オープン外構に惹かれてフェンスを設置しなかったけど、防犯のためにもフェンスが欲しいという方、よく分からなくてなんとなくフェンスを設置したけど、フェンスの意味を感じないという方など、フェンスが欲しい、フェンスを見直したいという方も多いのでは無いでしょうか。
特に、窓が道路に面していたり、隣家と近いという方は目隠しフェンスが気になっているかと思います。そこで今回は目隠しフェンスの費用や、目隠しフェンスの選び方をご紹介します。
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フェンスと一口に言っても様々で、それぞれ特徴があります。 例えばよく見かけるものだと、アルミ製のメッシュフェンスで、学校などでも見かけるようなフェンスです。 このフェンスの特徴は安さで、その分目隠しの効果はありません。 また、鋳物フェンスも人気で、デザイン性が高いのが特徴です。和風なお家から洋風なお家までどのようなお家でも合い、洋風な鋳物フェンスでも、様々なデザインがあるので、被ったりすることがあまりありません。しかしこちらのフェンスも目隠しの効果はありません。 今回ご紹介する目隠しフェンスとは名の通り、目隠しに特化したフェンスのことです。
簡単にいうと、高さ・形によって他の人の視線を遮る効果のあるフェンスです。
このフェンスを使用することのメリットとしては、やはり目隠し効果により、プライバシーを保護したり、防犯性を高めることが挙げられます。
主な設置場所としては、お風呂場の窓の前、リビングなど1階部分の窓の前、隣家・道路に面している場所、玄関です。
プライバシーを保護したい場所や防犯面で重要な場所で効果を発揮するフェンスです。
目隠しフェンスのデメリットとしては、圧迫感を感じたり、多少風通しが悪くなるという点や、やはり他のフェンスよりも費用が高くなることが挙げられます。
費用などを考慮して目隠しフェンスを選ぶ必要があります。
それでは目隠しフェンスはどれほどの費用がかかるのでしょうか。 おうちの大きさや状態、フェンスの種類によって費用は変わりますので、目安としてご紹介します。 目隠しフェンスには大きく分けて、アルミ製と木製のものがあり、それぞれ値段が変わります。アルミ製の方が木製のものに比べて安いという特徴があります。
目隠しフェンス自体の値段はアルミ製のフェンスは安いもので1mで5,000円程度など1万円しないものもあり、高いものだと10万円を超える商品がありますが、フェンスの設置に必要な支柱などを含めて1m15,000円程度から30,000円程度です。 木製のものは支柱を含め、1mで19,000円から35,000円程度など、アルミ製のフェンスに比べ高めの価格になっています。木製のものは、木が天然か人工かによっても値段が変わります。 インターネットなどでご自分でフェンスを購入される場合は、幅の大きさや高さ、素材によって値段が変わりますので、安いからと即決せずによく確認して購入するのがおすすめです。
目隠しフェンスの施工にかかる費用は、10mで施工するとして、アルミ製のフェンスの場合は、10万から30万程度 木製のフェンスの場合は、15万から45万程度になっています。 どちらも基礎工事の費用を含んだ目安になっています。 施工にかかる費用は、お家の大きさやどのような施工をするかで変動します。
目隠しフェンスにかかる大まかな費用を紹介しましたが、どのようなフェンスを選べばいいのでしょうか。 目隠しフェンスを選ぶ基準は値段の他に様々なポイントがあります。 ご自宅でより快適に、安全に過ごせるように優先したい項目をイメージして、目隠しフェンスを選びましょう。
まずはフェンスをどこに設置するのか、どこを重点的に目隠ししたいのか、しっかりとイメージしながら選びましょう。 当たり前のように思うかもしれませんが、同じ目隠しフェンスでも、目隠し部分の隙間の大きさや、木製かアルミ製かなど、種類があるのです。 例えば、家の全ての窓に同じ目隠しフェンスを設置するとして、玄関に合わせてフェンスを選んだ際、開放感を出すために目隠しの隙間が空いているフェンスを選ぶと、お風呂場の窓では少し不安に感じるかもしれません。 逆に玄関で目隠しの隙間が空いていないフェンスを選ぶと、圧迫感を感じるお家になってしまうかもしれません。 このように設置する場所に合わせた目隠しフェンスを選ぶのがおすすめです。 玄関では少し目隠しの隙間が空いているフェンスにすると、防犯面や安全性を持たせながらも圧迫感を軽減することができます。 一方、お風呂場などのプライベートを完全に守り、防犯性を高めたい場合は、目隠しフェンスの隙間が少ない、防犯性を高めたフェンスがおすすめです。
目隠しフェンスを設置する場所を決めたら、そこに設置したらどれくらいの高さになるかも考えましょう。 フェンスが高すぎると圧迫感を感じたり、お手入れができないという問題点が出てきます。 お手入れができない高さだと、汚れが目立ってしまったり、お手入れしようとする際に危険が伴います。 また、高さが出るとその分重みも増すので、玄関のフェンスを選ぶ際は高いほど重くなり、開閉が難しくなることもあるということを意識しましょう。 高さが必要な場合は、お手入れができる程度の高さにするのがおすすめです。 一方、低すぎると目隠しの効果がないフェンスになってしまい、ブロック塀の設置や買い替えなど、さらに費用がかかる可能性があります。 さらに、子供やペットの飛び出し防止も兼ねている場合はその効果も無くなってしまうので、注意しましょう。 子供がいる場合は成長を見越した高さにしましょう。ペットの場合も身長を超えていてもジャンプできてしまう可能性があるので、どこまでジャンプ出来るか試してみてから購入するのも手かもしれません。 目隠しフェンスは目隠ししたい場所や窓、他の目的がある場合はその目的に合わせて高さを選ぶようにしましょう。 費用を抑えようとしてDIYでフェンスを設置する際、通販で購入したら思っていたのと違った。ということがあるので、施工業者さんにみてもらって施工するのがおすすめです。
後からフェンスを設置する際に多いのですが、フェンスだけをみて選んだので、設置してみたらフェンスだけが浮いてしまったというケースがあります。 色選びの際も、お家の外壁などに合わせて選ぶのもおすすめですが、高さのある目隠しフェンスにしたいという場合は、明るい色にすると圧迫感を軽減することができます。 また、目隠しの隙間の大きさもですが、目隠し自体の太さもお家に感じる印象やイメージに繋がるので、意識しましょう。目隠しの部分が太いと重厚感が、悪く言えば圧迫感を感じます。目隠しの部分が細いと、軽さが出ますが、同時に隙間も狭ければ目隠しとしての機能は高まります。 近年は様々なデザインの目隠しフェンスがあるので、特に外構やエクステリアにこだわっているという方は、目隠しフェンスの目隠し効果もそうですが、デザインや色で選んでみるのがおすすめです。
先程も少し紹介しましたが、目隠しフェンスにも種類があり、大きく分けた際に、アルミ製と木製があり、アルミ製のものの方がリーズナブルで、木製のものの方が高価です。
そのため、ご予算に合わせてアルミ製か木製かをチェックしてみるのがおすすめです。
今回はフェンスの中でも目隠し効果によって、防犯性を高めたり、プライバシーを守ることができる、目隠しフェンスの費用、選び方をご紹介しました。
目隠しフェンスはお家での生活の安心感を高めてくれる外構エクステリアですので、様々なご家庭におすすめです。
今回ご紹介した大まかな費用、選び方を参考に、ぜひ目隠しフェンスの設置を検討してみてください。