外構をおしゃれにするにはフェンス選びが重要になります。なぜなら、フェンスは家を含む外構全体の印象に大きな影響を与えるからです。
しかし、おしゃれなフェンスと一括りにしても、その選択肢は想像以上に多いので簡単に選ぶことはできません。そこで、プロの意見を知りたいと考えられた方もいらっしゃるでしょう。
今回は、外構のプロがおすすめするおしゃれなフェンスを5つご紹介します。本記事を読むと、プロがおすすめするフェンスが分かるだけでなく、フェンスを選ぶ前に確認しておきたいチェックポイントや注意点、フェンスの設置費用が分かるので、おしゃれな外構を目指している方は参考にしてください。
目次
おしゃれな外構づくりにおいて、フェンス選びはとても重要です。しかし、フェンスを選ぶ前に確認しておかなければいけないことがあります。それが、フェンスを設置する目的です。
フェンスを選択するときは、目的に合わせたフェンスを選択しなければいけません。なぜなら、目的を無視してデザインだけで選んでしまうと、機能面で不便を感じてしまいフェンス設置を後悔する可能性があるからです。
後悔しないフェンス設置のためにも、まずはフェンスを設置する目的を明確にすることから始めましょう。
フェンスには、大きく分けて2つの役割があります。それが、境界を明確にすることと、プライバシーを守ることです。当然、2つの役割のどちらを優先するのかによって、選ぶフェンスには違いが出てきます。そのため、まずはフェンス設置の目的を明確にしましょう。
この時、ポイントになるのが外構全体の雰囲気と、目指す外構のスタイルにあります。なぜなら、おしゃれな外構を目指すときは、全体の統一感も大切になるからです。フェンス選びを始める前には、フェンスに求める役割と目指す外構のスタイルについて考えていきましょう。
フェンス設置の目的が、境界線を明確にすることであれば、家の正面をおしゃれなフェンスにし、サイドに設置するフェンスを安いものにすれば費用を抑えることができます。また、見通しがよいメッシュフェンスを選択すると開放的な空間を演出することも可能です。
一方で、防犯性を高めることやプライバシーを守ることが目的の場合は、メッシュフェンスは選択肢から外れることになるでしょう。なぜなら、メッシュフェンスでは外からの視線を遮ることができないからです。
このように、設置する目的によって選択するべきフェンスは変わります。目的に合わせたフェンス選びを心がけましょう。
おしゃれな外構づくりでフェンスを設置するときは、確認しておくべきポイントがあることを解説してきました。ここからは、フェンス設置の費用相場について詳しく見ていきましょう。
網目になっているフェンスがメッシュフェンスです。他のフェンスと比較すると価格の安さが特徴になります。網目になっているので、開放感を演出でききるうえに風通しがよく、植栽の成長を妨げる要因を減らすことができるのも特徴です。
そんなメッシュフェンスにはアルミ製とスチール製が存在し、特徴だけでなく費用相場にも違いがあります。ただし、設置費用はアルミ製もスチール製もほとんど違いはなく、1mあたり約1,500円程度です。メッシュフェンスの設置費用相場としては、1mあたり1,500円程度と覚えておきましょう。
デザイン性に優れたものが多いアルミ製のフェンスは人気が高く、多くの戸建て住宅に使用されています。メッシュフェンスとして紹介していますが、アルミ製のフェンスは腐食に強く、加工が楽なので目隠し用のフェンスとしても使用される素材です。
そんな、アルミ製のメッシュフェンスの本体価格の相場は約8,000円から12,500円です。
スチール製フェンスの本体価格相場は1mあたり約4,000円から6,000円です。アルミ製のフェンスよりも安くなりますが、デザインの自由度が低くなります。
アルミ製のフェンスは目隠し用のものも存在しますが、スチール製のフェンスの場合、基本的に板状のデザインがないのでメッシュタイプのみと考えて問題ありません。フェンス設置の目的が境界線を明確にすることであれば、スチール製のメッシュフェンスを選ぶことで、費用を抑えることができます。
目隠しフェンスと一括りにしても、材質やデザインによって本体価格に大きな違いがあります。そのため、本体価格の相場は約1万4,000円から4万円と幅広いのが特徴です。また、目隠しする範囲によっても本体価格が変わるので、費用が気になる方は先に見積もりを依頼しましょう。
なお、目隠しフェンスを設置する場合は注意しておきたいポイントがあります。それが強度です。目隠しフェンスは風圧の影響を受けやすいので、強風でも倒れない頑丈さが求められます。
強度を高めるためには、適切な工事が重要になるので、施工実績が豊富な業者への依頼が大切になることを覚えておきましょう。
おしゃれな外構にしていくには、外構スタイルに合わせたフェンス設置が大切になります。もちろん、機能性も重要です。ここからは、プロがおすすめする「おしゃれフェンス」をご紹介していきます。プロがおすすめする理由も併せて解説しているので、フェンス選びの参考にしてください。
引用:LIXIL
モダンでおしゃれなフェンスをご希望される方には、LIXILの「フェンスAB YS2型 横スリット」が、おすすめです。
商品サイト:https://www.lixil.co.jp/lineup/gate_fence/fence_ab/
スタイリッシュな見た目がモダン住宅にマッチしやすいので、外構全体に統一感を与えてくれます。また、フェンスの隙間が約2cm幅なのでプライバシーを守ることができるのも魅力です。
さらに強度が高く、強風や台風などの自然災害に強いので安全性が高く、安心できるフェンスといえます。一直線に伸びる水平ラインには、敷地を広く見せる効果もあるので、おしゃれな外構を目指したい方におすすめです。
引用:YKKAP
おしゃれなフェンスの価格は、どうしても高くなるので、おしゃれなフェンスの設置は無理だと諦めている方がいらっしゃいます。しかし、低価格帯でもおしゃれなフェンスは存在します。
中でも、おすすめなのがYKKAPの「シンプレオ フェンス13型 ルーバータイプ」です。特徴は、シンプルなデザインと目隠しフェンスでありながら価格が安い点にあります。シンプルなデザインが、外構をスッキリと美しく演出してくれるので、さまざまな外構スタイルに合わせやすいのも魅力です。
隙間を開けて板を平行に並べるルーバータイプなので、風を通しやすいのも1つの特徴になります。風通しがよくなるので、通気性を確保できるうえに、強風でも板の隙間から風が逃げるので破損リスクを下げることが可能です。
商品サイト:https://www.ykkap.co.jp/consumer/products/exterior/simpleo-fence
引用:三協アルミ
目隠しフェンスを設置すると、日当たりが悪くなることを心配される方もいらっしゃいます。そんな方におすすめしたいのが三協アルミの「レジリアフェンス SP1型」です。
三協アルミの「レジリアフェンス SP1型」は、採光性に優れた素材を使用しているので、柔らかな光を取り入れることができます。そのため、目隠しフェンスを設置しても暗くなる心配がありません。ただし、価格は他のフェンスと比較すると高くなることは覚えておきましょう。
設置費用を抑えたい場合は、部分的に取り入れるのも方法です。同シリーズのフェンスを設置すれば、美しく連結できるので、統一感を維持したまま選択肢の幅を広げることもできます。目隠し効果を維持したまま、暗くならない環境を作りたい方におすすめです。
商品サイト:https://alumi.st-grp.co.jp/products/gate/fence_alumi/reziria/index.html
引用:ユニソン
基本的に、目隠しフェンスを設置すると外から中が見えにくくなり、中から外も見えにくくなります。そうなると、場合によっては圧迫感が出てしまうことがあるので、この点を心配される方も少なくありません。このような場合は、ユニソンの「ブライド パンチング」が、おすすめです。
ユニソン「ブライド パンチング」は、外から見えづらく中から見えやすいパンチングデザインが採用されています。パンチングデザインの特徴は、中が暗く外が明るいと目隠し効果が高くなることにあり、これはレースカーテンと同じ効果が期待できるのです。
また、洗練された個性的なデザインが、空間に調和しやすく、開放感を阻害しないので、安心感と開放感を保つことが可能です。
商品サイト:https://www.unison-net.com/feature/blidplan/
引用:LIXIL
外構をおしゃれにするために、天然木のフェンスを選ばれる方は少なくありません。しかし、天然木のフェンスはカビや虫くいによる被害があるので、塗装などの定期メンテナンスが必要になります。そのため、天然木のフェンス設置を諦める方も少なくありません。
このような場合は、木目調のフェンスを選択するのも1つの方法です。木目調フェンスとは、木のように見える素材で作られたフェンスのことで、アルミ製の商品に木目調のラッピングシールを貼ったものと、木粉や樹脂などのリサイクル素材を混ぜた人工木で作られた2種類が存在します。
木目調フェンスを選択すると、木製フェンスの見た目を取り入れられるうえに、メンテナンスの手間を省くことができる環境が整います。
そんな、木目調フェンスでおすすめなのがLIXILの「フェンスAB YS3型 木目調」です。こちらの、フェンスはアルミフェンスに木目調のシールをコーティングしています。
シールと聞くと、不安を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、シール素材の耐久性が非常に高いのでシールの劣化は、それほど気にする必要はありません。
また、中身がアルミ製なので腐食に強く耐久性が高くなります。耐久性と見た目を両立できるのは大きな魅力です。
木目調フェンスの中には、表だけが木目調というものも存在します。しかし、LIXIL「フェンスAB YS3型 木目調」の場合は、両面が木目調になっているので、中からも楽しめるのも魅力です。木製フェンスの見た目を維持したままメンテナンスの手間を省きたい方におすすめです。
商品サイト:https://www.lixil.co.jp/lineup/gate_fence/fence_ab/variation/
おしゃれな外構づくりにおいて重要な役割を果たすフェンスを設置する前には知っておくべき注意点があります。それが、フェンスの高さと施工業者選びです。ここからは、フェンス設置における注意点について詳しく解説していきます。
フェンスを設置するときは、フェンスの高さに注意しなければいけません。なぜなら、フェンスの高さによっては、圧迫感が出てしまう可能性があるからです。また、価格が高くなる可能性や、風の影響を受けやすくなるので高さは大切な要素になります。
そのため、目的に合わせた適切な高さを選択しなければいけません。では、適切な高さとは、どれくらいの高さになるのでしょう?ポイントは次の3つです。
どの部分を隠したいのか?どこからの目線を隠すのか?この2つを明確にすることで、適切な高さが見えてきます。この時、大切になるのが実際に高さを測ることです。
実際の高さが分かれば、同じ高さの物を設置場所にセットすることでフェンス設置後のイメージが浮かびやすくなります。まずは、目隠ししたい部分と、どこからの目線を隠すのかを考えることから始めましょう。
フェンス設置においては、依頼する業者選びも重要になります。この時、大切になるのが施工実績の多さです。施工実績が多い業者はさまざまな状況でのフェンス設置を経験しています。
そのため、状況に応じて柔軟な対応ができる可能性が高くなるのです。フェンス設置と一括りにしても、設置状況や、顧客が求めるものにはさまざまなものが存在します。
施工実績が豊富な業者に依頼すれば、これまでの経験とノウハウを活かして柔軟に対応してもらえるのがメリットです。さらに、要望や予算に応じた、適切な工事プランの提案を受けられる可能性も高まります。
素人では分からない、細やかな部分を考慮した提案を受けられるのは、おしゃれなフェンス設置に欠かすことはできません。フェンス設置の依頼は、施工実績が豊富な業者に依頼しましょう。なお、施工実績は業者のホームページで確認することができます
今回は、エクステリア工事のプロが選ぶ、おしゃれなフェンス5つをご紹介してきました。フェンス選びは、おしゃれな外構に欠かすことができません。だからこそ、機能性はもちろん、デザイン性も重要になるのです。
また、フェンスを選ぶときは設置目的を明確にしておかなければいけません。目的を明確にできていない状態でフェンスを選ぶと、機能面に不満を感じて後悔してしまうこともあるからです。後悔しないフェンス選びのためにも、目的に合わせたフェンスを選びましょう。
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株式会社ZOUSは、「Outside & Life Style 自分の庭を遊び尽くす!」をモットーに、海外のようなお庭で、外の目を気にせずプライベートが楽しめる空間デザインを得意としています。これまで数々のエクステリアを手掛けてきた知識と経験の豊富なスタッフが多数在籍しています。
コストパフォーマンスと高品質を大切にし、厳選した良質な資材を直輸入。遠目で分かるオリジナルデザインと近目で分かる施工のこだわりで、あなたの理想のエクステリアを叶えます。
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