庭での時間を快適にしてくれるアイテムがガーデンファニチャーです。ガーデンファニチャーとは、屋外で使用する家具のことで、代表的なものとしてはガーデンテーブルやガーデンチェアがあります。
特にガーデンチェアは、場所も取らずに休息スペースを作れるため、ガーデニングや家庭菜園を楽しまれる方に人気です。しかし、ガーデンチェアを設置する際は、後悔しないために素材の特徴と選ぶときのポイントを理解することが大切です。
今回は、ガーデンチェアの素材別の特徴と、選び方のポイントについて、詳しく解説していきます。記事の後半では、おすすめのガーデンチェアも紹介しているので、これからガーデンチェアを購入しようと考えている方は、ぜひご一読ください。
目次
ガーデンチェアは、屋外で使用する椅子のことで、代表的な素材には木材、金属、プラスチック、人工ラタンが存在します。もちろん、屋外で使用することを想定して作られているので、基本的には雨に濡れても問題ありません。
ガーデンチェアを庭に置くと、庭がおしゃれになるだけでなく、休息スペースを作れます。ガーデニングや家庭菜園を楽しまれている方にとって、庭に休息スペースができる魅力は決して小さくありません。
また、休息スペースとして使う以外にも、庭で風に吹かれながら読書も楽しめます。さらに、ガーデンテーブルとセットで置けば、ティータイムや食事を楽しむことも可能です。このように、ガーデンチェアを置くと庭がおしゃれになるだけでなく、機能性も高められます。
ただし、庭に置くガーデンチェアを選ぶときは、素材について理解しておかなければいけません。なぜなら、素材によって特徴や価格、メンテナンス性などが変わってくるからです。
そのため、後悔のないガーデンチェアを選ぶためにも、素材ごとの特徴については、事前にしっかり理解しておくことが大切だといえます。
一括りにガーデンチェアといっても、使われている素材はさまざまです。ガーデンチェアに使われる代表的な素材としては、次の4つが挙げられます。
どの素材を選ぶのかによって、庭に与える印象や、お手入れやメンテナンスの頻度、価格に違いが出てきます。そのため、まずは素材ごとの特徴を理解していきましょう。
木製のガーデンチェアは、自然素材であるため、さまざまなスタイルの庭と合わせやすく、気軽に設置できるのが特徴です。また、ある程度の重量があるため、強風でも飛ばされる心配がありません。また、木製のガーデンチェアは、植物との相性が非常に良いので、ガーデニングや家庭菜園を楽しんでいる方に人気があります。
一方で、雨ざらし状態が続くと、色褪せやひび割れが起こる可能性があります。また、シロアリ被害が発生する可能性もあるので、定期的な塗装や防虫剤の注入は欠かせません。そのため、木製のガーデンチェアを選ぶときはメンテナンスについて考えておくことが必要です。
金属製のガーデンチェアは、耐久性の高さが特徴です。代表的な素材としては、スチールやアルミ、鋳物が存在します。それぞれの特徴を確認しておきましょう。
丈夫な素材として知られるスチール製のガーデンチェアは、重厚感があり、設置すると庭に高級感を持たせられます。スチールと聞くと、錆びの発生が気になる方も多いでしょうが、塗膜塗装などを施していれば、雨ざらしでもきれいな状態を保てます。ただし、長年使い続けると表面の塗装が剥がれてしまうので、定期的なメンテナンスは欠かせません。
錆びに強く耐久性が高いアルミ製のガーデンチェアも人気です。錆びに強いため、雨ざらしでも劣化しにくいことと、加工しやすくデザインの幅が広いことが知られています。
ただし、他の素材と比べると軽いため、強い風が吹くと飛ばされる危険性があることは覚えておかなければいけません。また、デザインの幅が広い一方で、高級感を演出しにくいので、庭に高級感を取り入れたい方には不向きな素材です。
鋳物製のガーデンチェアの特徴は、デザイン性に優れていることです。また、頑丈なことで知られている一方で、錆びに弱いため定期的なメンテナンスは欠かせません。しかし、高級感がある素材なので、おしゃれな庭づくりを目指している方におすすめです。
プラスチック製のガーデンチェアの特徴は、お手入れやメンテナンスの手間がかからないことです。汚れても簡単に水洗いできるので、なるべく手間をかけずに使用したい方に適した素材だといえます。ただし、非常に軽く強風で飛ばされる危険があるので、強風の日や台風が近づいている場合は、屋内にしまうなどの対応が必要です。
リゾート風の雰囲気を演出したい方には、人工ラタン製のガーデンチェアがおすすめです。実際、リゾート地のホテルなどでは、ラタン製のガーデンチェアが多く使われています。
天然のラタンは水に強くないためメンテナンスが大変ですが、人工ラタンは耐水性に優れているので、基本的にメンテナンスが必要ありません。ただし、すき間に砂やゴミが入り込みやすいため、きれいな状態を維持するためには定期的な清掃が欠かせません。
ガーデンチェアは、さまざまな素材がありデザインも豊富です。そのため、どれを選べば良いか悩まれる方も少なくありません。ここからは、ガーデンチェアを選ぶ際のポイントについて、詳しく解説していきます。
ガーデンチェアを選ぶときは、庭のスタイルに合わせたものを選びましょう。なぜなら、庭のスタイルと違うテイストのガーデンチェアを選んでしまうと、全体を見たときに、統一感がなくチグハグな印象を与えてしまうからです。ガーデンチェアを選ぶ際は、単体で良し悪しを判断せず、庭とのバランスで考えることが重要だといえます。
ここでは、庭のスタイルと相性が良いガーデンチェアの素材について、詳しく解説していきます。
和風スタイルの庭の場合は、シンプルなガーデンチェアを選ぶことをおすすめします。上品な和風スタイルの庭は、落ち着いた色との相性が良いので、黒や茶色を選ぶと良いでしょう。一方で、明るすぎる色や鮮やかな色は、庭の中で悪目立ちしてしまう可能性があるため、なるべく避けた方が無難です。
なお、和風スタイルの庭と相性が良い素材としては、木やスチールが挙げられます。
花や植物が多く使われている洋風スタイルの庭は、デザイン性に優れたガーデンチェアが良く合います。特に、高級感を演出できるガーデンチェアはおすすめです。自然の温もりを大切にしたい場合は木製のガーデンチェアを選び、高級感を演出したい場合は、鋳物製のガーデンチェアを選ぶと良いでしょう。
シンプルモダンスタイルの庭には、スタイリッシュな印象を与えるガーデンチェアがおすすめです。特に、直線を基調としたデザインは、洗練されたシンプルモダンスタイルの庭と相性が良いでしょう。そのため、デザインを決めるときは、直線的なデザインのものを探してみることをおすすめします。
なお、シンプルモダンスタイルの庭と相性の良い素材としては、スチールやアルミなどの金属が挙げられます。
ガーデンチェアを選ぶときは、価格やデザイン、素材や座り心地、耐久性やサイズなどさまざまな要素があります。このとき重要なのが、1つの要素だけで決めないことです。
たとえば、価格の安さだけで選んだ場合、選んだガーデンチェアが目的を果たさないようでは意味がありません。そのため、ガーデンチェアを選ぶときは、価格や設置場所、目的、座り心地などを総合的に判断して選ぶようにしましょう。もちろん、耐久性やメンテナンス頻度の確認も忘れてはいけません。
ガーデンチェアには非常に多くの商品が存在するため、なかなか決めることができずに悩まれている方は多くいらっしゃいます。実際、選択肢が多くなるほど決断が難しくなることは科学的に証明されているので、仕方ないといえるでしょう。
しかし、ガーデンチェアは実際に購入してみなければ分からない部分があるのも事実です。そのため、ある種の思い切りも大切になります。ただし、後悔する選択は避けなければいけません。そこで、ここからは雨に強くておしゃれなおすすめガーデンチェアを5つ厳選して紹介していきます。
ガーデンチェア選びに悩まれている方は、ぜひ参考にしてください。
出典:Amazon
最初にご紹介するのが、LOWYAのガーデン用チェアです。
天然木の温もりが庭にマッチして、癒しの空間を演出してくれます。シンプルなデザインは、さまざまな場所に合わせやすく、汎用性が高くなっています。そのため、庭のテイストを問わず、幅広い方におすすめのガーデンチェアです。
出典:Amazon
続いてご紹介するのは、リビングアウトのガーデンチェア(ラタン調2脚組)です。
おしゃれなラタン調のチェアを庭に置くと、涼しげな雰囲気を演出できます。こちらの商品はラタン調のチェアでは珍しく、重ねて収納できるのもポイントです。また、3.3kgと軽量なため持ち運びしやすく、日当たりや季節に応じて置き場所を簡単に変えられます。
ラタン調の見た目が異国情緒を感じさせるので、リゾートライクな庭づくりをする方には特におすすめです。
出典:Amazon
続いてご紹介するのが、GYMAXの折りたたみガーデンチェアです。
こちらのガーデンチェアの一番の特徴は、快適な座り心地にあります。人間工学に基づき設計されていて、読書モードやリラックスモード、睡眠モードに合わせて7段階の調整が可能です。状況や好みに合わせたリクライニングポジションで快適な時間を過ごしましょう。
さらに、通気性の良いメッシュ生地とオックスフォード生地で作られているので、暑い日でも快適に過ごすことができるのも大きな魅力です。
出典:Amazon
続いてご紹介するのは、木製サンラウンジャーの折りたたみ式竹木製リクライニングチェアです。
頑丈さと通気性、防水性と耐摩耗性を兼ね備えた竹素材を使用し、角度調整もできるため座り心地の良さまで実現されています。
日本庭園風の庭づくりを目指している方や、ガーデンチェアに丈夫さを求めている方におすすめの商品です。
出典:Amazon
続いてご紹介するのは、NFBROGのガーデンチェアです。
折り畳み式なので、自宅だけでなく、キャンプやバーベキュー、花火大会などにも持っていくことができます。また、自然災害が起こったときは、避難時の防災グッズとして使うこともできるため、いざというときの備えになるのも頼もしいポイントです。
今回は、ガーデンチェアとは何かについて、素材別の特徴や、後悔しないためのポイントなどを含め、詳しく確認してきました。
庭にガーデンチェアを置くと、庭がおしゃれになるだけでなく、機能性を高めることができます。ガーデンチェアがあれば、ガーデニングや家庭菜園の作業で疲れても庭で休憩することが可能です。また、テーブルをセットで置けば、食事やティータイムも楽しめます。ガーデンチェアを置くと、庭での時間がより充実したものになるのです。
ただし、購入するガーデンチェアを選ぶときは注意しなければいけないことがあります。それが、目的や使用場所、庭のスタイルに合わせた素材やデザインを選ぶことです。また、屋外で使用するため、耐久性やお手入れ方法、メンテナンス頻度についても確認しておかなければいけません。
ガーデンチェアは、素材によって価格や特徴に違いがあります。大切なのは目的や設置場所に合わせた素材を選ぶことです。後悔しないためにも、ガーデンチェアを選ぶときは1つの要素で決めずに、価格やデザイン、使い心地やお手入れ方法、メンテナンス頻度や耐久性などを総合的に判断して選ぶようにしましょう。
千葉で外構に関するお悩みがある方は、当社「ZOUS(ゾウズ)」までお気軽にご相談ください。
「Outside & Life Style 自分の庭を遊び尽くす!」をモットーに、海外のようなお庭で、外の目を気にせずプライベートが楽しめる空間デザインを得意としています。これまで数々のエクステリアを手掛けてきた知識と経験の豊富なスタッフが多数在籍しています。
コストパフォーマンスと高品質を大切にし、厳選した良質な資材を直輸入。遠目で分かるオリジナルデザインと近目で分かる施工のこだわりで、あなたの理想のエクステリアを叶えます。