戸建てを持ちたい!という夢と合わせて、素敵な庭で家族と共に過ごしたい!と思ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか。敷地面積や、都心部か地方かによっても、庭に割ける広さも様々。
そんな中でも夢の空間を実現すべく、様々な庭の形をご紹介いたします。リフォームによるメリット、デメリットも合わせてご一読くださいませ!
目次
庭は皆様にとってどんな場所、どんさ存在でしょうか。何をしたいのか、どんな時間帯に利用するか、だれと過ごすのかを考えるだけで、楽しくなりますね。
理想のシーンを思い浮かべれば、プランターを置きたい、水栓がほしい、棚があると便利だな!と、具体的な要望が見えてきます。出入り口の設置もお忘れなく。
また、遊ぶため、育てるための場所としてではなく、庭を眺め癒しを得ることも可能です。使って楽しい!眺めて嬉しい!そんな空間を目指しましょう。
ウッドデッキを敷くと、庭での過ごし方の幅が広がるため、ウッドデッキ等の新設工事は、庭のリフォームの中でも特に人気が高くなっています。
お子様がそのまま飛び出してしまっても、土や泥で汚れる心配もありません。ペットの遊び場として、プールの設置にも活用できるので、ご家族友人どなたでも使いやすいスペースとなります。
ウッドデッキには独特の風合いが魅力の天然木から作られた物と、耐久性の高い人工木から作られた物があります。
ただ、天然木にはさらにソフトとハードという種類があるため、価格に幅の出てきます。1m2あたり3〜6万円程度のケースが多いようです。
【屋根やオーニング】
4〜11月と、幅広く紫外線対策が必要と言われますが、その熱、日差し対策に、屋根を取り付けることもできます。
テーブルなどを設置して使うとまるでリビングが広がったよう。洗濯物も干せますし、使い方は様々です。
小さなお庭の場合は圧迫感を感じないよう、屋根ではなく、必要な時だけ開閉できるオーニングがおすすめです。
【ウッドフェンス】
ウッドデッキやタイルデッキとベストマッチなのが、明るくナチュラルな雰囲気のウッドフェンス。
この組み合わせからなる空間は、リビングの延長として、あるいはバーベキューを楽しむスペースとしても使えます。
愛犬と戯れるためにこれらを設置することで、人とペットが快適に過ごせる憩いの場となること間違いなしです。
快適なお庭空間を楽しむときに気をつけたいのが周囲からの視線。
人通りの多い道路に面したご家庭や、隣のお宅が隣接している場合など、プライベート空間を満喫したいものの、やはり気になるところではないでしょうか。
しっかり目隠ししたい!ただ、暗く閉塞感と圧迫感が生じるのは嫌だ!という方におすすめなのが、ルーバーフェンスや採光パネル・スクリーンなどのアイテムです。
【ルーバーフェンス】
隙間から適度な風や光を取り入れられるため、通気性と採光の両方を手に入れることができます。
アルミ素材だけではなく、温かみのある色味や木の風合い、光を取り込むことに特化したタイプなど、様々です。
【採光スクリーン・パネル】
日差しをやわらかく取り込みつつ、視線を完全にシャットアウトしてくれます。
この採光スクリーン、たくさんのメリットがあるんです。
カーテンのようにひらひらしていないので、空間がスッキリして見えたり、スタイリッシュなデザインで、和洋のどちらのデザインにも合わせることが可能です。
スペースに余裕がある場合には、サンルーム/ガーデンルームを設置して有効活用されてみてはいかがでしょうか。
プライベートな空間が、室内の延長上のような形で広がるだけでなく、季節や天気を問わず活用可能なので、梅雨の時期の洗濯物干しにはうってつけです。
また、虫の被害を受ける不安が減るので、お花やお野菜を育てたり、家庭菜園にもおすすめです。
【サンルーム】
日当たりのいい場所のサンルームの中は、高温になります。
ただ、少しでも温度が上がらないように、換気や日差しをカットするオプションが用意されています。
高額なイメージをお持ちの方も多いようですが、簡易なものからバリエーション豊富なので様々選択可能ですし、設置後の満足度は高いですよ。
【ガーデンルーム】
サンルームが太陽光を最大限に取り込める設計となっているのとは違い、ガーデンルームはより室内に近い構造が特徴です。
したがって天候や季節の影響を受けにくく、年間を通してより暮らしやすい空間を作ることができます。
また、外壁部分を折り戸パネル式にするなどの工夫次第どう、気候が良い時期には庭と一体化した開放的なテラスに、寒い時期や雨天の際には締め切ってリビングにといった使い分けができるのもガーデンルームのメリットです。
庭に芝生や敷石を敷き詰める工事も、リフォームの中では広く使われる手法です。
【芝生】
一面緑の芝生は自然の温かみや優しさに包まれ、庭のイメージを大きく変えますし、照り返しによる温度上昇を防ぐだけではなく、冬の寒さを和らげたりといった効果も期待出来ます。
視覚的にも機能的にも優れ、素敵なアイテムですね。荒れ放題になってしまっている地面を改善したいなら、行う価値の高いリフォームと言えるでしょう。
【敷石】
庭の一部を家庭菜園・芝生・花壇といった植物のコーナーにしたい場合は、そのスペースを敷石などで仕切るのがおすすめです。
お庭や玄関ポーチをおしゃれに演出するだけでなく、敷いた部分に雑草が生えるのを防ぐ効果もあり、上手に活用すればお庭の植物やガーデニングアイテムまで、お庭のグレードを一つ引き上げてくれること間違いなしです。
タイルやレンガを活用してお庭を洋風にリフォームすることは、外観の雰囲気を変えられるだけではなく、お手入れの大変な雑草への対策としても敷石と同様大変役立つ方法です。
施工費とは別に、その下準備として地面を平らにしたりコンクリートを打ったりするための費用も想定する必要があります。
お庭の広さにもよりますが、タイルやレンガに30~40万円程度、外構やエクステリアに90~100万円程度かかるため、トータルでの価格相場は130万円程度となります。
【タイル】
見た目はウッドデッキと類似していますが、ウッドデッキの場合は、材質に拘らないと風雨にさらされて劣化が早いのが難点です。
それに比べタイルはメンテナンスが不要で、高級感も演出できます。
【レンガ】
タイルと比べて泥汚れが染み込みやすく、こまめなメンテナンスが必要です。しかし、見た目も人
気は高く、平らな横積みで規則正しく並べるときに便利な’敷レンガ.がよく使われています。
地面が剥き出しになっている庭は、すぐに雑草が生えてしまうのが悩みの種。
自然あふれるお庭が理想だけれど、雑草を抜くのは面倒!という方には、雑草防止シートを敷く
と良いでしょう。
ウッドデッキを設置する際にも、デッキ下に防草シートや砂利を敷くと良いですし、タイルやレンガで上を覆えば、見栄えもぐんとアップです。
様々な施工方法やアイテムがあるお庭のリフォームですが、何に一体どれくらいかかるのか、気になるところですよね。
一般的には、どれくらいの価格帯でリフォームが最も行われているのか、お考えの予算ではどの程度のことが実現可能なのか、じっくり見ていきましょう。
50万円未満→25.6%
50~100万円→19.5%
100~150万円→15.1%
150~200万円→14.5%
200~250万円→6.4%
250~300万円→5.8%
300~350 万円→4.1%
350~400万円→2.3%
400~450万円→2.6%
450~500万円→1.2%
500万円以上→2.9%
50万円未満の少額でお庭のリフォームを行うご家庭が多いようですが、50万円〜200万円の間の幅で最も施工例が多いようです。
【50万円未満の場合】
50万円未満の予算で行える庭のリフォームの代表的な例としては、高額と思われがちですが、ベランダやバルコニーの新設も可能で、人気が高いものとなっています。
また、部屋から庭に降りるための階段を作ることも可能です。素材は人工大理石を選ぶことができ、合板や天然木などを選べば、約10万~20万円でリフォーム工事ができるでしょう。
テラス屋根の価格の相場も約20万~30万円程度で可能です。
雨漏りの補修などのメンテナンスだけを行う場合であれば、10万円以下の予算で施工出来る事もありますが、雨漏りが家に影響を与えている場合などには費用が高くなるケースが出てくるので、要検討です。
【50~100万円の場合】
お庭の周辺にタイルやレンガを敷くリフォームも行う場合、予算は50~100万円程度を想定する必要があります。
種類によって価格に幅はありますが、タイルや煉瓦敷きが安価で収まった場合、花壇の造成などを追加する工事も工事も可能です。
また、サンルームの設置も50~100万円程度の予算で可能なタイプなものあります。
自転車置き場の増設や、お家を取り囲むフェンスもデザインに材質にこだわりを持ったものであれば、50万以上必要な場合もあるでしょう。
【100万円以上の場合】
庭をガレージや車庫にリフォームするなどの、大掛かりな工事も可能です。
門柱や塀などの外構部分や花壇や家庭菜園の設置なども含んだ総合的な庭のリフォームをす
る場合も100万円以上の予算が必要となります。
理想の庭に強いこだわりがある場合、実現に150万円以上の費用がかかる事も珍しくありません。
一等地の高級住宅に見られるような高級感漂うお庭を目指すのであれば、予算が500万円に達する事もあります。
上の分布からも見て取れるように、こだわりがある方は、450〜500万円よりも、500万円以上かけて徹底的に大改造するケースも多いようです。
お庭のガーデンリフォームは、目の付け所が多く、どこから手をつけようか迷ってしまいますね。
洋風のお庭にするために敷石やタイルを用いると、メンテナンスが楽になる!あまり使わない庭スペースにガーデンルームやサンルームを作ることで、洗濯ものが干せたり日光浴スペースとなったり!と、一石二鳥なリフォームの種類は無限大!
施工事例をもとに、理想のお庭と予算を是非検討してみてください。
そして、お気軽にご相談もお待ちしております。