築時には必要のないと思っていた目隠しも、生活しているうちに、環境の変化も伴い必要になる場合もあります。そんな時、もともとのカーポートに目隠しのサイドパネルやフェンスを後付けすることも可能です。
近年には後付けにも対応できるよう、サイドパネルもフェンスも色々な用途に対応した商品が販売されています。
DIYも不可能ではないですが、カーポート全体やサイドパネル自体の強度が不十分だと災害時などに危険なので、プロへ依頼するのが良いでしょう。

サイドパネルの種類

カーポートで使用される屋根材と同様に、サイドパネルにもさまざまな種類があります。代表的な種類は主に以下の3つ。

波板

波板とは、波のようにうねっている建材のことです。ポリカーボネートなどの波板をカーポート本体に骨組みに留めてサイドパネルとして設置が可能です。
また、色のバリエーションも豊富で、お好みに合わせたサイドパネルの設置が可能です。

平板

ポリカーボネートなどの平板は、カーポートの屋根材やサイドパネルの面材として一般的によく使われる建材のひとつです。
カーポート全体とのバランスや取り合い部分などもすっきりと納まり、見栄えが良く仕上がります。

デザインパネル

デザイン性の高いサイドパネルです。シンプルなカーポートに対して、明るい印象を持たせることができます。
デザインが彫り込まれたアルミ樹脂複合性パネルもあり、もっともこだわりを発揮できるタイプではないでしょうか。

設置方向

デザインや素材の種類や予算だけではなく、カーポートのサイドパネルの設置の際には、その設置方向についても考える必要があります。
パネルの形状や種類などで風の受けやすさなども異なってきます。リフォーム会社に依頼をしてチェックしてもらうと良いでしょう。

カーポート目隠しのメリット

カーポートの目隠しとしてフェンスやパネルを設置することは、視線を遮るだけではなく、他にも様々な役割を果たしてくれるメリットがあります。

雨よけ、風よけに

カーポートにサイドパネルがあることで、横殴りの雨や強風、それによって飛んでくる砂やゴミなどから車を守ることができます。
高さが低すぎるとあまり意味をなさないですが、メーカーによって高さの調節が可能です。
弱い雨や雪よけをしたいのであれば、約50cm~80cm程度の高さで事足ります。
また、足元まで雨や雪を入れたくなければ、200cm以上のものを選んだ方が良いかもしれません。
雪が降る地域の場合は、雪よけにもなるので車の雪下ろしも必要なく、これは本当に便利ですね。
さらに、雨に濡れずに乗り降りできるので、荷物が多い場合や子どもが一緒の場合などに便利。
車だけでなく、人も守ってくれる優れものです。

紫外線や熱を防げる

サイドパネルにも様々な種類があり、紫外線カットタイプをつけることで、車の塗装を長持ちさせることが可能です。
熱線遮断タイプのサイドパネルであれば、パネルの表面で太陽光を反射するので車内に入る日差しをカットし、車内温度の上昇を防ぎます。
特に、ポリカーボネートは紫外線をほぼ100%カットしてくれますよ。また、車内のシートや、装飾品の色落ちも防いでくれます。せめて車の休憩中は、車全体を守ってあげたいですよね。
また、お出掛け前にエンジンをかけエアコンをフル稼働させて車内温度を下げようとする方も多かったと思いますが、これではガソリンが大幅に減ってしまいます。しかしサイドパネルがあればそんな心配もなくなります。温暖化が進む近年の夏の暑い日でも快適に車を出発させることができます
よ。

当然目隠しの役割も

特に都心部に住んでいる人であれば、近所からの視線、隣が隣接する場合の視線が気になることもあるでしょう。
そんな時サイドパネルはプライベート空間を維持したい人にとって、大きな効果を発揮します。
サイドパネルの板材は種類も豊富で屋根と同じものを選ぶこともできます。車の乗降時も含め、プライベートの空間を守りたい人であれば、取り付けをおすすめします。

カーポートに目隠しをつけるときの注意点・ポイント

カーポートにサイドパネルやフェンスを後付けする際に、失敗しないための注意点はあるでしょうか?
しっかり効果を発揮するように気をつけたいポイントを解説します。

柱の強度を上げる

カーポートにサイドパネルを取り付ける場合は、風から車や人を守ってくれるというメリットがある一方で、サイドパネルの面積分が大きければ大きいほど、風が当たる面積が増えるということになります。
風が強い場合は倒壊する可能性も考えられ、甚大な被害を及ぼさないためにも、サポート柱を設置して強度の確保に努めましょう。
日本は言わずと知れた台風王国です。また、台風が発生すれば必ずルートとなる地域もありますね。
強風の際に、カーポートを地面と固定するサポート柱は必要不可欠となります。
多くのメーカーで片柱タイプのカーポートのオプションとして用意され、後付けも可能になっているので合わせて検討してみてください。

取り付ける位置やフェンスの高さ

サイドパネルやフェンスを取り付ける際は、設置箇所に対する、風向きや日の差し込む方向など考慮する必要があります。上部のみ設置で十分か、それとも地面に近いところまで覆う必要があるか、しっかりシミュレーションして検討しましょう。
種類やサイズは、メーカーによってラインナップが違うため、展示場やショールームなどを訪れて、実物で素材や圧迫感などをしっかり見ておくと、設置後のイメージが湧きやすいでしょう。

お住まいの地域の自然環境に考慮

サイドパネルの効果を十分に発揮させるためには、お住まいの地域の自然環境を考慮する必要があります。
年間の降雨量が多い、頻繁に強い風が吹く、雨風を遮る場所がないなど、さまざまです。
そのため、お住いの地域の特性に合わせたサイドパネルの取り付けを検討しなければいけません。自分が住む地域はどのような気候なのか、どこから風が吹くのかをチェックしておくことが大切です。
特に、別の地域から引っ越してきた場合には、事前調査を欠かさないようにしましょう。

カーポートに目隠しをつける施工費用相場

カーポートとサイドパネルの設置

カーポートとサイドパネルをセットで設置する場合
車1台用→約40万円
車2台用→約70万円

すでに土台にコンクリートがある場合
斫り工事代→1万円程度
コンクリートの基礎工事を行う場合
→60万円程度

サイドパネルのみ後付けで設置

1〜3万円が相場
サイドパネルの素材やオプションによって費用は前後します。

カーポートの周囲にフェンスを設置

高さ1m×横1mの大きさ→7万~10万円が相場
これも、フェンスの素材やオプションによって費用は前後します。

カーポートに目隠しをつける施工日数

カーポートにサイドパネルやフェンスなどの目隠しを取り付ける場合にかかる日数はどれくらいで
しょうか。
基礎工事が必要な場合や斫り工事から施工する場合など、工事内容別の費用をみてみましょう。

コンクリートの基礎から設置

コンクリートの基礎工事から必要な場合は、6~9日が目安です。
すでに基礎があり、斫り工事から施工をする場合は、3~5日が目安です。

すでにあるカーポートに目隠しを後付け

既存のカーポートにサイドパネルを後付けする場合は、1~2日が目安です。

カーポートの周囲にフェンスを設置

既存のカーポートの周囲にフェンスを設置する場合は、2~3日が目安です。

まとめ

周囲や隣人からの視線を遮るための目隠しフェンスには様々な種類があり、周囲全体を取り囲んだり、カーポート自体に後付けも可能です。
目隠しだけではなく、熱や紫外線、風雨からも大切な車を守りってくる、様々なメリットがある目隠しフェンスやパネルですが、いくつかの注意点は忘れてはいけません。
パネルやフェンス自体が脅威とならないよう、安心して乗降できるように、柱などの取り付けを怠らず、適切な高さでの設置を心がけましょう。

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