外構工事費100万円でどこまでできる?費用を抑えるポイントとは?

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外構工事費100万円でどこまでできる?費用を抑えるポイントとは?

外構工事費100万円でどこまでできる?費用を抑えるポイントとは?

「庭をおしゃれにしたい」「庭の機能性を高めたい」「庭で過ごす時間を快適にしたい」、このような考えを実現するために、必要になるのが外構工事です。しかし、外構工事を実施したいけれど、実際に行動に移せない方は少なくありません。その大きな理由となるのが、費用に対する不安です。

中には、ある程度の予算が貯まってから外構工事を実施しようと考える方も多いです。しかし、それほど大きな費用をかけなくても、外構工事によって機能性を高めたり、おしゃれな庭にしたりすることは可能です。今回は、外構工事費100万円でできることと、費用を抑えるポイントについて詳しく解説していきます。

本記事を読むと、外構工事を100万円で実施するときに大切になる基礎知識と、予算内に抑えるポイント、優先するべき場所と後回しにできる場所が分かります。外構工事の費用を100万円以内に抑えたい方は、ぜひ、ご一読ください。

そもそも「外構工事」とは?

そもそも「外構工事」とは?

外構とは、敷地内にある建物の外側にある構造物のことで、代表的なものではブロック塀やフェンスが存在します。そのような外構を設置するために行う工事が、外構工事です。

中には、エクステリアと外構を混同されている方もいますが、エクステリアは外の空間全体のことを指しているので外構とは違います。エクステリアは空間全体のことを指し、外構は敷地内に設置する構造物のことだと覚えておくと、2つの違いが理解できるでしょう。

外構は、敷地内に設置する構造物なので、さまざまな物が存在します。ガレージやカーポートだけでなく、門やアプローチ、過ごしやすい環境を整備するための舗装も外構です。

外構工事と一括りにしても、施行範囲や工事内容には大きな違いがあります。そのため100万円で外構工事を実施するためには、工事内容について理解しておくことが大切になるのです。

100万円で外構工事を実施する前に知っておきたいこと

100万円で外構工事を実施する前に知っておきたいこと

外構工事は、100万円の費用でも実施可能です。ただし、そのためには知っておかなければいけないことがあります。ここでは、100万円で外構工事を実施するために必要な基礎知識について、詳しく解説していきます。

一般的に知られている外構工事費用相場

外構工事の費用相場を把握するのは簡単ではありません。なぜなら、敷地の広さや状況、目指す外構・エクステリアスタイルによって、費用に大きな違いがあるからです。

ただし、一般的に知られている費用相場は存在します。それが、建物価格の1割というものです。

建物価格の1割と聞くと、100万円では外構工事はできないと考えられる方もいるかもしれません。しかし、外構・エクステリアに求めるものには個人差があるため、建物価格の1割というのは、あくまで目安の1つにすぎないのです。外構工事と一括りにしても、工事内容や工事面積によって費用は大きく変わるので、建物価格の1割という基準は、それほど気にする必要はありません。

外構工事費用を決める3つの要素

外構工事費用は、目指す外構スタイル、施工面積、工事内容という3つの要素によって決まります。ここでは、3つの要素それぞれの詳細について、詳しく解説していきます。

目指す外構スタイル

外構は、次の3つのスタイルに分けることができます。

  • ・クローズド外構
  • ・オープン外構
  • ・セミクローズド外構

クローズド外構とは、敷地をフェンスや塀などで囲う外構スタイルです。設置物が増えるので、費用が高くなる一方、プライバシーを守れるのがメリットになります。

オープン外構とは、クローズド外構と違い、敷地と道路の仕切りが存在しない外構スタイルのことです。境界となる構造物を設置しないので、クローズド外構と比較すると工事費用が安くなります。オープン外構は、開放感を演出できる一方で、プライバシーや防犯面で不安が残る点がデメリットです。

セミクローズド外構は、クローズド外構とオープン外構の間に位置する外構スタイルです。敷地全体を囲うのではなく、部分的に仕切りをつくることで、クローズド外構とオープン外構それぞれのメリットを活かせます。

目指す外構スタイルによって必要な工事も変わるので、外構スタイルが工事費用に与える影響は小さくありません。そのため、費用を抑えたい場合は外構スタイルも大切な要素になります。

施工面積

施工面積も、費用を決める重要な要素です。外構工事の中には、1㎡あたりの単価や1mあたりの単価が決まっているものがあり、単価に施工面積をかけることで、費用を算出できます。

工事内容

外構工事と一括りにしても、工事内容は多岐にわたります。たとえば、フェンス設置工事とブロック塀の設置工事は、どちらも敷地を囲む工事ですが、1㎡あたりの単価に違いがあります。

つまり、実施する外構工事によって、外構工事費用が大きく変わるということです。そのため、外構工事費用を抑えるためには、工事内容を厳選することも大切になります。

ポイントを押さえれば100万円でも外構工事はできる

外構工事費用は、目指す外構スタイル、施工面積、工事内容の3つの要素で決まることを解説してきました。外構工事費用を抑えるためには、3つの要素を理解したうえでの選択が重要になります。

中でも、工事内容は重要なポイントになります。なぜなら、予算が限られているときは実施する工事を厳選することが重要になるからです。

100万円でも外構工事は可能ですが、予算内に抑えるためには、ポイントを押さえた工事を実施する必要があることを覚えておきましょう。なお、具体的なポイントについては次の見出しで詳しく解説していきます。

外構工事費用を100万円以内に抑えるポイント

外構工事費用を100万円以内に抑えるポイント

ここまで読んで、「ひょっとしたら100万円では期待しているような外構工事はできないかもしれない」と感じた方もいるかもしれません。しかし、100万円という予算内でも、効果が高い外構工事は可能です。ただし、そのためには知っておかなければいかないポイントが2つあります。ここからは、2つのポイントについて詳しく解説していきます。

余計な工事はしない

外構工事費用を100万円以内に抑えるには、余計な工事をしないことが重要です。余計な工事をしないと聞くと、当たり前に感じるかもしれません。しかし、実際に外構工事を始めると、どの工事も必要なものに思えてきて、結果的に施工場所が増えることが多いです。

そのため、本当に必要な工事を見極めておく必要があります。この時のポイントが「今すぐに必要な工事」と「今すぐには必要ない工事」を分けることです。対象となる外構工事が「今すぐに必要な工事」なのかを考えることで、余計な工事を実施しない状況を作っておきましょう。

優先順位を明確にする

外構工事を100万円以内に抑えるには、優先順位を明確にすることも重要です。しかし、どのような基準で優先順位を付ければいいのか分からないという方も多いでしょう。そこでポイントになるのが、「最低限必要な工事」と「生活を便利にする工事」を分けることです。

予算に限りがある以上、優先すべき工事は「最低限必要な工事」になるので、自然と優先順位は高くなります。優先順位を付けることで、必要な工事が見えてくるだけでなく、予算を組みやすくなるので、依頼前には外構工事の優先順位を明確にしておきましょう。

100万円以内の外構工事で優先するべき場所とは

100万円以内の外構工事で優先するべき場所とは

ここからは、外構工事費用を100万円以内に抑える際、特に優先するべき場所を3つ厳選してご紹介します。

玄関アプローチ

外構工事を100万円以内に抑える際、まず優先させたい場所が玄関アプローチです。玄関アプローチは、外構工事の中でも必要不可欠な場所といえます。なぜなら、玄関アプローチを作ることで、きれいな状態を維持できる環境を整えられるからです。

もし、玄関アプローチがなければ、泥が付いた靴のままで家に入ることになります。そうなると、玄関が汚れてしまうので日々の掃除や手入れが大変です。

また、玄関アプローチは家の印象を左右する大切な部分でもあります。さらに、来客が必ず通る場所なので、外構工事の中でも優先順位は高いといえます。

玄関アプローチの外構工事で目安となる費用相場は、約20万円です。もちろん、アプローチの距離や使用する素材によって費用は変わります。そのため、状況に応じて距離と素材を選ぶことも大切です。

ブロック塀・フェンスの設置

ブロック塀やフェンス設置も100万円以内の外構工事では優先するべき場所になります。なぜなら、隣家との境界線を曖昧にしておくと、越境トラブルに発展する可能性があるからです。トラブルを防ぐ意味でも、重要な工事なので優先度は高くなります。

ただし、ブロック塀やフェンスの設置工事は、外構工事の中でも最も費用がかかる工事に分類されるので、長さや素材を選ぶときは慎重に判断しなければいけません。また、ブロック塀もフェンスも、設置には基礎工事が必要なので、そちらの費用も考慮しておく必要があります。

なお、ブロックとフェンスの設置において、目安となる費用相場は1mあたり約2万円程度です。この単価で考えると、10mの設置で20万円程度かかります。

駐車場

100万円を予算に外構工事をする場合、駐車場の舗装工事も優先度が高くなります。駐車場の舗装工事で、最も使用されている素材がコンクリートです。駐車場の舗装をコンクリートにすると、雨が降っても泥汚れを気にする必要がなくなります。

駐車場が土の状態だと、雨が降るたびに泥撥ねで車が汚れて洗車回数が増え、余計な手間と時間がかかります。また、駐車場が土の状態だと靴が汚れ、玄関も汚れてしまいます。靴や玄関を掃除したり手入れしたりする手間を考えると、駐車場工事の優先度が高い理由が分かるはずです。

なお、コンクリート舗装の目安となる費用相場は、1㎡あたり約1万円から1万3,000円です。駐車場1台分がおおよそ15㎡なので、1台分の駐車場は約15万円から20万円になります。

100万円の外構工事では後回しにしやすい場所とは

100万円の外構工事では後回しにしやすい場所とは

100万円以内で外構工事を実施するときは、今すぐ必要ではない工事を後回しにすることも大切です。ここからは、100万円予算の場合は後回しにしてもよい工事について、詳しく解説していきます。

予算が100万円と限られている場合は、庭の工事を後回しにすることを検討しましょう。庭の外構工事は、過ごしやすい環境を作るためには必要ですが、工事をしなくても暮らしで困ることは少ないです。

また、お庭の外構工事を後回しにし、実際に生活をしていく中で、庭に必要なものが見えてくることがあります。後回しにすることで、将来的によりよい庭が実現できる可能性が高まるとも考えられます。

ウッドデッキ

100万円以内で外構工事をするなら、ウッドデッキは後回しにしてもよいでしょう。ウッドデッキを設置すれば、バーベキューやDIY作業場、お子様が庭で遊ぶのを見守るための場所として活用できます。

しかし、これらはあれば便利ですが、なくても生活に支障が出るわけではありません。そのため、後回しにしても大きな問題になることはないでしょう。

なお、ウッドデッキを設置するときは、設置場所も重要な要素になります。なぜなら、どこに設置するのかによって、使い勝手や環境が変わるからです。

場所によっては屋根が必要になるケースもあります。ウッドデッキを設置した方の中には、設置してから屋根の必要性が分かったというケースもあるので、お庭の状況を把握することが重要です。

設置工事を後回しにすると、お庭の環境や状況を把握できる時間を持つことができます。ウッドデッキの設置を検討している方は、後回しにすることで時間を味方につけ、後悔しないベストな設置場所を探しましょう。

カーポート

雨風から車を守ってくれるカーポートですが、なくても生活に困ることはありません。そのため、100万円以内で外構工事を行う際は、カーポートの設置工事も後回しにしやすいといえます。

中には、比較的安いカーポートを設置することで、一時的に対応しようと考える方もいますが、長い目で見れば費用対効果が高いとはいえません。なぜなら、カーポートの本体価格は基本的に機能と比例するからです。長い目で費用対効果を高めるためには、相応の費用をかけて、求める機能を備えたカーポートを設置することをおすすめします。

100万円で外構工事を成功させるコツとは

100万円で外構工事を成功させるコツとは

100万円で外構工事を成功させるには、2つのコツがあります。それぞれのコツについて、詳しく確認していきましょう。

優先順位を決める際のコツ

100万円で外構工事を成功させるには、優先順位を決めておくことが大切になります。この時のポイントが、ライフスタイルや生活に合わせた選択を行うことです。

先ほど、後回しにしやすい場所について解説した際、庭の工事やウッドデッキの設置をご紹介しました。しかし、これらを後回しにしてよいというのは、あくまで一般論です。どの外構が必要でどの外構が不要かは、ライフスタイルや生活によって変わります。

たとえば、子どもが遊べる環境を優先したいと考えているのであれば、芝生張り工事の優先度は高くなるでしょう。なぜなら、芝生を張ることで子どもが転倒しても怪我のリスクを軽減できるからです。

また、ご家族が多い場合は洗濯物も多くなるので、雨の日でも洗濯物を干せる環境が大切になります。そのため、テラス屋根の設置は優先度が高くなるでしょう。何を優先させれば住みやすい家になるのかは、各家庭によって変わるので、優先順位はご自身の状況や希望を整理して決めていきましょう。

施工費用を抑える際のコツ

100万円で外構工事を成功させるには、施工費用を抑えることも大切です。施工費用を抑えるには、業者選びと施工場所に応じた予算の設定が大切になります。施工場所に応じた予算は、優先度の高さに応じて振り分けていきましょう。

なお、この時に大切になるのが業者への相談です。そういう意味でも、業者選びは非常に重要になります。

業者によっては、予算を伝えていても「ローン」や「相場」「平均」といった言葉を使って予算を増やすことを提案してくることがあるので注意してください。これらの言葉を信じてしまうと、100万円で外構工事はできません。

業者を選ぶときは、提案力と施工実績の豊富さを重視しましょう。なぜなら、施工実績が豊富な業者は、さまざまな外構工事を経験しているので、状況に応じて臨機応変に対応してくれるからです。また、施工実績が豊富な業者は顧客目線に立ち、希望する予算内で工事を進めてくれます。

100万円という限られた予算内でベストなゴールを目指すためには、信頼できる業者の存在が欠かせません。まずは、信頼できる業者を探すことから始めましょう。

まとめ

予算100万円でも、外構工事は可能です。ただし、工事内容を厳選する必要があります。外構工事にはさまざまありますが、「今必要な工事」と「後回しにできる工事」を分けて考え、本当に必要な工事を見極めていきましょう。

また、ライフスタイルや生活に合わせた選択も大切になります。なぜなら。何を優先させれば住みやすい家になるのかは、各家庭によって違うからです。予算内で外構工事を実施するためにも、ご自身の状況や希望を整理したうえで優先順位を決めていきましょう。

千葉で外構に関するお悩みがある方は、当社「ZOUS(ゾウズ)」までお気軽にご相談ください。「Outside & Life Style 自分の庭を遊び尽くす!」をモットーに、海外のようなお庭で、外の目を気にせずプライベートが楽しめる空間デザインを得意としています。これまで数々のエクステリアを手掛けてきた知識と経験の豊富なスタッフが多数在籍しています。

コストパフォーマンスと高品質を大切にし、厳選した良質な資材を直輸入。遠目で分かるオリジナルデザインと近目で分かる施工のこだわりで、あなたの理想のエクステリアを叶えます。「見るお庭から過ごせるお庭へ」外構施工はZOUSにお任せください。

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