タイルデッキを設置した人の中には、設置を後悔している方もいらっしゃいます。このような話を聞くと、タイルデッキ設置を検討中の方は不安に感じるでしょう。しかし、タイルデッキを設置するメリットは決して小さくありません。
大切なのは、タイルデッキの設置を後悔しないことにあります。そこで、今回はタイルデッキで後悔しないポイントを詳しく解説していきます。
本記事を読むと、タイルデッキで後悔しないポイントとタイルデッキのメリット・デメリット、タイルデッキ設置を後悔した事例が分かるので、タイルデッキ設置をご検討中の方は後悔しないためにも、ぜひ、ご一読ください。
目次
タイルデッキ設置で後悔しないためには、設置目的を明確にすることと、デメリットについて理解しておくことが重要です。まずは、タイツデッキで後悔しないための2つのポイントを見ていきましょう。
タイルデッキ設置を後悔した人の中には、設置目的が明確になっていなかったケースも少なくありません。目的が明確になっていないと聞くと、不思議に思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、何となくデッキを設置してしまうケースもあるので注意が必要です。
たとえば、庭で過ごす時間を快適にするためにデッキの設置を決めた人がいたとします。このとき、デッキの使用シーンとして、デッキで快適に過ごしながら子どもたちが遊ぶシーンを思い浮かべていた場合は後悔に繋がる可能性があります。
なぜなら、子どもたちが遊ぶことが想定されている時は、ウッドデッキの方が適している可能性があるからです。
タイルデッキは滑りやすいデメリットがあるので、転倒リスクがあります。そのため、子どもが遊ぶことを想定している場合は、タイルの種類を滑りにくいものにするか、ウッドデッキに変更した方がいいケースもあるのです。
一方で、外構・エクステリアに高級感を持たせたい場合は、ウッドデッキよりもタイルデッキの方が適しています。デッキを設置する時は、デッキで何をしたいのか?どのような機能を持たせたいのかを考えた上で設置することが大切です。タイルデッキで後悔しないためにも設置目的を明確にしましょう。
後悔しないためには、デメリットを理解しておくことも大切です。タイルデッキで後悔した人の中には、タイルデッキのデメリットを知らなかったことが原因となっているケースもあるからです。
タイルデッキのデメリットの1つが、気温の影響を受けやすいことです。タイルデッキは気温の影響を受けやすく、夏はタイルの表面温度が上がる一方、冬は素足で歩けないほど冷たくなります。このデメリットを知らないばかりに、設置を後悔した方もいらっしゃるのです。
デメリットを理解していれば、通気性が高いタイルを使用したり、ウッドデッキに変更したりすることで対応できたはずです。タイルデッキは、設置後に後悔しても簡単に作り替えることはできません。後悔しないためにも、施工前にはメリットだけでなくデメリットについても理解しておくことが重要です。
タイルデッキで後悔しないためには、デメリットについても理解しておくことが重要だと解説してきました。そこで、ここからはタイルデッキのメリットとデメリットについて、それぞれ詳しく解説していきます。
タイルデッキの代表的なメリットには、次のものがあります。
ここからは、それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
タイルデッキは、紫外線や雨による劣化が少なく腐食の心配がありません。そのため、劣化が少ないのが特徴です。また、ウッドデッキのようにシロアリやカビの被害が少ないので、定期的なメンテナンスが必要ないこともメリットです。
掃除が簡単にできることもタイルデッキのメリットです。落ち葉や砂汚れが気になる時は、ほうきで掃くだけでも綺麗な状態になります。また、泥汚れなどが気になれば簡単な水洗いで対応できるのも魅力です。簡単な手入れで綺麗な状態を保ちたい方には大きなメリットになるでしょう。
ウッドデッキの場合、長年使い続けていくには、再塗装や害虫対策など定期なメンテナンスが必要になります。しかし、タイルデッキの場合は、劣化が少ないうえにシロアリやカビの被害が少ないので、ウッドデッキと比較するとメンテナンスが非常に楽です。
少ないメンテナンスでも高級感を維持できるのは大きなメリットです。
タイルデッキを設置すると、高級感を演出できます。外構・エクステリアに高級感を持たせられるのも大きなメリットです。また、さまざまな色や種類のタイルを組み合わせることで、デザインの幅を広げることができます。
外構・エクステリアの雰囲気に合わせたデザインにすることで、統一感を持たせたおしゃれな外構・エクステリアを実現しましょう。
タイルは、水で濡れてしまうと滑りやすくなるので、転倒リスクが高まってしまいます。そのため、小さなお子様がいる場合は注意が必要です。しかし、小さなお子様がいるからといって、タイルデッキが不向きというわけではありません。
なぜなら、タイルデッキは耐熱性に優れているのでバーベキューを楽しむことができるからです。しかも、食べ物や飲み物がこぼれても、簡単に掃除ができます。庭で楽しむバーベキューは忘れられない思い出になります。
子どもたちとバーベキューを楽しめる環境が手に入るのは、家族にとって大きなメリットになるでしょう。
前章では、タイルデッキのメリットを詳しく解説してきました。引き続きデメリットについて詳しく解説していきます。タイルデッキで後悔しないためには、デメリットについて理解しておくことが重要です。まずは、それぞれのデメリットについて理解を深めておきましょう。
温度の影響を受けやすいことは、タイルデッキのデメリットです。タイルデッキは温度の影響を受けやすく、夏場になるとタイルの表面部分が高温になり、冬場には素足で歩けないほど冷たくなります。そのため、基本的には素足で行動はできないと考えておきましょう。
水に濡れると滑りやすくなるのもタイルデッキのデメリットです。そのため、雨の日は注意しなければいけません。特に、家族に高齢者の方や小さいお子様がいる場合は、滑って転倒してしまう危険があります。
滑りにくい素材を選んだり、滑り止めがついた靴やサンダルを用意したりするなどして転倒リスクを軽減しましょう。
施工費用の高さもタイルデッキのデメリットです。ウッドデッキと比較すると施工費用は高くなります。また、使用するタイルの種類やデザインによっては、費用が膨らむ可能性もあるので注意が必要です。施工業者と相談して予算内での設置を目指しましょう。
タイルデッキ設置で後悔しないためには、後悔した理由を知ることも大切です。後悔した理由が分かれば、自分の状況に当てはめて考えることができます。自分に当てはめることで、後悔しない環境を整えてください。
ここからは、タイルデッキ設置で後悔した代表的な理由と後悔した事例を見ていきましょう。
タイルデッキ設置で後悔した代表的な理由は、大きく4つに分けることができます。それが、形・大きさに対する後悔、種類や使い方に対する後悔、見積もりと保証の後悔、施工不良の後悔です。それでは、具体的な理由を詳しく見ていきましょう。
形や大きさに対する後悔には、以下のようなものがあります。
中でも、特に多かったのはサイズが小さすぎたという理由です。費用を抑えるために、施工面積を小さくする方がいらっしゃいますが、サイズが小さくなると設置目的を果たせないことがあります。
目的を果たせないとデッドスペースになることもあるので、サイズは使用目的に応じて決めなければいけません。サイズが大きくなることで費用が膨らむのが気になる方は、使用するタイルを変更することで対応できるので、業者に相談しましょう。
種類や使い方に対する後悔には次の理由が存在します。
特に、グレーチングを付けなかったことを後悔している方は多く存在します。グレーチングとは、窓とタイルデッキの間に設置する排水設備のことです。設置すると、排水がスムーズになる一方で、設置するには1㎡あたり約5万円の費用がかかります。
そのため、グレーチングを設置しない方も少なくありません。ただし、グレーチングを設置しなかったことを後悔された方の多くは、リビングとタイルデッキの高さが同じというケースが多くなっています。
逆に、リビングとタイルデッキの高さが違う場合はグレーチングを設置しなかったことを後悔している方は多くありません。理由は、グレーチングの設置目的にあります。
グレーチングは、雨水が室内に入らないために設置します。つまり、タイルデッキの方が低ければ設置しなくても問題がないということです。そのため、グレーチングで後悔しないためにはタイルデッキの高さを調整すればいいということになります。
見積もりや保証に対する後悔には次の理由が存在します。
タイルデッキの設置には、それなりの費用がかかります。だからこそ、複数社から見積もりを貰って比較検討することが大切になるのです。施工後に割高だったことが分かっても、施工費用が戻ることはありません。そのため、複数社から見積もりを貰い、適正な費用での施工を目指しましょう。
施工不良に対する後悔には、次のような理由が存在します。
タイルデッキの仕上がりは職人の技術に左右されます。施工不良を避けるためにも、依頼する業者は慎重に選びましょう。
それでは、実際にタイルデッキ設置で後悔した事例を見ていきましょう。最初にご紹介するのは、保証期間を確認し忘れていたことで起こった後悔です。
この方は、タイルデッキを設置して3年でひび割れを発見しました。ひび割れを発見して、すぐにハウスメーカーに対応を依頼したのですが、この時に初めてタイルデッキの保証期間が2年だったことが分かったのです。結果、有料での対応となりタイルデッキの設置自体を後悔することになりました。
続いてご紹介する事例が、屋根を付けなかった後悔です。この方は、バーベキューを楽しむためにタイルデッキを設置しました。
しかし、タイルデッキは気温の影響を受けやすいうえに、日差しの照り返しがきつく、夏は暑すぎてバーベキューを楽しむどころではなかったそうです。しかも、タイルデッキが南向きでした。
通常であれば、設置目的を聞いた業者がアドバイスをしてくれるはずです。しかし、施工実績が少ない業者や顧客目線に立たない業者に依頼すると適切なアドバイスを受けられないことがあります。
このような後悔をしないためには、施工実績が豊富で、顧客の希望を考慮した工事プランを提案してくれる業者への依頼が大切です。
続いての事例はサイズが原因の後悔です。この方は、家族でバーベキューを楽しむためにタイルデッキを設置しました。
気に入ったガーデンテーブルも購入していたのですが、いざテーブルを設置してみるとタイルデッキが小さく、窮屈に感じたそうです。結局、バーベキューをしたのは最初の1回だけで、タイルデッキを設置しなければ良かったと後悔しているそうです。
タイルデッキ設置で後悔しないためにも、事前に確認しておきたいポイントがあります。ここからは、タイルデッキを後悔しないための確認ポイントを詳しく解説していきます。
タイルデッキを設置する目的を明確に答えることができますか?もし、この質問に即答できないのであれば、本当にタイルデッキを設置するべきなのかを考える必要があるかもしれません。
デッキを設置したいと考えている場合でも、本当にタイルデッキでいいのかを考えることも必要かもしれません。なぜなら、ウッドデッキの方が適している可能性もあるからです。
また、目的が明確になっていなければサイズ選択を間違う可能性もあります。後悔しないためにも、設置する目的を明確にしておきましょう。
目的が明確になっていれば、目的に合わせたサイズが見えてきます。この時、大切になるのが正確なサイズの把握です。サイズ選択で後悔した方の多くは、サイズを選ぶときに感覚で選んでしまいます。
しかし、タイルデッキが完成すると簡単にサイズ変更はできません。後悔しないためにも、サイズは実測で把握しておきましょう。
タイルデッキ設置で後悔しないためには、メリットだけでなくデメリットを理解しておくことも大切になります。なぜなら、デメリットを理解しておくことで避けられることや対策できることがあるからです。後悔しないためにも、デメリットは必ず理解しておきましょう。
タイルデッキの設置は少なくない費用がかかります。だからこそ、複数の業者を比較したうえで選ぶことが重要になるのです。1社からしか見積もりを貰っていなければ、金額が妥当なのかが分かりません。
しかし、複数の業者から見積もりを貰えば、簡単に比較できます。また、ある程度の費用相場も見えてくるでしょう。施工後に割高な業者に依頼してしまったと後悔しないためにも、複数社から見積もりを貰うことが大切です。
なお、タイルデッキの施工費用相場については下記のページで詳しく解説しているので、気になる方はご一読ください。
関連記事:タイルデッキの施工費用・相場とは?安く抑えることはできる?
タイルデッキ設置で後悔しないためには、メリットだけでなくデメリットも理解しておくことが重要になります。なぜなら、デメリットを知っておくことで、対策が可能になるからです。また、後悔した理由と事例を知っておくことも大切になります。
知っていれば後悔しなかった。そんな状況にならないためにも、まずは後悔した理由をご自身の状況に当てはめて考えてみましょう。タイルデッキのメリットを活かして、おしゃれな外構・エクステリアを実現させるためにも、後悔しない準備を整えたうえで、信頼できる業者への依頼を目指してください。
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