おしゃれなウッドデッキを設置したいと考える方は多いですが、ウッドデッキをおしゃれにするコツについては、あまり知られていません。ウッドデッキは、設置すると庭をおしゃれにできるだけでなく、庭で過ごす時間を快適で楽しいものにしてくれる設備です。しかし、コツを理解したうえで設置すれば、さらにワンランク上のおしゃれな外構・エクステリアを目指せます。
今回は、ウッドデッキをおしゃれにするコツについて詳しく解説していきます。また、ウッドデッキを実用的にするコツ、設置費用と失敗しないためのポイント、おしゃれでかっこいいウッドデッキの施工事例についても紹介します。ワンランク上のおしゃれなウッドデッキの設置を目指したい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ウッドデッキとは、木製や合成木材を使用して作られた、室内から庭へと続く床のことです。室内を広く見せる効果があり、ウッドデッキを設置することで、庭でできることの幅が広がるのも特徴です。
たとえば、次のような活用方法があります。
ウッドデッキの活用方法は、人それぞれです。しかし、設置すると庭で過ごす時間がより豊かになる点は共通しています。ウッドデッキを設置することで、庭でできることが増えるので、庭での時間を楽しみたい方は設置を検討してみる価値があるでしょう。
せっかく、ウッドデッキを設置するのであれば、おしゃれなウッドデッキにしたいと考える方は多いでしょう。しかし、ウッドデッキをおしゃれにする方法はあまり知られていません。まずは、ウッドデッキをおしゃにする5つのコツについて、詳しく確認していきましょう。
最初にご紹介するウッドデッキをおしゃれにするコツが、色調を統一することです。ウッドデッキは基本的にリビングと繋がっているので、リビングのフローリングとウッドデッキの色調を揃えると、一体感があっておしゃれな雰囲気に仕上がります。
一体感を持たせると、おしゃれなだけでなく、空間全体を広く見せる効果があります。空間全体が広く見えると、外構・エクステリアにも開放感が生まれます。
もちろん、ウッドデッキは外で使用するので、フローリングと同じ素材を使うことはできません。そのため、ウッドデッキの色を決めるときは、サンプルを見せてもらったうえで、フローリングと一体感を持たせられる色を選択するようにしましょう。
ウッドデッキを庭木と組み合わせると、おしゃれな雰囲気を演出できるうえに、目隠しにもなります。ウッドデッキを設置すると、庭がおしゃれになり機能性が高まる一方で、人の視線が気になるという方も少なくありません。
そのため、ウッドデッキに目隠しフェンスを設置することがあります。しかし、目隠しフェンスを設置すると、せっかくの開放感がなくなる可能性も高まります。
そこで、選択肢の1つになるのが庭木です。ウッドデッキの近くに庭木を設置すれば、目隠しフェンスがなくても人の視線を遮れます。
また、ウッドデッキの木材との相性もよく、おしゃれな印象をプラスできるでしょう。なお、庭木で目隠しする場合は、1年中枯れない常緑樹がおすすめです。
ウッドデッキをおしゃれにする際、おしゃれなアイテムをプラスするのもコツです。中でも、ガーデンファニチャーや照明を設置すると効果的でしょう。
ガーデンファニチャーとは、屋外で使用する家具のことです。ウッドデッキに設置する代表的なガーデンファニチャーには、ガーデンテーブルやガーデンチェア、ガーデンソファなどがあります。ガーデンファニチャーはデザインがおしゃれなうえに、過ごしやすい環境を作ることができるので、ウッドデッキをおしゃれにしたいときに欠かせないアイテムです。
また、照明を設置すると夜でも過ごしやすくなるうえに、昼と違う印象を持たせることができます。照明を効果的に使用して、おしゃれな空間を演出しましょう。
ウッドデッキをおしゃれに演出するうえで、適切なサイズを選択することも重要なコツです。反対に、庭に合っていないサイズのウッドデッキを設置してしまうと、おしゃれに見えないので注意しましょう。
たとえば、家が大きいのにウッドデッキが小さいと、ウッドデッキだけが浮いて見えるので、ちぐはぐな印象を与えてしまいます。そのため、全体に合わせたサイズ選択が重要だといえます。
中には、大は小を兼ねるという考えから、大きなサイズを選択する方もいます。しかし、庭に対してウッドデッキが大きすぎると、動線が狭くなったり、圧迫感を与えたりする要因になるので注意してください。
サイズを決めるときは、家や庭全体とのバランスに合わせた選択が大切です。ウッドデッキをおしゃれな場所にするため、適切なサイズ選択を心がけてください。
おしゃれな空間を作るには、ある程度の開放感が大切ですが、ウッドデッキの設置でも同じです。そのため、ウッドデッキをおしゃれにするためには、圧迫感を持たせずに開放感を維持することが重要となります。
しかし、庭が狭い場合はウッドデッキを設置することで圧迫感がでてしまう可能性があります。このような場合は、低めのウッドデッキを設置するのも方法です。
低めのウッドデッキであれば、地面との一体感が生まれ、圧迫感が出にくくなります。さらに、低いウッドデッキはコストカットの効果があるうえに、目隠しを設置するときも高さが必要ないので、費用を抑えられる点も嬉しいポイントでしょう。
せっかくウッドデッキを設置するのであれば、おしゃれなだけでなく、実用性が高いものがよいでしょう。ここからは、ウッドデッキの実用性を高めるためのポイントについて、詳しく解説していきます。
ウッドデッキの実用性を高める際、設置場所は重要な要素になります。ウッドデッキは、リビングと繋げることが多いですが、リビングと繋げる形でしか設置できないわけではありません。ウッドデッキ単体で設置も可能なので、家から離れた場所に設置して、庭に非日常的な空間を作ることもできます。
さらに、ガーデニングが趣味であれば、庭の真ん中にウッドデッキを設置することで、作業中の休憩スペースにできます。他にも、玄関アプローチに設置すれば、庭を眺めながらくつろげるスペースとして活用もできるでしょう。このように、ウッドデッキは設置場所によって実用性を高められるので、庭でどのように過ごしたいのかを考えながら設置場所を決めるようにしましょう。
ウッドデッキの実用性を高めるためには、機能性についても考えておく必要があります。機能性を考えていなかったことで、設置を後悔してしまうケースもあるので注意してください。ここからは、ウッドデッキの機能性を高める方法を解説していきます。
オーニングやシェードを設置すると、強すぎる日差しを遮ることができ、ウッドデッキの機能性を高められます。また、オーニングやシェードで日差しを遮ると、室内に直射日光が入るのを防ぎ、室内温度の上昇も抑えられます。そのため、空調費用を節約できる点も見逃せないポイントです。
ガーデンファニチャーを設置すると、ウッドデッキの機能性が高まります。特に、ガーデンテーブルやガーデンチェア設置すると、ウッドデッキで食事やお茶を楽しめる環境が整うのでおすすめです。おしゃれなガーデンファニチャーを設置して、デザイン性と機能性を高めていきましょう。
ウッドデッキでバーベキューを楽しむときに便利なバーベキューセットですが、収納場所に頭を悩ませている方も少なくありません。そこで役立つのが、ガーデン用の収納家具です。普段はチェアーとして使用できる収納ボックスもあり、ウッドデッキ上でバーベキューセットをおしゃれに収納できます。
もちろん、さまざまなサイズが展開されているので、収納物に合わせた選択が可能です。ウッドデッキ上にガーデン用の収納スペースを作ることで、ウッドデッキの実用性を高めていきましょう。
ウッドデッキの実用性を高めるには、素材選びも欠かせません。なぜなら、素材によってメンテナンスの頻度や耐久性に違いがあるからです。そこで、ここからはウッドデッキの素材について、詳しく見ていきましょう。
ウッドデッキの素材には天然木と人工木があり、それぞれに特徴があります。天然木は名前の通り天然の木のことで、人工木はプラスチック素材と木粉を混ぜ合わせて作られた人工的な木材のことです。
なお、天然木は加工がしやすいソフトウッドと強度が高いハードウッドがあり、こちらも特徴やメリット・デメリットに違いがあります。使用目的や、ウッドデッキに求めるものによって適した素材が違うので、特徴だけでなくメリット・デメリットを理解したうえで選択するようにしましょう。
素材 | メリット | デメリット |
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天然木(ソフトウッド) |
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天然木(ハードウッド) |
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人工木 |
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ウッドデッキの素材選びで悩む方は多いですが、それほど難しく考えずに好みで選ぶことも大切です。たとえば、ナチュラルな素材が好きで、メンテナンスや経年劣化していく様子を楽しめる場合は、天然木を選ぶと満足度は高まります。
その一方、ウッドデッキに丈夫さを求める方や、メンテナンスに手間と時間をかけたくない方は、人工木を選択するといいでしょう。状況や好みに合わせた素材を選択することで、ウッドデッキの実用性を高めていきましょう。
失敗しないための注意点を知っておくことも、おしゃれなウッドデッキを設置するときは大切です。ここからは、おしゃれなウッドデッキ設置で失敗しないための注意点として、次の2つについて詳しく解説していきます。
どちらも、ウッドデッキ設置で失敗しないための重要なポイントなので、失敗する要因をなくすためにも理解を深めておきましょう。
ウッドデッキを長く使い続けていくためには、メンテナンスが大切です。特に、天然木のウッドデッキはメンテナンスを怠ると、ウッドデッキの寿命が縮まるだけでなく、シロアリ被害が家に拡がる可能性もあるので注意しましょう。
ウッドデッキを設置する際、メンテナンスについて考えていない方も多いです。設置してからメンテナンスの必要性が分かり、失敗したと後悔するケースもあるので、メンテナンスについては施工前から考えておきましょう。
定期的なメンテナンスを続けていく自信がない場合は、人工木を使用するのも手段の1つです。人工木は天然木と比較すると、圧倒的にメンテナンスにかかる手間と時間を節約できます。ウッドデッキ設置を失敗しないためにも、素材はメンテナンス性を考慮したうえで、適切なものを選びましょう。
ウッドデッキには、手すりや屋根などのオプションがあります。せっかくウッドデッキを設置するのだからと、深く考えずにオプションを追加する方も多いです。しかし、安易にオプションを付けたことで、失敗したと感じている方もいるので注意しなければいけません。
なお、オプション費用の目安となる相場は次のようになります。
上記の費用相場を見ても分かる通り、オプションを付けると費用が大きく膨らみます。そのため、ウッドデッキ設置で失敗しないためには、使用シーンを想定し、必要なものだけを選択することが大切です。
おしゃれなウッドデッキ設置の目安となる単価は、1㎡あたり約1万8,000円から約3万5,000円です。価格帯が広いのは、素材によってウッドデッキの価格が変わることが関係しています。以下のように、同じ広さのウッドデッキでも、素材が変わると費用相場も変わるので覚えておきましょう。
しかし、これはあくまで目安であり、ウッドデッキ設置の費用は、素材以外にも設置する広さや設置場所の状況によって変わるので、明確な答えはありません。そのため、ご自身の希望に合わせた予算を組んで考えることが大切です。あらかじめ予算を決めたうえで業者に相談もできるので、予算が限られている場合は、業者に相談することから始めてみましょう。
ここからは、おしゃれでかっこいいウッドデッキの施工事例を確認していきます。今回ご紹介する施工事例をご覧いただくと、ウッドデッキの色調が外構・エクステリアの印象に大きな影響を与えることが分かるでしょう。
彩度の高い明るめのブラウンを選択することで、全体の雰囲気が明るくなり、にぎやかな雰囲気を演出しています。また、効果的な照明によって、夜でもウッドデッキでの時間を楽しむことが可能です。
アメリカンな洋風住宅を彷彿とさせる外構に合うウッドデッキを設置することで、統一感を持たせておしゃれな雰囲気を演出しながら、機能性も高めています。今回の施工事例は、こちらのページで詳しくご覧いただけますので、気になる方はぜひチェックしてください。
ウッドデッキをおしゃれにするコツをあらためてまとめると、以下のようになります。
中でも、サイズ選択は重要になります。なぜなら、サイズ選択を間違えてしまうと、ウッドデッキがおしゃれに見えなくなるからです。
家や庭に対してウッドデッキが大きすぎたり小さすぎたりすると、全体を見たときにちぐはぐは印象を与えてしまいます。そのため、ウッドデッキのサイズを選ぶ際は、家や庭の広さに合わせた選択を心がけるようにしましょう。
また、ウッドデッキを設置するときは、設置目的に合わせた設置場所や素材を選んで、実用性を高めることも重要です。設置場所や素材について分からないことがあったら、業者に相談してみましょう。
顧客目線を大切にしている業者に依頼できれば、おしゃれなウッドデッキ設置のためのアドバイスを受けられます。おしゃれなウッドデッキを実現するためにも、信頼できる業者への依頼を目指しましょう。
千葉で外構に関するお悩みがある方は、当社「ZOUS(ゾウズ)」までお気軽にご相談ください。
「Outside & Life Style 自分の庭を遊び尽くす!」をモットーに、海外のようなお庭で、外の目を気にせずプライベートが楽しめる空間デザインを得意としています。これまで数々のエクステリアを手掛けてきた知識と経験の豊富なスタッフが多数在籍しています。
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