屋根付きのサイクルポートは、自転車の収納や盗難防止に役立つエクステリアとして人気があります。せっかく設置するなら、住まいの外観を損なわないおしゃれなデザインのサイクルポートを選びたいですよね。
そこで今回は、サイクルポートの種類や選び方をまとめ、おしゃれなサイクルポート10製品を厳選してご紹介します。これからサイクルポートを選ぶ方は、ぜひ参考にしてください。
目次
出典:三協アルミ公式HP
サイクルポートとは、戸建住宅や集合住宅の自転車置き場のことです。戸建住宅では、主に屋根やテントのような囲いのある駐輪場を指します。家庭用のサイクルポートとしては、小型のカーポートのようなタイプが主流ですが、自転車用の物置タイプや、簡易的なテントタイプなど、さまざまな種類があります。自転車の台数や利用頻度、予算などに合わせて選ばれています。
サイクルポートの効果としては、自転車を雨風や紫外線から守り劣化を防ぐ点、盗難防止に役立つ点などが挙げられます。そのためサイクルポートは、大切な自転車を長く、そして安全に保管したい方から大きな支持を集めるエクステリアです。
ひとくちにサイクルポートといっても、いくつかのタイプがあります。ここでは、代表的な3つの種類について、詳細を確認していきましょう。
出典:リクシル公式HP
独立施工タイプのサイクルポートは、カーポートを自転車に合わせて小さくしたようなデザインです。外構業者に施工を依頼するため、基礎からしっかり設置できる点が大きなメリットでしょう。さまざまなデザインやサイズから選べ、完成度や耐久性の高い製品も多くラインナップされています。
こちらのサイクルポートは、物置を自転車置き場に転用したタイプです。四方を壁に囲まれ、鍵をかけられるため、自転車の劣化や盗難の防止に効果的な点がメリットです。ただし、出し入れの手間がかかるため、自転車に乗る回数が少ない人に向いたサイクルポートだといえるでしょう。
テントタイプは、骨組みに防水性のあるシートをかけた、簡易型のサイクルポートです。名前の通り、キャンプで使うテントのようなスタイルで、簡単に設置できます。
また、手ごろな値段のものが多いため、コストパフォーマンスに優れています。ただし、あくまで簡易的に利用する目的で選ばれることが多く、他のタイプに比べると、耐久性やデザイン性が落ちる可能性があるので注意しましょう。
さまざまなサイクルポートから、おしゃれなものを選ぶためには、知っておきたいポイントがあります。ここでは、3つのポイントをご紹介します。
まず注目したいのは、サイクルポート単体のおしゃれさではなく、自宅の外観との調和です。おしゃれなサイクルポートといっても、シンプルモダンなデザインからヨーロピアンで優雅なものまで、さまざまなテイストがあります。
その中から、自宅の外観とテイストが揃っているものを選びましょう。自宅の外観デザインと調和の取れたサイクルポートなら、統一感が生まれ、エクステリア全体がおしゃれに見えます。
サイクルポートを選ぶ際は、なるべく色や素材のバリエーションが豊富なものを選びましょう。サイクルポートのデザインが同じでも、色や素材感が異なると印象は大きく変わります。
たとえば、アルミそのもののシルバーならモダンに、木目調なら温かくカジュアルな雰囲気になります。そのため、あらかじめバリエーション豊富な製品を選んでおけば、自宅の外観に合わせておしゃれにコーディネートしやすくなるでしょう。
冒頭でお伝えしたように、サイクルポートにはテントタイプや物置タイプもありますが、最もおしゃれに見えやすいのは独立施工タイプです。しっかりとした作りの独立施工タイプのサイクルポートなら、チープな感じがなく、高級感があっておしゃれな空間を演出しやすくなります。
また、もし物置タイプを選ぶ場合は、しっかりデザインされたものや素材感を生かした装飾性のないシンプルなものにすれば、エクステリアをおしゃれにできるでしょう。
ここからは、数あるサイクルポートの中からおしゃれなものを10製品厳選し、その魅力についてご紹介します。
出典:リクシル公式HP
リクシルの「カーポートSCミニ」は、ミニマムなデザインがとてもおしゃれなサイクルポートです。フラットな屋根とスタイリッシュな柱だけで構成された高いデザイン性から、2017年のグッドデザイン賞BEST100を受賞しました。柱と屋根の豊富なカラー展開もポイントです。スタイリッシュな金属系の色味のほか、人気のある木調色も用意されており、住宅の外観にフィットするおしゃれな組み合わせを選べます。
出典:リクシル公式HP
リクシルの「フーゴミニ」シリーズは、屋根形状が3タイプから選択できるおしゃれなサイクルポートです。中でもフラットタイプの屋根を持つフーゴFは、都会的な印象が大きな魅力となっています。サイドパネルや輪止め、ライトなどのオプションも豊富で、おしゃれなデザイン性と使いやすさが両立したサイクルポートです。
出典:三協アルミ公式HP
三協アルミのサイクルポート「ニューマイリッシュ」は、直線的なデザインが印象的なおしゃれな製品です。柱と屋根のみのシンプルな構造ですが、しっかりした強度とデザイン性が共存しています。特に、柱からすっと水平に持ち出された梁のラインが、軽やかでモダンな印象を特徴づけています。
出典:マツモト物置公式HP
収納力のあるおしゃれなサイクルポートをお探しなら、マツモト物置の「GM-TERRA」がおすすめです。物置の横に、サイクルポートの屋根を組み合わせる仕様になっています。
物置の三角屋根と連続する片流れの屋根は、統一感があっておしゃれな印象を演出します。一見すると温かみのある木目デザインですが、耐久性の高いアルミ素材を使用しているので、長くきれいに使えます。
出典:タカショー公式HP
タカショーの「アートポートミニ」は、木目柄のバリエーションが8種類と豊富なのが魅力の、おしゃれなサイクルポートです。おしゃれで温かみのある木目柄は、ナチュラルなガーデンとも相性がよく人気があります。
サイドパネルを設置する場合は、同柄の木目調のアルミ材を取り付けます。まるで本物のウッドフェンスのようで、統一感のあるおしゃれな雰囲気に仕上がります。
出典:YKK公式HP
人とは違うおしゃれなサイクルポートをお探しの方には、YKKが展開するラグジュアリーな外構シリーズ「ルシアス」の製品がおすすめです。屋根を梁から浮かせた軽快な仕上げで、モダンな雰囲気の住宅にマッチします。また、雨どいやボルトを隠したシンプルな柱など、ディテールにこだわった美しいデザインが特徴で、住宅の外観をおしゃれに彩ってくれます。
出典:ガーデナップ公式HP
大切な愛車をしっかり守りたい方におすすめなのが、倉庫タイプのサイクルポートです。中でも、ガーデナップの「メタルシェッドTM3」は、圧迫感のないコンパクトなサイズ感で、倉庫には見えないおしゃれなデザインに仕上がっています。
扉は簡単に開閉でき、側面と扉の各2箇所にロック機能もついているため、防犯対策も万全でしょう。
出典:ユーロシェッド公式HP
物置とは思えないおしゃれなデザインが人気を集めているユーロシェッドからも、倉庫タイプのサイクルポートが販売されています。こちらの「バイクガレージ 230813BK」は、前面扉と屋根を開けて自転車を収納します。
素材を生かしたシルバー以外に、おしゃれなニュアンスカラーが3色展開されています。個性的でおしゃれなサイクルポートを導入したい方には、特におすすめの製品です。
出典:ダイマツ公式HP
装飾を抑えたおしゃれなサイクルポートにしたいなら、ダイマツの万能物置をおすすめします。万能物置という名前の通り、物置としてもサイクルポートとしても使用できる、フレキシブルなシリーズです。
柱と屋根のシンプルな箱型の構成に、ガルバリウムの無骨なパネルが、インダストリアルでおしゃれな印象を演出します。
出典:リクシル公式HP
自転車1台をおしゃれに収めるサイクルポートをお探しなら、リクシルの「プラスGサイクルポート」がよいでしょう。リクシルが展開している「プラスG」シリーズは、柱やスクリーン、屋根などのパーツを組み合わせて、敷地全体を自由に構成するエクステリア商品です。
このように、柱と屋根のパーツのみを組み合わせた最もミニマムな構成にすれば、自転車1台に映えるおしゃれなサイクルポートが実現します。
サイクルポートはおしゃれなデザイン性だけでなく、快適に使用するための実用性も大切です。ここでは、おしゃれなサイクルポートにこそ付けたいオプションパーツについて、詳しくご紹介します。
出典:リクシル公式HP
「サイドパネル」は、サイクルポートの横から入る雨や風から自転車を守ってくれるパーツです。雨で濡れて自転車が錆びたり、強い風で倒れたりすることを防いでくれます。細かい雨が降り続く梅雨の時期などには、特に重宝するでしょう。
また、サイドパネルがないと周囲から丸見えになり、手入れが行き届いた自転車や高級グレードの自転車などは、盗難のリスクも考えられます。そのため、最近は自転車を雨や風から保護する目的だけでなく、「目隠し」の役割を重視してサイドパネルを設置される方も増えています。
出典:リクシル公式HP
一般的なサイクルポートは、片側2本の支柱で支えられています。しかし、台風や降雪が予想される場合、それだけでは不安に感じることもあるでしょう。そんな時は「サポート柱」が頼りになります。
サポート柱は、支柱の反対側に取り付け、屋根を支える着脱式の柱です。悪天候が予想される時に後付けができるので、普段の利用には支障がありません。
出典:三協アルミ公式HP
「輪止め」は、サイクルポートの支柱の間に取り付ける、横に長い棒状の部材です。柱の下の方に設置し、自転車が駐輪位置から前に出すぎないための、ストッパーの役目を果たします。また、自転車を輪止めにチェーンで固定すれば、盗難されるリスクを軽減させる効果も得られます。
出典:リクシル公式HP
サイクルポートの屋根の下は、雨の日に洗濯物を干したり、濡れたレインコートを乾かしたりするのに便利です。その際、物干し竿をかけるためのオプションパーツがあれば、作業が非常にはかどります。
サイクルポートの柱にパーツを取り付ければ、いつでも気軽に洗濯物が干せます。また、使わない時には収納できるタイプもあるので、利用頻度に合わせて選ぶとよいでしょう。
ここまで、サイクルポートの種類や選び方、おしゃれなサイクルポート製品などについて、詳しく確認してきました。サイクルポートとは、屋根のある駐輪場のことです。自転車を雨や紫外線から守り、盗難防止にも役立つため、近年ではご自宅に設置する方が増えています。
せっかくサイクルポートを導入するのなら、自宅の外観に調和するおしゃれなものを選びましょう。特に独立施工タイプは、色や素材のバリエーションが豊富でデザイン性が高く、耐久性も高いため非常に人気があります。
今回ご紹介したサイクルポートを参考に、ご自宅にマッチしたおしゃれなサイクルポートを見つけてください。
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