【2024年版】外構工事に使える補助金について分かりやすく解説

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【2024年版】外構工事に使える補助金について分かりやすく解説

【2024年版】外構工事に使える補助金について分かりやすく解説

「外構工事の補助金ってどのように利用できるの?」「外構工事に使える補助金ってあるの?」こんな疑問をお持ちではありませんか。お住まいの外構工事をおこなう際、費用は重要な検討事項です。しかし、補助金を上手く活用することで、予算を大幅に削減することが可能です。

この記事では、2024年版の外構工事に使える補助金について分かりやすく解説し、申請手続きや、具体的な補助金の種類まで詳しくご紹介します。また、補助金を活用する際の注意点も解説しているため、申請前に必ずチェックすることをおすすめします。これから外構工事を検討されている方や計画中の方は、ぜひこの情報を参考にしてください。

外構工事における補助金の概要と利用するメリット

外構工事における補助金の概要と利用するメリット

外構工事に関連する補助金は、住宅のバリアフリー化や安全対策、環境改善を目的として国や自治体から提供されます。この補助金を活用することで、外構工事の予算を抑えつつ施工することが可能です。

補助金を利用することは、家庭の経済的負担を軽減し、庭の新設やリフォームを気軽におこなうサポートになります。結果として、町の美観に配慮したバリアフリーの外構を予算内で実現できます。

外構工事の補助金申請の流れ

外構工事の補助金申請の流れ

この章では、外構工事における補助金の受け取り方について説明します。各自治体が提供する補助金を受け取るためには、細かな規定や条件を満たす必要があります。

適切な手続きをとらずに申請すると、受理されても補助金が支給されない場合があるので注意が必要です。コストを抑えた外構工事を実現するためにも、補助金申請の適切な流れを理解しましょう。

Step1:自治体に問い合わせる

外構工事の補助金を受け取るためには、まず自治体に問い合わせましょう。補助金の対象者や対象内容・申請時期は自治体によって異なります。

そのため、具体的な情報を得るためには自治体のウェブサイトを確認するか、直接窓口に問い合わせることが必要です。担当部署や連絡先を把握し、補助金に関する詳細情報を入手しましょう。

確認内容

  •  ●申請条件・対象内容
  •  ●必要書
  •  ●申請時期・交付時期
  •  ●補助金額

この時に、目的とする外構工事が補助金の対象内容と一致しているか、また申請可能な期間を確認しておきしましょう。

Step2:外構業者に相談・見積依頼

外構工事の補助金申請を決めたら、次は信頼できる外構業者を見つけることが大切です。工事の詳細や庭の理想についてしっかり話し合い、見積もりを取ってください。補助金の条件や申請プロセスに詳しい業者を選ぶことで、申請や工事がスムーズに進みます。

適切な業者選びは、補助金をしっかり活用してコストパフォーマンスの良い外構工事を実現するためのカギです。業者と上手くコミュニケーションを取りながら、見積もりを出してもらいましょう。経験豊かな業者を選択することで、手続きがスムーズになります。

Step3:申請書を提出

次は、申請書類を準備して提出する段階に移ります。申請書には、工事の内容や予算などの詳細情報の記入が必要です。

主な必要書類の例

  • ●応募用紙
  • ●見積書

補助金を受け取る過程では、必要書類の準備と提出期限の確認が非常に重要です。手続きに誤りがないよう、期日に間に合うよう、細心の注意を払って進めましょう。

Step4:交付決定後に契約・着工

外構工事の補助金申請後は、交付決定を待ってから契約や工事に進むことが重要です。補助金の交付は保証されていないため、交付が決定するまでは工事を開始しないようにしましょう。

また、申請前や交付前に工事を開始してしまうと、補助金を受け取れないリスクがあります。交付決定後に外構業者と正式に契約し、申請通りに工事を進めることで補助金を受給できます。

この際、申請書通りの工事を行うことが必須です。申請書と異なる内容の工事を行った場合、補助金の受給資格を失う可能性があるので注意が必要です。

Step5:工事完了後に報告書を提出し補助金を受け取る

外構工事が完了した後、自治体へ報告書の提出が必要です。この報告書がないと、補助金や助成金を受け取ることはできません。

主な完了報告書の例

  • ●請求書や領収書、契約書のコピー
  • ●工事の進行過程や完了写真

※自治体や補助金の内容によって提出書類は異なるため、詳細は各自治体にお問い合わせください。

提出された報告書は、補助金の支給条件に適合しているかどうか、そして申請書通りに工事が行われているかを確認されます。また、自治体によっては報告書の提出後に、現地での確認調査をおこなうこともあります。

【2024年版】外構工事で使える補助金5選

【2024年版】外構工事で使える補助金5選

外構工事に活用できる補助金は、各自治体によって異なります。この記事では、外構工事に役立つ補助金を5つご紹介し、それぞれの内容について紹介します。これらの補助金を上手く利用することで、外構工事のコストを抑えることが可能です。

ブロック塀改修の補助金

ブロック塀の改修にかかる外構工事費用の一部を補助する制度があります。地震などの災害に備えてブロック塀の改修を行う際に利用できるこの補助金は、安全性を高めると同時に景観の改善にも寄与します。

福岡市のブロック塀等除却費補助事業

<対象となるブロック塀等>

  1. 高さが2.2mを超えるコンクリートブロック塀
  2. 高さが1.2mを超えるコンクリートブロック塀で、控え壁が有効に設けられていないもの
  3. 概ね高さ1m以上のブロック塀で、調査により著しいひび割れ又は傾きが認められ、特に危険な状態にあるもの
  4. なお、ブロック塀等とは、コンクリートブロック造、石造、れんが造その他組積造による塀(フェンスなどとの混用の場合も含む)です。

<補助内容>

除却するブロック塀等の長さに5,000円を乗じた額と、除却に要する費用(見積もり)の2分の1に相当する額を比較し、どちらか低い額を助成します。ただし、1件あたり15万円が上限となります。

出典:福岡市

生垣設置の補助

生垣の設置にかかる外構工事費用の一部を補助する制度があります。この補助金は、生垣の設置に利用でき、自然と調和した外観を実現することが可能です。緑豊かで住みやすく安全な都市環境及び景観づくりを推進するための支援を目的とした制度です。

生け垣作り補助金制度

<対象>

  • ●市内に居住し、住宅敷地の周囲に新たに生け垣を作る場合
  • ●市内に事業所、店舗、貸家等を所有し、その敷地の周囲のブロック塀等を撤去後これにかえて生け垣を作る場合

<補助額>

【道路との境界に接しているもの】

  • ●生け垣作りに要した経費、又は別に定める標準工事費のいずれか低い額の3分の2(10万円を限度)
  • ●3分の2に該当する金額に千円未満の端数があるときは、切り捨てた額

【隣地との境界に接しているもの】

  • ●生け垣作りに要した経費、又は別に定める標準工事費のいずれか低い額の3分の1(5万円を限度)
  • ●3分の1に相当する金額に千円未満の端数があるときは、切り捨てた額

出典:富士市

介護用リフォーム・バリアフリーの補助金

介護が必要な方や障害をお持ちの家族のために、バリアフリー化のための外構リフォームをする際に利用できる補助金制度があります。この制度を活用することで、安全かつ快適なバリアフリーの生活空間を整えることができます。

介護保険における住宅改修(介護保険制度)

<対象>

  • ●手すりの取り付け
  • ●段差の解消(スロープ工事)

<助成額>

定額18万円

<申請条件>

  • ●要支援・要介護者
  • ●実際に居住している住宅の改修工事

参考:厚生労働省

その他の多くの市区町村でも、介護やバリアフリー化のための外構工事補助金の制度があります。お住まいの地域でどんな補助制度があるか、地域の役所などで確認してみてください。

ウッドデッキ・木製塀の補助金

ウッドデッキや木製塀の設置にかかる費用の一部を補助する制度があります。この補助金は、地球温暖化防止、美しい街並みの景観、安全な通学路の確保、災害復興、防音対策など生活環境の改善のために設けられました。温かみのある空間を作り出し、快適な庭にするために、検討をおすすめします。

外構部等の木質化対策支援事業

<対象>

  • ●ウッドデッキ
  • ●塀(木製)

<助成額>

  • ●塀:上限220万円
  • ●ウッドデッキ:上限150万円

<条件>

使用する木材はすべて、クリーンウッド法に基づき合法性が確認された合法伐採木材を使用する。

参考:外構部等の木質化対策支援事業

雨水タンクの補助金

雨水タンクへの補助金は、環境保全と資源の節約に大きく貢献します。雨水タンクを利用することで、集めた雨水を庭の水やりや掃除用水として活用できます。

これにより、水道水の消費を抑え、経済的な節約につながるでしょう。多くの自治体では、このようなエコロジーな取り組みをサポートするために、雨水タンク設置のための補助金を提供しています。

千葉市の雨水貯留槽・浸透ますの補助金額

<補助額>

  • ●容量100L以上200L未満:1基あたり18,000円
  • ●容量200L以上:1基あたり25,000円

出典:千葉市

補助金を活用する際に注意するポイント6つ

補助金を活用する際に注意するポイント6つ

この章では、外構工事に関する補助金を活用する際に注意すべき6つのポイントを紹介します。補助金の利用に際しては、いくつかの注意点を怠ると、受給できなくなるリスクに直面することがあります。

それは申請の適切なタイミングを見逃したり、補助金が受け取れない状況になったりする可能性があるためです。最新の情報をチェックし、自治体が定めるルールや条件を正確に把握することで、補助金を確実に受け取るための準備が整います。

申請時期・給付時期を確認しておく

外構工事の補助金申請には締め切りが設けられており、期限を過ぎてしまうと申請できなくなります。また、補助金の申請締め切りだけでなく、給付される時期の確認も必要です。給付時期によっては、計画していた工事のスケジュールに影響が出たり、予算計画が狂ってしまったりすることもあります。

補助金を有効活用するためには、これらの期限を事前に正確に把握し、適切なタイミングで申請を行うことが欠かせません。計画的に行動し、余裕を持ったスケジュール管理を心がけましょう。

各自治体で利用条件や申請時期が異なる

外構工事の補助金は、自治体ごとに補助金の利用条件や申請のタイミングが異なります。条件や申請期間をきちんと把握しておかないと、申請する機会を見逃してしまうかもしれません。

補助金を上手に活用するには、それぞれの自治体の条件を事前にしっかりと確認することが不可欠です。自治体の公式ウェブサイトなどで最新の情報を入手するようにしましょう。

交付決定前に着工すると補助金を受け取れない

外構工事で補助金を受け取るためには、補助金の交付決定が出てからでないと工事を開始してはいけません。交付決定が出る前に工事を始めてしまうと、補助金を受け取れないリスクがあります。この点に注意しないと、予算計画に影響が出る可能性があります。

したがって、補助金の申請と交付決定のプロセスを慎重に進め、交付決定を確認した後で工事業者と契約し、工事を開始することが大切です。これにより、補助金を有効に活用し、計画通りの予算で外構工事を行うことができます。

補助金は必ず交付されるわけではない

外構工事の補助金は、申請すれば必ずもらえるわけではありません。補助金を受け取るためには、申請書類を正確に記入し、必要な書類をすべて申請時期に提出することが求められます。

しかし、申請しても予算の制限や特定の条件によって交付されない場合があります。補助金の交付を受けるためには、事前の情報収集と計画的な申請、そして可能な限りの準備が重要です。これにより、成功の確率を高めることができます。

最新の情報をチェックする

外構工事に関する補助金の内容は自治体によって異なり、毎年情報が更新されることが多いです。そのため、最新の情報を得るためには、自治体のウェブサイトや窓口で直接確認することが大切です。

古い情報に基づいて計画を立てると、申請期間が既に終了している可能性があるため注意してください。常に最新の情報をチェックし、正確な情報に基づいた計画を立てることが重要です。

予算と件数の枠を確認する

外構工事の補助金は各自治体で予算に上限があるため、多くの申請者がいるとすぐに上限に達してしまいます。その場合、申請期間内であっても、申請できない可能性があります。そのため、補助金の詳細を早めに確認し、申請を決めたら、予算枠が埋まる前に速やかに手続きを進めることが大切です。

まとめ

自治体ごとにさまざまな補助金があるので、ホームページで確認し、分からない場合は自治体に問い合わせてみましょう。

外構工事における補助金の活用は、庭のリフォームを計画している家庭にとって大きな助けとなります。情報は更新されるため、最新情報を確認し、どの補助金を利用できるか、申請方法や申請時期を調べて上手に活用してください。

また、補助金は必ず交付されるわけではないため、注意が必要です。まずは、実施したいリフォーム工事に対して補助金があるかどうかを確認することから始めてください。自治体ごとにさまざまな補助金があるので、ホームページなどで確認し、分からない場合は自治体に問い合わせてみましょう

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