門扉の工事費込みの費用とは?設置費用を詳しく解説

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門扉の工事費込みの費用とは?設置費用を詳しく解説

住宅の外構・エクステリアにおいて、門扉は顔となる部分です。そのため、デザイン面において重要な役割を果たします。また、防犯対策の効果があるだけでなく、小さなお子様やペットの安全を守れるので、機能性の点でも外構・エクステリアに欠かせない存在です。

しかし、門扉にはさまざまなデザインや機能、素材があって費用相場が見えにくいので、費用面に不安を感じている方も多いでしょう。今回は、門扉の工事費込みの費用相場について、詳しく解説していきます。

本記事を読むと、門扉の工事費込みの費用相場に加え、門扉の種類と代表的な素材、門扉が果たす役割と費用を抑えるポイントが分かります。門扉の設置をご検討中の方や、古い門扉から新しい門扉への取り換えを考えたことがある方は、ぜひご一読ください。

外構・エクステリアにおける門扉の役割

外構・エクステリアにおける門扉の役割

門扉は住宅の顔ともいえる存在で、外構・エクステリア全体の雰囲気をまとめる上で重要な部分です。また、門扉は次の3つの役割も持っています。

  • ・防犯性向上
  • ・安全性向上
  • ・気持ちの切り替えが可能

それぞれの役割の詳細を確認していきましょう。

防犯性向上

防犯性を向上させることも、門扉の重要な役割です。門扉が設置されている家は、敷地に忍び込もうと考えている人間にとって、非常に忍び込みにくい印象を与えます。

仮に、設置している門扉が低くて乗り越えられるものであっても、心理的な影響は決して小さくありません。そのため、門扉を設置するだけでも、犯罪の標的になりにくくなる状況を作れるのです。

さらに防犯性を高めたい場合は、防犯対策機能を備えた門扉を選択することもできます。最近では、室内から操作できる電子錠タイプもあるので、機能性を重視した選択ができるのもメリットです。

安全性向上

安全性向上も、門扉が持つ役割です。敷地と道路の間に門扉があると、道路に出る前に立ち止まる必要があるので、お子様やペットの飛び出しを防止できます。

小さなお子様やペットは、時に予測できない行動をすることがあるので、どれだけ注意していても、すべてを防ぐことはできません。特に、道路の交通量が多い場合はリスクが高くなります。そのため、リスクを軽減する環境づくりが重要になるのです。

門扉を設置することで、飛び出しリスクを軽減することができます。大切なお子様やペットが安心して過ごせる環境づくりにおいても、門扉は大きな役割を果たすのです。

気持ちの切り替えが可能

門扉は、気持ちを切り替えるときにも大切な役割を果たしてくれます。門扉を開いて敷地に入ることは、プライベートな空間に戻ってきたことを意味します。そのため、リラックスした気持ちに切り替わる1つのタイミングになるのです。

反対に、門扉を開いて敷地外に足を踏み出すと、プライベートな空間から出ることを意味します。そのため、仕事モードや外出モードへと、気持ちを切り替えるタイミングになります。このように気持ちを切り替えるタイミングがあると、生活にメリハリが生まれます。

門扉を開けて、一歩踏み出すと同時に「今日も頑張ろう」と思わせてくれる点も、門扉が持つ1つの役割です。

門扉の種類・仕様

門扉の種類・仕様

門扉を設置する前には、門扉の種類と仕様を理解しておく必要があります。なぜなら、設置する門扉は目的や状況に合わせて選択することが重要だからです。

まずは、門扉の種類と仕様について詳しく見ていきましょう。

片開きタイプ

扉1枚が開閉する仕様の門扉が、片開きタイプです。片開きタイプの門扉は、開閉する扉が1枚だけなので、狭いスペースでも設置できます。片開きタイプの門扉は安い価格帯の商品もあるので、門扉のなかでも設置しやすいタイプといえます。

安いものだと1万円程度で購入できる商品があるのは魅力的でしょう。ただし、グレードが高くなると25万円程度の商品もあるので、価格帯が広いことも特徴です。

両開きタイプ

2枚の扉が左右対称に開閉するのが、両開きタイプの門扉です。数ある門扉の中でも、多くの住宅で使用されているタイプなので、標準的な仕様の門扉といえます。価格は約5万円から25万円程度のものが多く、豊富なデザインや素材から選択できるのも特徴です。

片開きタイプの門扉は、片方の扉しか開閉しないので大きな荷物を搬入するときに不便を感じることがあります。その点、両開きタイプの門扉は両方の扉が開くので、荷物を搬入しやすい環境を整えられます。

門扉を設置しても、日頃は片側の扉しか開閉しないという方は少なくありません。しかし、いざという時のために可能性を多く持っていることは大切です。そういう意味でも、両開きタイプの門扉を選択するメリットは大きいといえるでしょう。

引き戸タイプ

横にスライドさせて開閉するのが、引き戸タイプの門扉です。襖や障子のように横にスライドさせて開閉するので、ある程度の広さを確保できます。学校で使用されている門をイメージすると分かりやすいでしょう。

引き戸タイプの門扉は、自転車の出入りが多い場合や、車いすでの移動、ベビーカーの利用が多いご家庭でよく使用されます。ただし、価格は片開きタイプや両開きタイプと比較すると高くなる傾向があり、目安となる価格の相場は約10万円から30万円程度になります。

なお、引き戸タイプの門扉にもさまざまなデザインがあるので、外構・エクステリアの雰囲気に合わせた門扉を選べます。使い心地を大切にしたい方におすすめの門扉です。

アコーディオンタイプ

伸縮するタイプの門扉を、アコーディオンタイプと呼びます。車庫に使用されることも多いタイプの門扉で、手動式と電動式があります。当然、電動タイプになると価格は高額になり、場合によっては100万円以上することも珍しくありません。

車庫での使用が多いことからも分かる通り、アコーディオンタイプは出入り口を広く取れます。ただし、出入り口が広くなれば、それだけ門扉の価格も工事費用も高くなる可能性があるので、用途と予算に合わせた選択が大切です。

なお、人が出入りするサイズの価格相場は、約6万円から20万円程度になります。

跳ね上げタイプ

扉が上下に動いて開閉するのが、跳ね上げタイプの門扉です。基本的には車庫などで使用されます。

跳ね上げタイプの門扉も、手動タイプと電動タイプがあります。手動タイプの価格相場は約11万円から20万円程度で、電動タイプの価格相場は約25万円から50万円程度です。敷地内に駐車場がある場合は、跳ね上げタイプの門扉を選択することで防犯性を高められるでしょう。そのため、防犯性を高めることを優先したい方におすすめです。

親子開きタイプ

大きさの異なる2種類の扉を組み合わせているのが、親子開きタイプの門扉です。基本的には、大きな扉を開閉して使用します。ただし、大きな荷物があるときは小さな扉を開けることで、入り口のスペースを広げることも可能です。

親子開きタイプの価格は、片開きタイプと両開きタイプの間くらいです。具体的には、約6万円から15万円程度が価格相場となります。

門扉の代表的な素材


<h2>門扉の代表的な素材

門扉を選ぶときは、価格やデザイン性だけでなく、素材で選ぶことも大切になります。なぜなら、素材によって特徴やメリット・デメリットに違いがあるからです。

ここからは、門扉の代表的な素材について、詳しく解説していきます。

アルミ製

戸建て住宅で多く使用されているのが、アルミ製の門扉です。アルミは、軽量でサビにくく丈夫な素材なので、門扉の素材としてよく使用されています。また、経年で劣化しにくいことと、比較的価格が安いことも特徴です。そのため、費用を抑えたい方にとっては、非常に魅力的な素材といえるでしょう。

ステンレス製

サビや腐食に強いのが、ステンレス製門扉の特徴です。また、頑丈で長持ちしやすく、重量感があることでも知られています。そのため、アルミ製と比べると開閉時に重さを感じる点に注意が必要です。

ただし、硬さと強度は門扉に欠かせない要素と考えている方も少なくないので、ステンレス製の門扉を設置されている方も多くいます。

鉄製

鉄製の門扉を設置することで、外構・エクステリアを重厚感のある雰囲気に仕上げられます。鉄製の門扉はデザイン性に優れたものが多いので、おしゃれな外構・エクステリアを目指す方におすすめです。

ただし、鉄は経年劣化によってサビが出てくることがあるので、定期的なメンテナンスが欠かせません。そのため、鉄製の門扉を選ぶときは、メンテナンスの頻度と費用についてもしっかり考えておきましょう。

木製

ナチュラルテイストな外構・エクステリアを目指す方にとって、木製の門扉は非常に魅力的な選択肢でしょう。もちろん、ナチュラステイストの外構・エクステリアだけでなく、さまざまなテイストと相性がいいので、多種多様なスタイルの住宅にマッチします。

ただし、天然木でできた門扉を選ぶ際は、耐候性が低く腐食しやすいため、定期的なメンテナンスが欠かせない点を覚えておきましょう。

樹脂製

樹脂製の門扉を設置すると、外構・エクステリアに木製のよい部分を取り入れつつも、デメリットを減らせます。

樹脂製の門扉には、天然木に見えるデザインがあるので、木製の温かみを外構・エクステリアに取り入れることができるでしょう。しかも、樹脂製は木製よりも耐候性が高く腐食しにくいので、メンテナンスの頻度が木製よりも圧倒的に少なくなります。

自然の温かみを取り入れたいけれど、メンテナンスの手間と費用を抑えたい場合は、樹脂製を選択するのも1つの方法です。

門扉の工事費込みの設置費用相場

門扉の工事費込みの設置費用相場

ここまでは、門扉の種類や仕様と代表的な素材、目安となる価格について解説してきました。しかし、門扉を設置するためには門扉の取り付け工事が必要です。ここからは、門扉の工事費込みの設置費用相場について、詳しく解説していきます。

目安となる設置費用相場

門扉の目安となる工事費込みの費用相場は、約15万円から50万円程度です。ただし、工事費込みの費用相場は、門扉の本体価格が大きく関わってくることを忘れてはいけません。つまり、機能性やデザイン性に優れた門扉を選択すると、工事費込みの費用も自ずと高くなるということです。

では、工事費だけだとどれくらいかかるのでしょうか。基本的には、門扉設置工事費用は、約13万円から20万円程度とされています。そのため、工事費込みの費用は、門扉の本体価格プラス20万円程度と覚えておきましょう。

費用内訳

門扉設置工事には、取り付け工事以外にも必要な工事があります。ここからは、門扉設置工事費用の内訳について詳しく解説していきます。

門扉を設置するには、次の工事が必要です。

  • ・下地処理工事
  • ・コンクリート基礎工事
  • ・門扉の取り付け工事

また、それぞれの費用相場は次のようになります。

  • ・下地処理工事:約5万円から7万円程度
  • ・コンクリート基礎工事:約5万円から8万円程度
  • ・門扉の取り付け工事:約3万円から5万円程度

ただし、それぞれの工事費用は、設置場所の状況などによって上下する点に注意しておきましょう。

古い門扉と交換する場合

新しい門扉を設置するときは、古い門扉と交換することもあります。この場合は、門扉の本体価格と設置工事費用以外に、古い門扉を撤去するための費用がかかることを覚えておきましょう。

なお、古い門扉の撤去費用相場は、約3万円から10万円程度です。撤去費用も、撤去する門扉の大きさや工事場所の状況によって変わるので、費用が心配な方は業者に確認しておきましょう。

門扉の工事費込みの費用を抑えるポイント

門扉の工事費込みの費用を抑えるポイント

ここからは門扉の工事費込みの費用を抑えるポイントを詳しく解説していきます。

門扉の工事費込みの費用を抑えるポイントは、アルミ製の門扉を選ぶことです。先ほども説明した通り、門扉の工事費込みの設置費用は、本体価格と工事費、そして古い門扉の撤去費用によって決まります。中でも、本体価格が占める割合が大きいです。

そのため、本体価格を抑えれば、工事費込みの設置費用も抑えられます。特にアルミ製の門扉は、他の素材と比べて安価な商品が多いので、費用を抑えたい場合にはおすすめの選択肢だといえます。

また、複数社から見積もりを取ることにも、費用を抑える効果があります。なぜなら、複数社から見積もりを取ると、割高な工事費用を設定している業者に依頼する可能性を下げられるからです。

1社だけの見積もりでは、提示された価格が適正なのか分かりません。そのため、できれば3社以上から見積もりを取り、比較検討して業者を選ぶようにしましょう。

まとめ

今回は、門扉の工事費込みの費用をメインに、詳しく解説してきました。

門扉の工事費込みの設置費用相場は、約15万円から50万円程度です。こちらの費用は、設置する門扉の価格と工事費で構成されています。そのため、古い門扉を撤去する場合は、別途、約3万円から10万円程度の撤去費用が必要です。

門扉は住宅の顔となる存在なので、設置する門扉によって、外構・エクステリアの印象は大きく変わります。さまざまな種類やデザインの中から、ご自身が理想とする外構・エクステリアに合わせた門扉を選択しましょう。

千葉で外構に関するお悩みがある方は、当社「ZOUS(ゾウズ)」までお気軽にご相談ください。

「Outside & Life Style 自分の庭を遊び尽くす!」をモットーに、海外のようなお庭で、外の目を気にせずプライベートが楽しめる空間デザインを得意としています。これまで数々のエクステリアを手掛けてきた知識と経験の豊富なスタッフが多数在籍しています。

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