庭にゴルフ練習場をつくる!費用や注意点について分かりやすく解説

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庭にゴルフ練習場をつくる!費用や注意点について分かりやすく解説

庭にゴルフ練習場をつくる!費用や注意点について分かりやすく解説

「時間を気にせず、納得いくまでパターの練習がしたい!」
「苦手なバンカー練習が手軽に自宅でできたらいいのに…」
ゴルフが趣味の方なら、一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

それならば、自宅の庭にゴルフ練習場をつくって、心置きなく練習をしてみませんか。
苦手なバンカーが克服できるかもしれませんよ。

今回は、庭にどんなゴルフ練習場がつくれるのか、費用相場、練習場は人工芝と天然芝どちらがいいのか、ゴルフ練習場をつくる場合の注意点を紹介します。
自宅の庭で気軽にゴルフの練習をしたい方は、ぜひ参考にしてください。

自宅の庭にゴルフ練習場はつくれる?

自宅の庭にゴルフ練習場はつくれる?

まず結論として自宅の庭にゴルフ練習場をつくることは可能です。多くのゴルファーが室内にゴルフマットを置いてパター練習をしていますが、それだけでは満足できない方もいるでしょう。
庭にゴルフ練習場を設ければ、手軽に練習ができるため、苦手なクラブの克服や得意なクラブの技術向上に役立ち、ゴルフのスコアアップにつながるでしょう。

庭にゴルフ練習場をつくるメリット

それでは、自宅の庭にゴルフ練習場をつくるメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。

庭にゴルフ練習場をつくるメリット
● 時間を気にせず練習ができる
● 苦手なシチュエーションを克服できる
● 傾斜の具合など好きな形につくれる
● 人工芝でつくれば雑草対策になる
● 庭の景観が良くなる

ゴルフ場には、ほとんどフラットな地面はありません。
わざと傾斜のある練習場をつくることで、右足下がりや、つま先下がりなどのシチュエーションでアプローチの練習もできます。

庭につくれるゴルフ練習場の種類と特徴・費用相場

庭につくれるゴルフ練習場の種類と特徴・費用相場

この章では、実際にどんなゴルフ練習場が庭につくれるのか、その種類と特徴・費用相場を紹介します。

ネット練習場

一番手軽に庭につくれるゴルフ練習場はネット練習場です。小型のものであれば、庭や駐車場などの隙間スペースに置いて練習ができます。

据え置きタイプと折りたたみタイプがあり、練習内容や設置場所に合わせて選べます。

● 据え置きタイプ:ドライバー・ウッド練習
● 折りたたみタイプ:アプローチ練習

据え置きタイプは、ペグを地面に打ち込んでネットを固定します。しかし、人工芝を敷いている場合は人工芝に穴を開けることになるため、設置場所の選定には注意が必要です。

ゴルフネットの費用相場
● 据え置きタイプ:30,000円~100,000程度
● 折りたたみタイプ:1,500円~30,000円程度

アプローチ練習場

庭にアプローチ練習場をつくることもできます。その場合、芝生のメンテナンスが重要になります。それはアプローチをするときにはどうしてもアイアンで芝生を掘ってしまうからです。

また、人工芝と天然芝でメンテナンス方法が異なります。

● 人工芝:かなり傷んでくると、一定の面積の張替が必要になる
 * 狭い範囲で張り替えをすると、めくれてきたりずれたりする場合があるので、少し広めに張り替えて固定する必要があります。
● 天然芝:目土をかけてしばらく養生する
 * 同じ場所で練習し続けると芝が生えてこなくなる可能性があるので、毎回場所をずらして練習するようにします。

天然芝なら長めに芝刈りをしておけば、ラフからの練習ができます。
また、傾斜をつけたアプローチ練習場にしておけば、右足下がりや、つま先下がりなどの足場の悪い場所での練習になります。

アプローチ練習場の費用相場
人工芝:1㎡あたり12,000円~20,000円程度
天然芝:1㎡あたり3,000円~8,000円程度
*芝の下地づくりの費用は含まれていません。

パター練習場

パター練習場

市販のパターマットでは実現できない、自分好みの傾斜や形を持つパターゴルフ練習場をつくることができます。旗を立てて練習することで、より実践に近い気分で練習に取り組むことができるでしょう。
人工芝を選ぶ際は、実際のゴルフ場の芝に近い10ミリ程度の長さが推奨されます。芝が長すぎるとボールの転がりが悪くなりますし、短すぎると転がりが速くなりすぎるため、適切な長さを選ぶことが重要です。
天然芝を使用する場合は、カップの位置を変更して様々な状況での練習が可能です。

パター練習場の費用相場
人工芝:1㎡あたり12,000円~20,000円程度
天然芝:1㎡あたり3,000円~8,000円程度
*芝の下地づくりの費用は含まれていません。

バンカー練習場

庭にバンカー練習場をつくることは意外と簡単です。芝生よりも低く穴を掘り、高いアゴのバンカーなど自分が練習したいタイプのバンカーをつくれます。
ゴルフ練習場ではバンカーショットの練習ができる場所が限られており、なかなか上達が難しいですが、自宅で練習場をつくれば思う存分練習することができます。
さらに、バンカー用の砂は市販されており、通販で手軽に購入して補充することもできます。

バンカー用砂の費用相場
3,000円程度(20㎏入り)

自分のライフスタイルにマッチする庭のゴルフ練習場の選び方

自分のライフスタイルにマッチする庭のゴルフ練習場の選び方

庭にゴルフ練習場をつくる場合、どの練習場をつくるか迷ってしまうと思います。
ここでは、自分のライフスタイルからみた練習場の選び方を紹介します。

自宅で練習したい内容で選ぶ

庭にゴルフ練習場をつくる際は、まず何の練習を最優先にしたいかを考え、それに基づいて選びましょう。

一番苦手なクラブは何ですか?
<例>ウッド、ロングアイアン、パター

一番苦手なシチュエーションは何ですか?
<例>ティーショット、バンカーショット、アプローチ、パッティング

もちろん、苦手な練習も重要ですが、苦手なことばかり練習していると続けるのが難しくなることがあります。
得意なクラブやシチュエーションでの練習も、モチベーションを高めるのに役立ちます。
苦手と得意、どちらもバランスよく練習できるように計画し、ゴルフ練習場の種類を決めましょう。

住宅事情で選ぶ

庭にゴルフ練習場をつくる際に次に重要なのは、住宅事情を考慮することです。近隣の家との距離が近い住宅地では、ゴルフネットを使用してのドライバー練習は危険を伴います。不慮の事故で隣の家の窓ガラスを割ってしまったり、人に怪我をさせてしまったりする可能性があります。

また、ゴルフ練習場を設置するためのスペースも検討する必要があります。確保できる広さによって、練習場の内容が変わってくるでしょう。

このように、ゴルフ練習場をつくる際は、安全性とスペースの確保が重要なポイントとなります。安全かつ効果的な練習環境を整えるためにも、これらの点をしっかりと考慮して計画を立てましょう。

家族構成で選ぶ

庭にゴルフ練習場をつくる際は、家族構成を考慮して計画することも大切です。庭は家族が集まる団らんの場でもあるため、ゴルフ練習場が家族のスペースを奪ってしまわないように配慮が必要です。せっかくの芝生をゴルフで独占してしまうと、家族からの反感を買う可能性があります。

例えば、据え置き式のゴルフネットは広いスペースを常時占有するため、家族団らんのためのスペースが狭くなってしまいます。一方で、折り畳み式のゴルフネットであれば、使用しない時には収納できるため、スペースを有効に活用できます。

また、家族もゴルフを趣味としている場合は、本格的な練習場をつくり、家族全員でゴルフを楽しむことも良い選択肢です。それぞれの家庭のニーズに合わせて、最適なゴルフ練習場を設計しましょう。

庭につくるゴルフ練習場は人工芝と天然芝どっちがいい?

庭につくるゴルフ練習場は人工芝と天然芝どっちがいい?

庭にゴルフ練習場をつくる場合、選択肢として人工芝と天然芝があります。どちらにもメリットとデメリットがあり、一概にどちらが良いとは言えません。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った方を選ぶようにしましょう。

人工芝

人工芝はメンテナンスが楽で耐久性が高く長持ちするため、どんな場所でも快適なゴルフ練習場をつくることが可能です。

メリット

  • ● メンテナンスが楽
  • ● 耐久性が高い
  • ● 一年中綺麗な緑が楽しめる
  • ● 日陰でも張れる
  • ● 土質を選ばない

人工芝の最大のメリットは、メンテナンスが楽であることです。さらに、天然芝が育ちにくい日陰や排水の悪い場所でも敷設可能である点も魅力です。

デメリット

  • ● クラブヘッドとの摩擦で人工芝が痛む
  • ● 継ぎ目がめくれる
  • ● 芝の感覚がゴルフ場とは違う

ゴルフの練習用に人工芝を選ぶ際は、高品質なものを選びましょう。低品質の人工芝を使用すると、芝が倒れやすく摩耗してしまい、耐久性に欠けることがあります。
また、ボールの転がり方がリアルな芝生と異なり、実際のプレイにおける感覚を掴むことが難しくなる可能性があります。高品質な人工芝を選ぶことで、より実践に近い練習が可能となります。

天然芝

庭にゴルフ練習場をつくる場合、天然芝はゴルフ場に近い芝生の状況を再現できます。また、天然芝は少し傷んだとしても、目土をかけて手入れすれば再生するのも大きな魅力です。

メリット

  • ● 庭の景観が良くなる
  • ● ゴルフ場に近い芝生で練習できる
  • ● 少しのダメージは修復可能

天然芝の最大のメリットは、やはり景観が良くなることでしょう。季節感があり、芝生の庭は誰もが憧れるものです。ゴルフの練習以外にも、バーベキューなどを楽しむことができます。

デメリット

  • ● メンテナンスが大変
  • ● 日陰には生育できない
  • ● 土質・環境を選ぶ
  • ● 冬場は緑ではなくなる

天然芝は、メンテナンスに手間がかかることで知られています。特にゴルフ練習場として使用する場合、その労力は相当なものになります。さらに、芝生は水はけが良く日当たりの良い土地を好むため、そういった条件を満たさない環境では生育が困難です。

DIYで庭にゴルフ練習場はつくれる?

DIYで庭にゴルフ練習場はつくれる?

庭にゴルフ練習場をDIYでつくるのは可能なのでしょうか。できれば、コストを抑えて自分の手でつくりたいと考える方もいると思います。
この章では、DIYで庭にゴルフ練習場をつくれるのかについて解説していきます。

DIYでつくれるがあまりおすすめしない

庭にゴルフ練習場をDIYでつくることは可能ですが、あまりおすすめしません。その理由は、下地作りが非常に大変だからです。
人工芝でも天然芝でも、ゴルフ練習場をつくる上で最も重要かつ困難な作業が下地の調整です。それは地面を平らにしたり、適切な勾配をつけたりする作業には技術が必要だからです。

さらに、芝を敷く前に地面をしっかりと固めておかなければ、雨などの影響で凹みが生じる可能性があります。特に天然芝を使用する場合、下地作りはさらに重要です。排水が良くとしっかりと固められた地盤がなければ、ゴルフ場のような美しい芝生を実現することはできません。

庭にゴルフ練習場をつくる際は、専門的な技術と経験を持つ外構のプロフェッショナルに依頼することをおすすめします。

DIYでつくるならネット練習場

庭でゴルフの練習場をDIYするなら、ネットゴルフ練習場がいいでしょう。ネットゴルフ練習場は、ゴルフマットとネット、そして適度なスペースがあれば手軽にアプローチ練習などを行うことができます。
この時小さなゴルフマットを使用すると、ボールを打った際にマットが動いてしまい、都度位置を直さなければならないことがあります。そのため、マットは固定するか、あるいは大きくて重みのあるものを選ぶと良いでしょう。

さらに、固定式の大型ゴルフネットは芝生がなくても設置可能です。スペースが許すなら、こちらの設置もおすすめします。

庭にゴルフ練習場つくる際の注意点

庭にゴルフ練習場つくる際の注意点

庭にゴルフ練習場をつくる場合、安全性や近隣への配慮が大切です。近隣トラブルに発展する可能性もあるため、十分な配慮を行ってください。

安全性

庭にネットゴルフ練習場をつくる際は、ネットの設置場所に細心の注意が必要です。練習中に誤ってゴルフボールが飛んで、通行人や隣家の窓ガラスを割る事故がないよう、ネットの向きや位置に気を付けることが大切です。また、状況に応じてフェンスを設置し、周囲への危険が及ばないよう配慮しましょう。

近隣への配慮

庭にゴルフ練習場をつくる場合は、近隣への配慮も大切です。ドライバーやウッドの打撃音やボールがネットに当たる音は、住宅密集地では騒音となることがあります。また、それほど密集していない地域でも、早朝や夜間は意外と音が響くものです。練習する時間帯には特に注意しましょう。
さらに、家族で練習する際には、自然と会話の声が大きくなりがちですので、こちらも気をつける必要があります。

まとめ

庭にゴルフ練習場をつくれば、心置きなく練習

庭にゴルフ練習場をつくれば、心置きなく練習ができるため、苦手なクラブの克服や得意なクラブの技術向上に役立ち、ゴルフのスコアアップに繋がります。また、ゴルフ練習場を芝生でつくれば、家族での団らんの場としても楽しめるでしょう。

庭につくれるゴルフ練習場
●ネット練習場
●アプローチ練習場
●パター練習場
●バンカー練習場

庭にゴルフ練習場をつくる際には、近隣トラブルに発展しないよう、安全性や近隣住民への配慮が大切です。
ゴルフ練習場の設置では、下地作りが最も重要かつ困難な作業です。そのため、エクステリアの専門家に依頼することをおすすめします。

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