化粧ブロックとフェンスはどっちがいい?おしゃれな組み合わせや費用相場について解説

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化粧ブロックとフェンスはどっちがいい?おしゃれな組み合わせや費用相場について解説

化粧ブロックとフェンス

家の外構には、オープン外構、セミクローズ外構、クローズ外構の3種類があります。このうちセミクローズ外構、クローズ外構の場合は、敷地の周りに化粧ブロックやフェンスを設置することとなります。

しかし化粧ブロックとフェンスでは、それぞれ特徴が異なり、どちらが適しているのかは、家の特徴や好みによって変わります。

そこで今回は、化粧ブロックとフェンスのメリットデメリットや費用相場などについて解説します。

家の敷地周りについて、「化粧ブロックとフェンスどちらを設置しようかな?」と悩んでいる方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。本記事を読むことで化粧ブロックとフェンスのそれぞれの特徴が分かり、どちらを選択すればいいのかが明確になります。

化粧ブロックとフェンスのメリット・デメリットまとめ

化粧ブロックとは、コンクリートブロックの表面に加工や塗料を施し、デザイン性を持たせたコンクリートブロックのことです。石や天然木を表現したものなど、様々な種類があります。

またフェンスには、アルミ、スチールメッシュ、人工木など様々な種類があります。

化粧ブロックとフェンスのメリット・デメリットについてこれからそれぞれ解説していきます。化粧ブロックとフェンスのどちらが良いのかを判断する基準になるはずです。

化粧ブロックのメリット

化粧ブロックを設置するメリットは、以下の3つです。

  1. プライバシーを確保できる
  2. 耐久性が高い
  3. メンテナンスが不要

それぞれ詳しく解説します。

化粧ブロックのメリット①プライバシーを確保できる

化粧ブロックを使用して作られた塀には、隙間が一切ありません。また化粧ブロックは、一般的にフェンスよりも高さがあります。

よって化粧ブロックは、フェンスと比べてプライバシーを確保できます。

プライバシーが確保できるので、周りを気にせずに敷地内で洗濯物を干したり、何か作業をしたりできます。

敷地の周り全てを化粧ブロックにすると、まさに壁で囲まれたような感じになってしまいます。よって道路に面した箇所など、一部分だけを化粧ブロックにするのがおすすめです。

化粧ブロックのメリット②耐久性が高い

化粧ブロックは、耐久性が高いです。化粧ブロックの耐久性は、ブロックの厚さによって変わってきます。

一般的に化粧ブロックの厚さが15cmであれば30年、12cmであれば15年、10cmであれば12年程度は持つとされています。

一方でフェンスの場合は、使用する素材にもよりますが、それよりも短い期間で破損してしまったり、汚れてしまったりする可能性があります。

「できるだけ長く使いたい」と考えているのであれば、化粧フェンスの方がおすすめです。

化粧ブロックのメリット③メンテナンスが不要

化粧ブロックは、メンテナンスの手間がかからない点もメリットです。特にメンテナンスをしなくても、そのまま使い続けることができます。

もしメンテナンスをする場合も、頑丈なので、高圧洗浄機を使って簡単に手入れをすることができます。またフェンスのように形状が複雑ではないので、メンテナンスが楽です。

デザイン等に加えて、「手入れの楽さ」も重視したいのであれば、化粧フェンスの方がおすすめです。

化粧ブロックのデメリット

化粧ブロックを設置するデメリットは、以下の3つです。

  1. 圧迫感を感じやすい
  2. 風通しが悪くなる
  3. 地震時に崩落する危険性

それぞれ詳しく解説します。

化粧ブロックのデメリット①圧迫感を感じやすい

化粧フェンスは一般的に、色は全面灰色で、高さがあり、分厚さもあります。よって圧迫感を感じやすいです。

そして、狭い敷地に無理矢理化粧フェンスを設置すると、余計に圧迫感を感じやすくなります。

圧迫感を少しでもなくすには、庭の面積を少しでも広くしたり、化粧ブロックの高さを低くしたり、一部ではフェンスを設置したりといった方法が有効です。

また化粧フェンスのデザインにこだわるといった方法も良いです。

化粧ブロックのデメリット②風通しが悪くなる

化粧フェンスには隙間が一切ありません。よって適度に隙間のあるフェンスと比べて、風通しが悪くなってしまいます。

フェンスの高さや、設置面によっては、洗濯物が乾きにくくなったり、周りがジメジメしてしまったりといったデメリットがあるかもしれません。

また風通しの悪さに加え、光の通らなさも、洗濯物の乾きにくさや周りがジメジメすることに繋がります。

化粧フェンスを設置する際は、風通りや採光についても考えましょう。

化粧ブロックのデメリット③地震時に崩落する危険性

地震時にブロック塀が倒壊している様子を、ニュースなどで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

もちろん化粧ブロックは耐震性の基準を満たした状態で設置されます。しかし万が一化粧フェンスが倒壊してしまった場合には、その高さと重さから、大きな事故に繋がってしまう危険性があります。

老朽化した化粧フェンスは「耐震性に影響がないかチェックをする」「地震時には化粧フェンスには近づかない」といった意識を持っておくことが大切です。

フェンスのメリット

フェンスを設置するメリットは、以下の2つです。

  1. ガーデニングと組み合わせやすい
  2. 予算を抑えられる

それぞれ詳しく解説します。

フェンスのメリット①ガーデニングと組み合わせやすい

フェンスは、ガーデニングとの相性が良いです。まずフェンスが木製や人工木で作られたものであれば、単純に植物を設置してあげるだけで見た目がよりおしゃれになります。

またフェンスには、ツル系の植物を纏わせたり、フック型のプランターを掛けたりといったことが可能です。

「家を建てたら(フェンスを建てたら)ガーデニングもやってみたいな」と考えているのであれば、化粧ブロックよりもフェンスの方がおすすめです。

フェンスのメリット②予算を抑えられる

詳しくは後述しますが、フェンスの設置費用は、化粧フェンスと比べると安く済みます。よって少しでも予算を抑えたいと考えている方には、化粧ブロックよりもフェンスの方がおすすめです。

またフェンスには、アルミ、スチールメッシュ、人工木など様々な種類があります。種類によっても費用が変わってくることを覚えておきましょう。

ただし、予算を抑える方法として度々紹介されている「DIY」についてはおすすめできません。やはり施工業者が設置したものとDIYで設置したものは、一目でクオリティの違いが分かります。

フェンスのデメリット

フェンスを設置するデメリットは、以下の2つです。

  1. 道路に面しているとプライバシーの確保が難しい
  2. 耐久性が低い

それぞれ詳しく解説します。

フェンスのデメリット①道路に面しているとプライバシーの確保が難しい

フェンスには、隙間があります。また化粧ブロックと比べると、高さが低いです。よって道路から敷地内が除けてしまい、プライバシーの確保が難しいです。

住宅街であればそれほど気にならないかもしれません。しかし人通りや車通りの多い道路に面している場合は、フェンスよりも化粧ブロックを使ってプライバシーを確保した方が良いでしょう。

庭で何かをするたびに周りを意識するのは疲れますからね。また場合によっては家の中まで見えてしまう可能性もあります。

フェンスのデメリット②耐久性が低い

フェンスは化粧ブロックと比べると、耐久性が低いです。フェンスは、強い力が加わったり、何かがぶつかったりすると、簡単に壊れてしまいます。具体的には、凹んだり曲がったりしてしまいます。

よって子供が思いっきり投げたボールがぶつかったり、何か機材がぶつかったりしないように注意をしましょう。

化粧ブロックはフェンスとの組み合わせもおすすめ

化粧ブロックはフェンスとの組み合わせもおすすめ

化粧ブロックはフェンスとの組み合わせもおすすめです。理由は以下の3つです。

  1. 化粧ブロックとフェンスの良いとこ取りができるから
  2. 費用を抑えられるから
  3. 後付けも可能だから

それぞれ詳しく解説します。

化粧ブロックとフェンスの良いとこ取りができる

ここまで、化粧ブロックとフェンスのメリット・デメリットについてそれぞれ解説をしました。

化粧ブロックとフェンスをうまく組み合わせれば、それぞれのメリットを活かしつつ、デメリットを補うことができます。

全面化粧ブロック、全面フェンスよりも、化粧ブロックとフェンスの組み合わせの方がおすすめです。

例えば道路に面した場所に化粧ブロックを設置すれば、プライバシーを確保できます。またそれ以外の場所にフェンスを設置すれば、風通しや日当たりを確保できます。

費用についても、両者を組み合わせた方が得でしょう。

化粧ブロックとフェンスは、それぞれ真逆の機能を持っています。それぞれがうまく活きる形での設置方法を考えるのがおすすめです。

費用を抑えられる

詳しくは次の項目で解説しますが、化粧ブロックの方がフェンスよりも費用がかかります。

「化粧ブロックを設置したい」と考えていても、その費用から断念せざるを得ない場合もあるかもしれません。

しかし化粧ブロックとフェンスをうまく組み合わせれば、その分費用を抑えられます。具体的には、道路に面した場所は化粧ブロックにし、それ以外の場所はフェンスにするといった形がおすすめです。

また下部分はブロックで上部分がフェンスといった形もあります。費用を抑えるための方法はいくつもあるので、「化粧ブロックにしたいけど予算が……」という方は、諦めずに色々と試してみましょう。

後付けも可能

ブロック塀には、フェンスを後付けすることが可能です。もちろんブロック塀の一種である化粧ブロックにも、フェンスは後付けできます。

下部を化粧ブロック、上部をフェンスとすることで、前述の通り化粧ブロックが持つ圧迫感や通気性、日当たりの悪さを改善することができます。

ただし、すでにある程度の高さのある化粧ブロックを設置している場合、化粧ブロックの上部を解体してからフェンスを設置しなければなりません。そうしなければ、高さがものすごく高いフェンスが出来上がってしまいますからね。

よってリフォーム費用がかかってしまうことも頭に入れておきましょう。

化粧ブロックとフェンスの費用相場

化粧ブロックとフェンスの費用相場

化粧ブロックを使った塀の施工には、1平方メートルあたり12,000円程度かかります。他にもブロックの材料費や運搬費などがかかります。

材料費はブロックによって大きく異なり、安いもので1ブロック600円程度、高いもので1ブロック8,000円程度です。もちろんそれ以上の値段がするブロックもあります。

また運搬には、施工費用の10%ほどの費用がかかります。

一方でフェンスにかかる費用は、1m当たり15,000〜30,000円程度です。よってフェンスの方が費用は安く抑えられます。

フェンスの費用については、以下の記事でも詳しくまとめています。

関連記事:目隠しフェンスの費用はどのくらいかかる?選び方と費用について解説します

まとめ

化粧ブロックとフェンスのメリットデメリットや費用相場

化粧ブロックとフェンスのメリットデメリットや費用相場などについて解説しました。

化粧ブロックとフェンス、どちらを選択するべきか、目処がついたのではないでしょうか。もしくは「化粧ブロックとフェンスをうまく組み合わせた方が良さそうだ」という結論に至った方もいるかもしれません。

化粧ブロックとフェンスについて考えたら、早速外構施工業者を見つけて、依頼や見積もりを行いましょう。満足のいく化粧ブロックやフェンスを設置できることを願っています。

千葉で化粧ブロックやフェンスに関するお悩みがある方は、当社「ZOUS(ゾウズ)」までお気軽にご相談ください。

「Outside & Life Style 自分の庭を遊び尽くす!」をモットーに、海外のようなお庭で、外の目を気にせずプライベートが楽しめる空間デザインを得意としています。これまで数々のエクステリアを手掛けてきた知識と経験の豊富なスタッフが多数在籍しています。

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