「新しく設置するドアホンを決めかねている」
「古いドアホンを取り替えたい」
「ドアホン取付工事費の相場を知りたい」
ドアホン取付工事費は、本体価格と工事費用、諸経費によって決まります。ただし、本体価格は機種によって大きな違いがあるので、相場の把握は簡単ではありません。また、工事費は工事内容によって金額が変わるので、状況に応じた相場の把握が必要です。
本記事では、ドアホン取付工事費の相場と基礎知識を徹底解説します。今回の記事を読むと以下のことが分かります。
ドアホン取付工事の依頼を検討している方や、ドアホンの取り換えをご検討中の方は、参考にしてください。
目次
ドアホン取付工事費を正しく理解するためには、ドアホンの種類について理解しておかなければいけません。なぜなら、ドアホンの種類によって取付工事費は大きく変わるからです。まずは、ドアホンの種類を見ていきましょう。
ドアホンは大きく3つの種類に分けることができます。それがカメラ付きタイプとカメラなしタイプとワイヤレスタイプです。それぞれのドアホンタイプの特徴とメリットを見ていきます。
カメラ付きタイプのドアホンは文字通り、カメラ機能が付いたドアホンのことです。カメラを通して外を確認できるので、防犯対策の面でも安心できるドアホンになります。
近年では、さまざまな機能を持つ機種が登場していて、録画機能や広角レンズが搭載されているモデルもあり、目的と予算に応じた選択ができるのも特徴の1つです。そのため、カメラ付きタイプの機種は、価格だけでなく機能面も比較して選ぶようにしましょう。
特に、画面サイズは重要になります。なぜなら、画像サイズが大きければ訪問客の顔も視認しやすくなり、防犯対策としての効果を高めることができるからです。ただし、画面サイズが大きくても解像度が低いと周囲がぼやけてしまうこともあるので、画面サイズだけでなく解像度にも注意しなければいけません。
なお、録画機能が付いているカメラを選ぶときは、録画時間や画像の記憶枚数の確認が必要な点も覚えておきましょう。
カメラなしタイプのドアホンは、通話機能のみのドアホンです。そのため、訪問客の顔を確認することはできません。一方で、カメラ付きタイプのドアホンと比較すると、価格が安いので取付工事費用を抑えられるのがメリットです。
そのため、ドアホン取付費用を抑えたい方や、呼び出し機能と応答機能があれば良いという方におすすめなタイプです。
近年、人気が高まっているのがワイヤレスタイプのドアホンです。通常のドアホンの場合、来客の応対には子機が設置されている場所まで移動しなければいけません。しかし、ワイヤレスの場合、子機を持ち運べるので、どこにいても応対が可能です。
ただし、有線のドアホンと比較すると画質や通信が不安定になります。そのため、設置環境には注意が必要です。また、ワイヤレスタイプは配線工事が必要ないので簡単に設置できるのですが、定期的に電池交換が必要になります。電池交換を忘れると、チャイムに気付かない場合もあるので覚えておきましょう。
ドアホンの取付工事費用の相場は約1万5,000円から約10万円です。価格帯の広さに驚かれた人も多いかもしれません。なぜ、相場にこれだけの幅があるのでしょう?
ここからは、目安となる相場と、相場の価格帯が広い理由、状況別の費用相場について解説していきます。
ドアホン取付工事の費用相場は約1万5,000円から約10万円と紹介しました。この費用には工事費用だけでなく、本体価格や諸経費も含まれています。しかし、場合によってはドアホンを購入して取付工事だけを依頼したいこともあるでしょう。
この場合、本体価格は必要ないので、場合によっては費用を抑えられる可能性があります。ただし、業者の提案を受けられないのはデメリットです。顧客目線に立つ業者は、予算と希望をヒアリングした上で、最適なドアホンを提案してくれます。この提案を受けられないのは、1つのデメリットなので機種選びに自信がない人は、機種の選択についても業者に相談しましょう。
それでは、取付工事費だけの相場をご紹介します。ドアホンの取付工事費の相場は約1万円から約5万円です。ただし、取付工事費は工事内容によって変わるので設置場所や状況を考慮しておく必要があります。
電源の新設が必要な場合、別途費用がかかるので依頼前には設置場所の電源確認をしておきましょう。なお、配線工事が必要な場合も別途費用がかかります。もちろん、既存の配線が使用できれば、配線工事は必要ありません。しかし、配線が劣化している場合は取り換えが必要になるので、配線工事の有無は業者に確認してください。
ドアホン取付工事費相場の幅が広いのは、ドアホンの本体価格に大きな違いがあるからです。当然、安い機種を選択すれば取付工事費を抑えることができます。また、安価な機種は取付工事も比較的簡単です。そのため、工事費も安くなります。
一方で、本体価格が高い場合は機能も充実しているので、設定なども難しく、取付工事費が高くなりやすいのが特徴です。設置する機種によって、本体代と工事費が変わるので費用の幅が大きくなります。
ドアホンの取付工事費は、設置状況によっても変わります、そのため、設置状況の確認が重要です。新築時以外のドアホン取付工事では以下の3つの状況が考えられます。
では、実際の費用相場を見ていきましょう。
設置状況 | 費用相場 |
---|---|
インターホンからインターホン | 約1万5,000円から約7万8,000円 |
チャイムからインターホン | 約23,000円から約83,000円 |
外構に埋まっているタイプの交換 | 約33,000円から約93,000円 |
上記の相場も本体価格と工事費、諸経費を含んだ金額です。なお、外構に埋まっているタイプを取り換える場合は、外構に穴を開ける必要があるので、他の交換工事と比べて工事費用が高くなります。
ドアホン取付工事費は「本体代」と「工事費用」と「諸経費」の合計によって決まります。費用の中でも大きな割合を占めるのが本体代です。
ドアホンは機種によって、搭載されている機能に違いがあります。多くの機能が備わっている機種は高額になり、シンプルなドアホンほど安くなると考えておきましょう。
また、機能が豊富な機種は、取付工事や初期設定が複雑なので、取付工事費も高くなる可能性があります。そのため、設置するドアホンを選ぶときは上記の点も考慮しておきましょう。なお、諸経費には出張費、駐車場料金、商品持ち込み料といった雑費が含まれます。
ドアホン取付工事費を抑える方法は下記の3つです。
ここからは、ドアホン取付工事を抑える方法について解説していきます。
ドアホン取付工事費の費用内訳でも紹介した通り、取付工事費の中でも本体価格が占める割合は小さくありません。そのため、安い機種を選択すると取付工事費を抑えることが可能です。
しかし、価格だけでドアホンを選択することは、あまりおすすめできません。なぜなら、ドアホンを選ぶときは機能も重要になるからです。
たとえば、防犯対策機能を持たせたい場合は、録画機能が付いたドアホンを選択する必要があります。このとき、録画機能の有無だけを確認して決めてはいけません。なぜなら、機種によって録画可能時間や解像度に違いがあるからです。
また、録画できていても録画時間が足りずに消去されていると意味がありません。そして、解像度が低いとハッキリと見えない場合もあるので、求める機能だけでなく性能も確認しておくことが大切です。
機種を選ぶときは、費用だけでなく効果も考慮したうえでの選択が重要になることを覚えておきましょう。
ドアホン取付工事費を抑える方法としてDIYがあります。DIYすると工事費がかからないので、取付工事費を大幅にカットすることが可能です。ただし、自分で取り付ける場合は条件を満たしておかなければいけません。
その条件が以下の2つです。
ドアホン取付工事をDIYする場合は、上記の条件を満たしておく必要があります。逆に、満たしていない場合は、DIYはできません。
特に、熱感知器やガス警報器、オートロックや電気錠、集合ドアホンと連動している場合や固定電話と接続している場合は、必ず業者に依頼してください。なぜなら、これらの工事は電気工事士の資格を保有していなければ実施できないからです。
また、条件を満たしている場合でも、DIY初心者の方や、基礎的な電気知識がない場合は業者への依頼を検討しましょう。基礎知識が無いままDIYするとトラブルに発展するケースもあるからです。自信がない人は無理をせずに業者に依頼してください。
家電量販店でドアホンを購入すると、その場で取付を依頼することができます。ただし、この場合は費用が割高になる可能性があるので注意してください。家電量販店でドアホンを購入して取付工事を依頼すると、店舗は下請け業者に工事を依頼します。そのため、取付工事費に仲介手数料などが上乗せされるのです。
一方で、専門業者に直接依頼すれば仲介手数料は必要ありません。そのため、上記と比べると費用を抑えることができるのです。また、家電量販店で取付工事を依頼した場合、業者を選ぶことができません。これも大きなデメリットになります。
費用を抑えるには、無駄な手数料を省く必要があるので、ドアホンの取付工事費を抑えたい方は、専門業者に直接依頼しましょう。
ドアホン取付工事にかかる時間は、状況によって変わります。たとえば、既設の配線を利用する場合は、配線工事が不要なので工事にかかる時間は1時間程度です。
一方、配線工事が必要になると、工事時間は3時間程度かかるので、状況に応じて時間が変わることを覚えておきましょう。
基本的には、工事の間は在宅しておかなければいけないので、状況を考慮して工事日の予約日を調整してください。
ドアホン取付工事費を抑えるには、専門業者への依頼が大切になります。なぜなら、専門業者に依頼すると余計な仲介手数料がかからないからです。ここで大切になるのが依頼する専門業者の選び方です。
ここからは、業者の選び方について解説していきます。
ドアホン取付工事の業者選びで大切になるのが施工実績です。基本的に、エクステリア業者の多くはホームページで施工実績を掲載しています。
なかには、施工実績と共に費用を掲載している業者があるので、気になる業者を見つけたら、まずはホームページで施工実績と費用を確認しましょう。
なお、施工実績が多い業者を選ぶメリットは提案力にもあります。なかには、ドアホンの取付工事に提案力が必要なのか?と考える方もいるかもしれません。
しかし、顧客目線に立つ業者であれば、予算や希望を考慮したうえで、適切な機種の提案をしてくれます。結果、プロの意見を取り入れたドアホン取付工事が可能になるのです。
プロの経験とノウハウを活かしたドアホン設置をお望みの方は、施工実績が多い業者への依頼を検討しましょう。
ドアホン取付工事で配線工事を実施する場合、電気工事士の資格が必要になります。もし、業者が電気工事士の資格を保有していなければ、資格保有者を外注する必要があるので、費用が割高になる可能性が高くなります。そのため、依頼する業者の保有資格を確認しておきましょう。
一部のエクステリア業者は、保有資格をホームページに掲載しているので、そちらを参考にしてください。
ドアホン取付工事費は、本体価格と工事費、諸経費の合計で決まります。なかでも、大きな割合を占めるのが本体価格です。そのため、本体価格を抑えれば、ドアホン取付工事費も抑えることが可能です。
しかし、価格だけで購入機種を選択するのは避けた方がいいでしょう。なぜなら、機能はもちろん、解像度や録画時間といった性能面も重要になるからです。
ドアホンの取付工事を依頼する前は、求める機能を明確にしたうえで、優先順位を付けておきましょう。
株式会社ZOUSは、「Outside & Life Style 自分の庭を遊び尽くす!」をモットーに、海外のようなお庭で、外の目を気にせずプライベートが楽しめる空間デザインを得意としています。これまで数々のエクステリアを手掛けてきた知識と経験の豊富なスタッフが多数在籍しています。
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