屋外空間を考え、これからのライフスタイルを創る

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屋外空間を考え、これからのライフスタイルを創る

屋外空間設計からもう一度考える理想のライフスタイル

リモートワークの普及により、都市部のオフィスには半屋外空間を設ける企業が増加しています。また郊外に目を向けるとオフィス古民家の間取り+半屋外空間へと有効活用したオフィスや、広い敷地面積、郊外特有の住環境を含めて居住スペースとして有効活用するアイデアのワーキングスペースも増えています。新型コロナウイルスの流行に伴いキャンピングやアウトドアレジャーへの人気も高まり、自然に身を置くことで得られる「癒し」や「心地よさ」などの充実した時間に対しての再認識され、住まいや暮らしを見直された方も多いのではないでしょうか。

自然との共生を求めて地方移住。自然を身近に感じられる家庭菜園。窮屈で閉鎖的な空間の癒しとしての観葉植物などと、自然を暮らしに取り込む生き方は人によってそれぞれ異なるものでありますが、今回はこれからの住まい、これからの暮らしを「屋外空間設計」という選択肢と併せて考えてみます。

 

そもそも屋外空間設計とは

屋外空間設計とは

 

屋外空間とは居住する家屋以外の住環境のことです。別名では外構と呼ばれ具体的には庭、車庫、カーポート、テラス、門、アプローチ、塀、堀などの構造物を指します。例えば家を建てる場合の設計において、今までは家の間取りや、オプションなどを決定し、残りの予算に応じて屋外空間のデザインをされるのが一般的でした。しかし近年になり多様な働き方や、様々な家族構成ができ始め、それに伴って家のデザインやライフスタイルも変わってきています。 例えば家の間取りやテイストと併せて外構もメインの居住空間の一部として設計段階からデザインされることや、アウトドアリビングに代表されるような半屋外空間を住まいに取り入れているお家も増えてきているように感じます。 まとまった資金ができ、念願のマイホームを建てたい、あるいは子育ても仕事もひと段落ついたところで、残りの人生をより良くするため、リフォームした住まいとともに送りたいとお考えの方々にとって理想の住まいの形とはどのようなものでしょうか。 今後の人生をより良く快適に送るための家作りには一体何が必要なのか、今回はそんなお悩みの判断材料の一つとして屋外空間設計の可能性について深掘りしてみたいと思います。

「内」と「外」を考える

「内」と「外」を考える

家の設計といえばメインの居住スペース。敷地面積に対し家屋は何階だてにするか、部屋の間取りはどうするか、といったものを想像されるのではないでしょうか。しかし前述にもあるように、今後の住まい設計は居住スペースだけではなく、早い段階で屋外空間と併せて設計することで、思ってもみなかった可能性の発見につながるかもしれません。 といってもまだまだ屋外空間設計と一言に言われても、いまいち想像がつかない、わかりづらい、という方も多いと思いますので、まずはその有意性が少しでもご理解いただけるように、屋内と屋外を考えることで、屋外設計の全貌に迫ってみたいと思います。

「屋内」とは

屋内はそのまま言うまでもなく家の中、家屋内のことです。なぜ人が家という構造物に居住するようになったのかは省きますが、歴史の授業で習ったように、我々の祖先は少なくとも石器時代には家に住むという選択に至っています。つまり屋外よりも屋内の方を選ぶ正当な理由があったから、わざわざ資材を集め手間をかけてでも家を作ることにした。 雨風を代表にした様々な環境から身だけではなく、食料や家財を守るために屋内に住まうことは当然の選択肢だったことがわかります。

「屋外」とは

一方の外を考えてみるとどうでしょうか。まず内との大きな違いとして一概に外といっても住んでいる地域や周りの住環境によって様々に違うという側面があります。標高1,000メートルを超えるようなところの屋外と、都会のビル群に囲まれた屋外は同じ外ではありますが、周辺環境は大きく異なるでしょう。気候、気温、立地などなど可変性の要素が取り巻いている不安定な環境である屋外に構造物を建設することは素人がおいそれと手の出せるようなものではありません。しかし技術発展が進み、安定した環境を屋外設計できるようになった現代、そしてこれから先の時代を見据えると、今までのように屋外をひとくくりのカテゴリーとして、住まい設計のオプションとして取り扱うにはあまりにもったいないと感じてしまいます。

住まいの西洋化と屋外空間の再認識

屋内と屋外の空間認識を踏まえた上で、現在の我々の住まいについてもう一度考えて見たいと思います。その際にまず取り上げたいのは畳文化から椅子文化への変換です。ひと昔前までの日本の家には畳の間がありました。畳の間では直に座ったり、座布団を敷いて座り、それに併せてテーブルも低く作られていました。 しかし今の我々の生活の中心に畳はもうありませんよね。家だけに限らず、仕事先のオフィスやカフェを始めとした飲食店でも椅子に腰掛けるタイプをよく目にするようになりました。一部の居酒屋さんや、和食店などでは直に床の上や畳がある場合もありますが、テーブル席がないお店ももはや少ないのではないでしょうか。 このような住環境の西洋化は我々の体の作りだけでなく、マインドにも多大な影響を与え、ひいては家のあり方、特に今回のテーマになる屋外の認識についても言えることです。

伝統的な半屋外空間「縁側」について

次にとりあげたいのが伝統的な日本建築における「縁側」です。家屋の西洋化が進みもはやあまり目にすることのなくなった空間かもしれませんが、今でも古民家や、歴史的な建物には縁側が必ずといっていいほど造られています。縁側はこの後にご紹介する西洋のテラスや、ウッドデッキ、ベランダなどと似た役割を持つ空間で、屋内と屋外の間をつなぐ空間として古くから用いられてきました。 縁側には、夏の暑さ、冬の寒さを室内と屋外の間で和らげる機能があります。また室内から外の風景を眺めることで四季の移ろいを感じたり、隣人や近所の方が集うための庶民の社交場としたりといった機能もありました。 ただ日本では特に問題になる土地の狭さや、建築物自体の西洋化、社会習慣の変化などの様々な理由から縁側は無用のものとして徐々に姿を消していきました。 しかし近年になって縁側の有用性を再び見直す動きが進んでいます。古民家カフェや、古民家を再利用したオフィスなどもその流れの一端ではないでしょうか。次に縁側を現代版に置き換えて見たいと思います。

現代の縁側を再び

先に挙げたとおり近年、古民家などの縁側のある建物を現代でも使いやすいようにリフォームするケースは多く見られますが、一般の家屋、特に既築の建物の場合に縁側を作るのは難しいと言わざるを得ません。その理由はそもそも設計する前提として縁側の存在が想定されていないためです。では縁側のない住宅に住んでいる方は半屋外的な空間を得ることはできないのでしょうか。そんなことはありません縁側と同じ、あるいはそれ以上に半屋外空間を楽しめる選択肢があります。 例えば後述するウッドデッキやテラス。これらは西洋の縁側的な役割を持った屋外空間です。ただ、これらの空間をそっくりそのまま日本の家屋にくっつけても上手くはいかないでしょう。その土地、その環境にそしてそこに住まう人に沿った屋外空間設計を行うことなくDIYや見よう見真似で造るにはいささかハードルが高く失敗するのが目に見えています。

「屋内」と「屋外」を繋ぐ半屋外空間

「内」と「外」を繋ぐ半屋外空間

次に今回のテーマでもあるその間の空間について考えてみたいと思います。 実際の住宅で考えてみるとそこに該当するのがアウトドアリビング、テラス、バルコニー、ウッドデッキなどの外構設備です。上記でご紹介したようにこれらの空間は屋内の性質と屋外の性質を兼ね備えた半屋外空間と言われています。ここで注意したいのが、今までの住宅事情では屋外と屋内を分けて捉えてきたということです。しかし技術の進歩、社会の変化などによって、かつてのような考え方よりもむしろ、積極的に半屋外空間を住まいにとり入れるケースが増えています。 今後の理想的な住まいを考える上でこの半屋外空間はキーポイントになり、工夫次第で両者の良さを残しつつ悪点を取り除けることができます。では次に具体的な半屋外空間について、どのような可能性があるのかご説明します。

伝統的な日本庭園から、年中草木や花々を楽しめるイングリッシュガーデン、野菜や果物を育てて収穫まで楽しめる家庭菜園用の庭、もっとカジュアルにお友達を集めてBBQを楽しめるような開放感のあるお庭や、お子様やペットと気兼ねなく安全に遊べるお庭など、様々な様式、用途、規模の庭があります。庭があることで自然を身近に感じることができるようになり、暮らしが豊かに変貌します。庭は屋外にあるものと思われますが、半屋外に作る事も可能です。従来の庭よりもより近い空間で植物を感じられるようになることで、生活にゆとりが生まれます。

ウッドデッキ

屋外と屋内をつなぐ空間の代表的なものの一つにウッドデッキがあります。ウッドデッキは建物の縁側機能を拡大するために屋外に設置される床のことです。素材には天然木材、木材と樹脂の混合素材などがあります。ウッドデッキ空間の使い方は幅広く、仕事の合間の休憩スペースとしてちょっとしたカフェのように使えたり、ヨガをしたりや子どもが遊んだりできるスペースなどにも良いでしょう。「屋外と屋内をシームレスに行き来したい。」そんな要望をお持ちの方にはウッドデッキがお勧めです。

テラス

ウッドデッキと同様に外と内をつなぐ空間としてテラスもあげる事ができます。デッキとテラスの共通している点は一階に設置されるスペースという事です。同じテラスでも二階以上のものはバルコニーやベランダといった呼ばれ方をします。 またデッキは屋内の延長空間として扱われるのに対し、地面からやや高くなっている点は同様ですが、テラスは庭の一部として扱われます。テラスの歴史は古く。古代ローマ時代やペルシャ時代にはすでに作られており、このような経緯から洋風建築や洋風スタイルの外構との相性が良いものになります。 以上が外構の中でも特に内と外をつなぐ半屋外の役割にフォーカスして絞り込んだ空間設計の例になります。では実際にこれらの要素を住まいに取り入れる事で何が変わっていくのかを考えてみたいと思います。

屋外空間設計と今後の暮らしの形

「内」と「外」を考える

次に実際にどのような屋外空間工事がされているのか、実例を元に例にあげることで、浮かび上がってくる具体的な今後の家族像や、未来の暮らしの形について見ていきたいと思います。

屋外空間設計の例①

戸建て(庭付き)× ウッドデッキ
ウッドデッキがある事で庭へのアクセスが容易になる事は明白です。内空間が外空間とシームレスに連結できるようになったことで得られるメリットはたくさんあります。今まで気づけなかった心境、家族とともに過ごせる時間の増加、それらを含めたライフスタイルの改変に繋がることもあります。 仕事の合間に飲むコーヒーや一時の休憩もウッドデッキからお庭を眺めながらであれば、室内で行うより、よりリラックス効果が期待できます。また場所としての有効性だけでなく、外を意識できることも思考の整理の手助けになる事もあるかもしれません。朝、目覚めとともにデッキに出て太陽を浴びる。お昼中お弁当やスイーツを持ち寄って女子会やホームパーティーを開く。夜風に当たりながら月を見ながら晩酌なんていうシチュエーションの楽しみ方も格別ですね。

屋外空間設計の例②

地方移住 × テラス付きの戸建て新築
最近マスコミなどを中心によく話題に上がる地方移住。都市部に比べて土地価格も安く、広々とした一戸建てを比較的容易に手に入れられることもあり、移住を機に新築を検討される方も少なくないのではないでしょうか。 地方移住を決断された方の多くが慣れない土地で新生活を始められることになると思いますが、都市での生活よりも近隣の居住者と物理的には離れて暮らせる反面、心的な距離は近くなるケースが多いと思います。慣れない近所づきあいや、地域行事への参加などを含めお互いを助け合う気持ちを持たなければいけなくなるかもしれません。 少し前であれば家に招いて宴会や寄り合いなども行われてきましたが、できるのであれば屋内ではなくテラスなどの反空間で行いたいと考えられる方も多いでしょう。 屋内はあくまでも私的な空間として家族や親類、親友などに限り、その他のゲストは内と外の中間空間でおもてなしできるのはお互いにとっても変な気を使うことなく親睦を深められるシーンとなる事が考えられます。

屋外空間設計の例③

リフォーム + アウトドアリビング
アウトドアリビングは屋外にテラスやウッドデッキに加えて、リビングのように様々な用途に使える空間です。リビングのようにソファの代わりに屋外用のベンチを置いたり、オーニングやテントなどを活用してリゾート施設のように演出したりと様々な拡張性があります。 また、ウッドフェンスなどで囲う事で視線を遮断するなど人通りが多い地域においてもプライベートにアウトドア空間を作り上げる事が可能です。子育ても終わり、仕事もひと段落した後こそ今後の余生を含め誰にも気兼ねなく自分の理想の暮らしの形を実現できる絶好の機会ではないでしょうか。

屋外空間設計の例④

新築 + アウトドアリビング
まだまだ働き盛りの30代、40代の方にはアウトドアリビングをメインの憩いの場として設計してみてもよいと思います。 今までリビングと言えばテレビを見たり、映画や音楽を鑑賞したりしてくつろぐ空間でしたが、タブレット端末の普及や、かつてよりもお手頃にプロジェクターなどで映画館のように映画鑑賞ができるようになった昨今、テレビの画面の前に皆が集まる事は少なくなっていくことも考えられます。家族のメンバーそれぞれが個人の部屋をもち、それぞれに寛げるようになった今、あえてその部屋と部屋をつなぐ半屋外空間を共有することで、憩いの場をつくるという選択肢もありなのではないでしょうか。

屋外空間設計+家具選びのポイント

屋外空間設計と併せて注意したいのが家具選び。家具のテイストやデザイン次第で雰囲気も使い勝手もガラリと違ってきます。まるでリゾート施設のようなデザインや、カフェのようなデザイン、モダンなデザインと屋内の家具同様に様々なデザインのものがあります。とは言っても屋外で使用する家具には注意すべきポイントいくつかあるため、どんな点に注意して家具を選べば良いのかの具体的なポイントをご説明します。

収納性

アウトドア家具は基本的に防水設計されていますが、屋根なしの場合は紫外線や雨風によって痛んできます。また十分なスペースが取れない場合もあるため折りたためるデザインのものや、携帯性のよいものを選ばれるのもよいと思います。

素材

屋外に据え置く場合にまず注意したいのが素材です。天然木の家具は見た目も美しく雰囲気も高級感も演出できますが、品質を保つためには定期的にメンテナンスする必要があります。ただそういった手間に時間をかけたくない場合は、プラスティック製のものや、人口ラタンの家具がよいでしょう。仮に汚れてしまっても水拭きで簡単に綺麗にする事ができます。

使用人数

テーブル、椅子、ソファなどの家具類は使用人数を考えて選ぶようにしましょう。テーブルであればダイニングテーブル、サイドテーブル、カフェテーブルと人数に応じて選び、椅子であれば、シングルチェア、ダブルチェアなどの種類があります。場合によっては人数に応じて大きさの変えられるタイプのものもあります。

スタイル

室内家具同様にアウトドア家具にもスタイルがあります。ナチュラルスタイル、ラウンジスタイル、カフェスタイルと種類も豊富にあります。スタイル選びは迷うポイントになると思いますが、ご自身の理想のスタイルがよくわからない場合は、まずその場所をどのように使いたいかを考え、思い描いてみるとよいでしょう。またいきなり全ての家具を一つのテイストに揃えるのも良いですが、どうしてもわからない場合は専門の業者に相談し全体のバランスやテイストを提案してもらうのもオススメです。以下は人気のスタイルの例になります。

・ラウンジスタイル ホテルのラウンジのように落ち着いた雰囲気のあるスタイルです。家族と食後にくつろぎながら過ごすための空間や、お友達を呼んで夜風に当たりながらお酒を酌み交わすのも素敵ですね。照明器具や、クッション、ソファ、観葉植物などを落ち着いたトーンに合わせて取揃えるのもオススメです。
・キャンプスタイル ワイルドなテイストがお好みの方にオススメのアウトドアスタイル。アウトドアギアによくあるフォールディング系のアイテムは携帯性も高く、家でもレジャーでも使える点は嬉しいですね。その他ステンレスのファーニチャーや、ハンモックなどを置いてみても雰囲気が出て良いのではないでしょうか。
・カフェスタイル カフェスタイルにはウッドデッキが良さそうです。木製のテーブルにパラソルを取り付けて日陰を作ったり、オーニングを取り付けたりしても見栄えが良さそうですね。パラソルは開閉できるタイプがオススメです。

家具選びと併せて考えたい虫対策

  • ・虫対策

    アウトドアリビングの主要な使い方としてBBQやランチ、カフェタイムなどの食事を行うシーンが想定できます。その際食べ物の匂いに沿ってくる虫対策は必須になってくるでしょう。 具体的には以下の対策法があります。

  • ・土や湿気のある場所を減らす

    虫は土や湿気のある場所を好みますので、まずは彼らが好む場所を作らないことが効果的です。例えば水たまりや、湿った落ち葉などが集まる場所を作らないこと、またそれと併せてコンクリートやタイルなどを積極的に設置して土の占める面積を減らすことも効果的です。

  • ・虫を遠ざける手段

    水たまりや落ち葉を取り除いても虫は風に乗って飛来するため完全には防げないため、空間自体を虫の好まない環境にすることも効果的です。その際には虫の嫌うハーブを植えてみるのも良いでしょう。防虫対策にオススメの植物は下記になります。
    1.ローズマリー・・・ローズマリーは独特の香りを持つ虫除けハーブの代表的な植物です。丈夫な植物なため育成・管理も簡単ですし、肉料理の香りづけにも使うことができる初心者にもオススメなハーブです。
    2.ゼラニウム・・・赤やピンクの花と独特の香りを持つ多年草です。ヨーロッパでは窓辺に置くことで虫除けの植物として使われており、観賞と兼ねて虫除け効果が期待できます。
    3.レモングラス・・・タイ料理を代表にアジアン料理でよく使われるハーブです。果物のレモンと同じシトラールを含有しているため、精油は香料や香水にも多用されており、また虫除けスプレーにも使われています。

  • ・照明機器はLED

    夜の電灯や街灯の明かりに虫は集まる習性がありますが、それは電灯の明かりに含まれる紫外線が原因になっています。しかしLEDには虫が認識できない波長の光を放つため虫は寄り付きません。

  • ・それでも頑固な虫には殺虫剤

    上記のように虫対策の環境を整えても、やはりどこからか虫は飛んでくるものです。その場合は、殺虫剤や虫除けスプレーなどを使うしかありません。肌の露出を少なくしたり、アウトドア系のアパレルメーカーの商品には衣類自体に虫を遠ざける効果の生地を使っているものを活用するのも効果的でしょう。

アウトドアリビングの活かし方

「内」と「外」を考える

キャンプ場やレジャー施設でのキャンピングは大自然を堪能でき気分をリフレッシュできる格好のイベントですが、それを実現するにはなかなかハードルが高いことも多いのではないでしょうか。家族みんなの予定を合わせる。キャンプに必要な道具や器具を買い揃える。荷造りをする。現地までの移動手段を確保し、実際にそこに出向くまでの移動時間もかかります。 またキャンプを終えた後は片付けの時間や、再び家に帰るまでの移動時間もかかり、久しぶりに自然の中でゆっくりできると思っていたら、逆に疲れることになってしまった・・・なんていう話もよく耳にします。

手軽に屋外ライフを楽しみたい

キャンプ場やレジャー施設でのキャンピングは大自然を堪能でき気分をリフレッシュできる格好のイベントですが、それを実現するにはなかなかハードルが高いことも多いのではないでしょうか。家族みんなの予定を合わせる。キャンプに必要な道具や器具を買い揃える。荷造りをする。現地までの移動手段を確保し、実際にそこに出向くまでの移動時間もかかります。 またキャンプを終えた後は片付けの時間や、再び家に帰るまでの移動時間もかかり、逆に疲れてしまうということもあります。

アウトドアリビングのある屋外ライフ

過ごせるお庭にはアウトドアリビングが必ず必要になり、この最大のメリットは手軽に外空間を手軽に楽しめ、人を招くことの抵抗も無くなります。 キャンプで気になるトイレやシャワー問題も何も無いので気軽に楽しめるのが嬉しいですね。 家族や仲間と楽しい時間を手軽に作れる空間にはとても価値と魅力を感じます。

アウトドアリビングでキャンプ

確かに大自然の中で行うキャンプに比べるとスケールは小さくなり、キャンプに慣れ親しまれている方からすると物足りなさが感じられるかもしません。しかし家のすぐ隣でできるという最大のメリットに魅力を感じられる方も少なくないのではないでしょうか。 比較的準備も簡単にでき移動時間もいらない便利性はポイント高いですよね。またキャンプで気になるトイレやシャワー問題も家で簡単に済ませることができるのも嬉しいですね。 加えて天候の急変や子どもたちの突然の気変わりにも、対応することができ、気苦労をかけなくても手軽に行えるところも魅力の一つに挙げられると思います。

アウトドアリビングとプライバシーを考える

アウトドアリビングで開放感に包まれて時間を過ごしたいけど、近隣の住民の視線が気になるという方は、高さのある塀を作り視線を遮るようにすることでプライバシーを確保した空間を作り上げることができます。また屋根の素材次第では光を取り込みながら直射日光や雨雪をしのぐことも可能です。このように工夫次第では屋外にいても人の目を気にすることなくプライバシーを確保する事もできます。

アウトドアリビングを連結する

アウトドアリビングを他の部屋と連結させることでアクセスがしやすくなり、家族の存在感を感じやすく生活することができます。またアウトドアリビングに開口部や吹き抜けを配置するのも外と内がシームレスに感じられるようになり、内に居ながらにして外を感じやすくなり、逆に外に居ながらにして内にいるような感覚を得ることができます。家族の繋がりが希薄になりつつ現代の憩いの場として検討されて見てはいかがでしょうか。

まとめ

屋外空間は人が集まりたくなる、そんな場所になっているのが理想的だと思います。一昔前の時代は良くも悪くも画一的な暮らしが求められました。昭和であればテレビとちゃぶ台のある場所に人が集まり、冬になればこたつを家族で囲みみかんを食べる。平成になるとそんな場所がリビングと呼ばれ、家族構成によって間取りが決まり一人一人部屋を持つようになり家族で顔を合わせる時間は昔よりも少なくなりました。しかしこの流れは令和の時代に色々な家族の形が生まれ、それと共に多様な住まいの形ができています。 これから先の時代、屋外と屋内を繋ぐ半屋外空間や過ごせるお庭のある暮らしは多様な家族の新しいライフスタイルの選択肢として選ばれるのではないでしょうか。 今後を見据えてもう一度住まいやライフスタイルの形を考えて見てはいかがでしょうか。

屋外空間設計を検討している方は、当社「ZOUS(ゾウズ)」までお気軽にご相談ください。

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