バーベキューやトレーニングという手軽なアクティビティから、本格的な登山やキャンプなどに欠かせないアウトドアブランド。近年ではタウンユースもできるおしゃれなウェアも増えたことで、アウトドアブランドはファッションアイテムとしても注目を集めています。
しかし、海外のブランドも多く、どれを選んだら良いかわからない方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、世界で人気を集めるおしゃれなアウトドアブランドを厳選してご紹介します。
目次
人気のおしゃれなアウトドアブランドには、2つの特徴があります。
ウェアの場合は、防寒・防水機能が優れていたり、ポケットの位置や大きさなどが工夫されていたりして、どんなシチュエーションでも使い勝手が良く人気があります。ギアやグッズの場合は、無駄のない機能性とスッキリしたおしゃれなデザインで設計され、多くのキャンパーに支持されています。細かな特徴はブランドによって異なるため、使うシーンや好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
アメリカはアウトドアが盛んで、多くのブランドが誕生しています。クラシックからおしゃれな最先端デザインまで、さまざまなタイプから選べるのが魅力です。
キャンプの起源は、1861年にアメリカのコネチカット州の学校で行われた2週間の野営生活といわれています。その後1885年には組織的なキャンプのニューバーグYMCAのキャンプが行われ、現在のキャンプの基本となっています。ここからは、そんな歴史を持つアメリカ発のおしゃれなアウトドアブランドをご紹介します。
画像引用:パタゴニア公式サイト
パタゴニアは登山・サーフィン・トレイルランニングなどのアウトドアスポーツアイテムを幅広く取り扱うアウトドアブランドです。また、環境保護への意識が高く、エシカルを重視した製品づくりで有名な企業でもあります。
特にリサイクル繊維を使ったウェアの人気が高く、フリースはおしゃれなタウンユースウェアとして評価されています。パタゴニアの製品は耐久性が高いため、おしゃれなヴィンテージアイテムとしても注目されています。
画像引用:コロンビア(Columbia)スポーツウェア公式通販
コロンビアは、登山・キャンプ・スノーボード・フィッシング・パドルスポーツなどのウェアを扱う総合アウトドアブランドです。コロンビアの特徴は、独自で開発したテクノロジー素材を使ったアイテムです。高い防水性と透湿性を持つ「オムニテック」や体温を反射して保温効果を高める「オムニヒート」を使ったウェアは、アウトドアウェアにおしゃれなデザイン性と本格的な機能を両立させたい方におすすめです。
画像引用:コールマン
コールマンは1900年に創業した120年の歴史を誇る老舗アウトドアブランドです。ガソリン式ランプの販売から始まった歴史があり、現在ではテントや折りたたみチェア、ツーバーナーのコンロなどキャンプ用品全般を取り扱っています。
コールマンのアイテムは、初心者向けで扱いやすいおしゃれなものから上級者向けまでそろっており、機能性と比べて価格の安さが特徴です。そのため、キャンプデビューの方に向いているブランドです。
画像引用:GOLDWIN WEB STORE
ザ・ノース・フェイスはサンフランシスコで創設されたアウトドアブランドです。ロゴにある3本のラインは世界三代北壁を表し、そんな難関登山にも適応するギアの機能性の高さとデザインが特徴で、寝袋やダウンジャケットは特に多くの登山家から評価を得ています。現在では原色を使ったアイテムを多く取り扱い、目を引くおしゃれなウェアはタウンユースとしても高い人気を誇ります。
画像引用:CHUMS ONLINE SHOP
チャムスは1983年にアメリカ西部の砂漠地帯と山脈があるユタ州で設立されたアウトドアブランドです。このブランドの魅力は、カラフルでポップなデザインと、高い機能性を持ちながら、手軽なアウトドアにも使いやすいことです。日本でも幅広い年齢層に人気があり、フェスやキャンプなどで使えるおしゃれなアイテムが指示されています。
画像引用:Marmot公式オンラインストア
マーモットは西海岸で創設したアウトドアブランドです。ブランドのコンセプトである「FOR LIFE-生還する為のプロダクト」で、限界環境下でも生還を目的としたアイテム群が特徴です。
また、ゴアテックスをアウトドアブランドで初めて採用した歴史を持ち、製品づくりが高く評価され続けています。その後も断熱技術である「WarmCube」や「West Rib Parka」を開発し、世界の革新的な商品に送られるISPO金賞を受賞しています。
画像引用;マウンテンハードウェア
マウンテンハードウェアは、1993年にヒッピー文化発祥の地とされているカリフォルニア州バークレーで創業したアウトドアブランドです。創業当初から、トップレベルの登山家に向けた本格ギアを展開しているのが特徴です。
高い開発力を誇り、ゴアテックスに劣らない機能を持つ自社開発の防水透湿素材「DRY Q」をすべてのモデルに採用しています。また、アジアンフィット製品というアジア人向けのサイズも展開しているのも魅力のひとつです。
画像引用;MSR公式WEBサイト
登山家に人気が高く、近年ではさまざまな層のキャンパーにも注目されているアウトドアブランド、エムエスアール。1969年に創設以来、多くのテントやタープを発表してきたテントメーカーです。
エムエスアールのテントは軽量で耐久性が高いだけでなく、形や色使いがおしゃれで、デザイン性の高さも目を引きます。コンパクトに折りたためるのも特徴で、ソロキャンプからファミリーキャンプ対応まで、さまざまなサイズから選べます。
ここからは、おしゃれで機能的な日本発アウトドアブランドをご紹介します。日本のアウトドアブランドは、機能性もデザイン性もクオリティーが高く、世界で人気を集めています。日本人にとっては体型に合うサイズがそろっており、着こなしやすいためおすすめです。
画像引用:mont-bell
モンベルは国内で最大の知名度を誇る、大阪発のアウトドアブランドです。おしゃれで機能的なアイテムは、世界中で高く評価されており、幅広い層に愛されています。
コンセプトは「機能美」と「軽量と迅速」で、さまざまな素材を開発し、多くのアイテムを展開しています。比較的良心的な価格帯で、高機能のウェアが多く、タウンユースとしても使いやすいのが魅力です。アウトドア初心者におすすめです。
画像引用:スノーピークオンラインストア
スノーピークは新潟県燕三条市に本社を置く、総合アウトドアブランドです。世界に先駆けて「オートキャンプ」のスタイルを生み出した歴史があり、今でもアウトドア業界へ大きな影響を与えています。
キャンプ用ギアが豊富で、焚き火やバーベキューで使えるアイテムが数多く揃っているのが特徴です。アパレル事業は2014年からのスタートですが、シンプルでおしゃれなデザインでタウンユースの客層からも人気があります。
画像引用:ロゴス ブランドサイト
ロゴスは、1985年に大阪でキャンプ用品の販売を開始した、総合アウトドアブランドです。コンセプトは「水辺5メートルから標高800メートルまで愛用されること」で、家族が楽しめるアウトドアを目指しています。どのアイテムもおしゃれでリーズナブルなのが特徴で、キャンプ初心者でも取り入れやすく、家族や友人とキャンプをする際におすすめのブランドです。
画像引用:NANGA
ナンガは滋賀県米原市に本社がある、国産羽毛で作る寝袋やウェアを生産するアウトドアブランドです。ナンガの特徴は、国内洗浄にこだわった高品質のダウン素材で、羽毛メーカーならではの技術力で高い保温性・豪彗星・透湿性を持ち合わせていることです。寝袋やダウンジャケットにも最上級のダウンが使われており、おしゃれで機能性の高いアイテムは多くのキャンパーに支持されています。
画像引用:キャプテンスタッグ
キャプテンスタッグは、1976年に新潟県三条市で設立された総合アウトドアブランドです。日本で初めて生産したバーベキューコンロをはじめ、テントやテーブルウェア、折りたたみテーブル、アウトドア雑貨なども充実しています。また、スタンドアップパドルボード、ファットバイク、スノーシューなど、幅広い分野でおしゃれなアイテムがそろうのも特徴です。
画像引用:DOD公式サイト
ディーオーディーは、2008年に大阪で設立したアウトドアブランドです。メインターゲットは遊び心と冒険心を持ったキャンパーとしており「Stay Crazy」をコンセプトにしたユニークでおしゃれなデザインの商品展開が特徴です。
テントやタープ、テーブル、チェア、ウェアなど、色鮮やかでおしゃれなアイテムは、キャンプ場で多くの人の目を引くデザインが魅力です。リーズナブルな価格帯のため、おしゃれさも追求したい初心者やファミリーにもおすすめです。
北欧・ヨーロッパのアウトドアブランドは、厳しい自然やアルプス山脈などの長い登山の歴史で培われた機能性と、落ち着いた配色や高いデザイン性が魅力です。ここからは、アメリカのブランドとは違った魅力を持つ、ヨーロッパ生まれのアウトドアブランドをチェックしましょう。
画像引用:HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)公式サイト
ヘリーハンセンは130年以上の歴史を持つノルウェーのアウトドアブランドです。マリンウェアから始まり、アウトドアウェアやタウンユースのウェアを展開しています。
高い防水・速乾機能を持つウェアはセイラーだけでなく、スキーやスノーボード、登山家や冒険家になくてはならない装備です。また、スカンジナビアンテキスタイルを採用し、スタイリッシュでおしゃれなウェアとして多くの人に着用されています。
画像引用:ホグロフス公式サイト
1914年に創立されたスウェーデンのアウトドアブランド、ホグロフス。本格登山向けのバックパックやウェアを展開しており、高い耐久性とスタイリッシュでおしゃれな配色のデザインが魅力です。
シンプルで使いやすいアイテムが多く、本国では定番のスクールバッグもホグロフスが使われています。余計な装飾のないスッキリしたデザインは、長く愛用できるため、タウンユースにもおすすめです。
画像引用:MAMMUT – マムート – 公式オンラインストア
マムートは、農業用ロープの製造からスタートした、スイスを拠点とするアウトドアブランドです。スイス・アルプス山脈の雪登山から培われた知識と経験が生かされており、高い機能性とデザイン性が特徴です。マンモスのロゴが目を引くマムートは、本格的な登山用ギアからタウンユースのウェアまで、おしゃれなデザインが人気を集めています。
ミレーは1920年代に登山用ザックの製造からスタートした、フランスのアウトドアブランドです。ミレーといえば高性能ナイロン生地のバックパックが最も定番ですが、レインウェアの評価も高く、防水性と透湿性が優れたアイテムがそろいます。絶妙なカラーバリエーションとスッキリしたデザインが魅力で、おしゃれなタウンユースとしても人気があります。
1853年にフランスで160年の歴史を持つアウトドアブランド、エーグル。天然ゴムで作られるラバーブーツが最も有名なブランドです。他にも、撥水性の優れたバックパックやおしゃれなウェアにも定評があります。フリースやパーカーなどタウンユースとしても使いやすいアイテムも豊富にそろっており、フランスブランドらしいおしゃれな配色が魅力です。
カリマーは、1948年に設立したイギリスのアウトドアブランドです。本国イギリスの登山隊・遠征隊の成功を支えてきたバッグメーカーでもあります。
カリマーのバックパックは背負いやすい軽さと、無駄のないおしゃれなデザインが特徴です。そのため登山だけではなく、タウンユースとして学生やビジネスマンにも広く活用されています。現在はバックパックだけでなく、アウトドアウェアや小物なども幅広く展開しています。
ここまで、世界で人気を集めるおしゃれなアウトドアブランドを厳選してご紹介しました。今回挙げたアウトドアブランドは、おしゃれなデザインも高い機能も持ち合わせたアイテムがそろう人気ブランドばかりです。
それぞれ特徴や取り扱うアイテムが異なるため、使いたいアイテムやシーンに合わせて選択すると良いでしょう。快適でおしゃれなアウトドアライフを想像しながら、ブランドやアイテム選びを楽しんでください。