アウトドアリビングの作り方！実例と気をつけるべきポイントを解説
リビングスペースを屋外に設ける「アウトドアリビング」は、自宅で過ごす時間をより豊かなものに変えてくれると人気です。この記事では、アウトドアリビングの魅力や作り方について、実例を交えてご紹介します。理想のアウトドアリビングを実現するために、ぜひ参考にしてください。
目次
アウトドアリビングとは、庭にウッドデッキやテラスなどを設け、屋外の空間をリビングのように使用できるスペースのことです。屋内のリビングとは違った、さまざまな楽しみ方が可能です。ここでは、アウトドアリビングを設置するメリットと設置方法についてご紹介します。
アウトドアリビングのメリットは、自宅で過ごす時間がより快適になり、充実することです。
屋内リビングの延長上にアウトドアリビングを設ければ、一続きの空間に感じられ、リビングが広くなった感覚になるでしょう。自宅の敷地内のため、子どもやペットを安全に遊ばせるのにも最適です。
キャンプやバーベキューなどのアウトドアレジャーを自宅で手軽に楽しめる点も、アウトドアリビングのメリットです。プライベートな空間のため、リラックスした時間を過ごせます。また、日中はアフタヌーンティを楽しんだり、夜はディナーやお酒を楽しんだりして、簡単にリゾートに出かけた感覚を味わえます。
アウトドアリビングがあれば、風や緑を感じながら時間を過ごすことが可能です。休日にわざわざ外出する必要がなく、自宅で自然に触れ合えます。
アウトドアリビングは、リビングの延長上に設置するほか、東屋で設置したり、2階や屋上に設置したりする方法もあります。
一般的で手軽に実現できるのが、リビングの延長上に設置する方法です。リビングの開放感が上がるだけでなく、屋内からの出入りがしやすい点からも、日常活用しやすいでしょう。
庭にスペースがあれば、東屋を設置する方法もあります。家から離れることで、より特別な空間演出も可能です。また、室内と隣接していないため、バーベキューなどの料理をする際に、家に匂いがこもりにくいメリットもあります。
2階の部屋のバルコニーにアウトドアリビングを設ければ眺めが良く、道路など周囲からの目線が気になりにくいのがメリットです。ただし、後からバルコニーをアウトドアリビングにする場合はスペースが限られるため、レイアウトの工夫が必要です。基本的には設計段階から想定することをおすすめします。
屋上は、開放感抜群のアウトドアリビングを実現できます。家の作りによっては、庭よりも広いスペースを確保できるでしょう。屋上は空が近く特別感がありますが、室内と隣接しない独立空間になり行き来がしにくくなります。キッチンなどある程度設備を整える必要がある点に注意が必要です。
アウトドアリビングを設けるにあたり、耐久性が気になるという方も多いのではないでしょうか。屋外に設置するため、雨風による劣化やメンテナンスも考慮しなければなりません。ここでは、耐久性と機能性を両立するアウトドアリビングを作る際にチェックしたいポイントをご紹介します。
アウトドアリビングは、紫外線や雨風の影響を受けます。アウトドアリビングの素材として多く利用される木材は、一般的に天然木は水分に弱く、人工木は紫外線に弱いものです。設置環境を考慮して選択してください。
アウトドアリビングを楽しむには、快適に過ごせる場であることが重要です。日当たりをコントロールしたい場合にはシェードやタープを追加すると快適に使用できます。また、外からの視線を遮る必要がある場合には、フェンスを追加するなど、構造にも配慮が必要です。
施工事例（株式会社ZOUS）：https://zous-exterior.com/works/chabtg/
耐久性がありながら高い機能性を両立できるアウトドアリビング作りにおすすめなのが、株式会社ZOUSによる「HOLZ NETZ」を使用したパーゴラ＋ウッドデッキの組み合わせです。「HOLZ NETZ」は、独自開発の仕口金具に、強度の高い天然木「アイアンウッド」から構成されています。
アイアンウッドは天然木でありながら、雨や湿気による腐食や虫害を受けることがなく、塗装やメンテナンスなしで20～25年持ちます。経年劣化にも強く、長期間安全にご使用いただける素材です。
「HOLZ NETZ」のパーゴラは一般的なパーゴラと比較してサイズや連結数の設計自由度が高いため、屋内の開口部に合わせた設計が可能です。柱部分を最小限にでき間口を広く取れるため、抜群の開放感を楽しめます。2つの開口部にパーゴラを設置する場合にも柱は最小限で済むため、動線を妨げないのもメリットです。
また、パーゴラの屋根部分には、ロープで簡単に開閉できるタープを設置しています。日中強い日差しや紫外線をカットしたいときは閉め、屋内に日差しを取り込みたいときには開けるといった自由な活用が可能です。夜はタープを開けて、美しい星空を眺めるといった楽しみ方もできます。
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高級感のあるアウトドアリビングを作りたいなら、海外リゾートをイメージしたアウトドアリビングがおすすめです。自宅で海外旅行気分を気軽に楽しめます。屋内リビングからの眺めも、まるで別荘にいるかのような感覚です。
高級リゾート風のアウトドアリビングを作るときに意識したいのは、非日常的な過ごし方です。リゾート感覚で楽しめるアウトドアリビング作りには、以下を取り入れると良いでしょう。
プールを配したレイアウトは、高級海外リゾートの定番エクステリアです。プライベートプールをイメージし、ウッドデッキ、石張りを設えると、まさに海外リゾート風のアウトドアリビングを実現できます。
もちろん、実際にプールを設けることもできますが、メンテナンスが気になる方もいるでしょう。高さや床材を変えてプール風の外構にすれば、十分にリゾート感を作り出せます。
海辺をイメージしてウッドデッキにデッキチェアを配置すると、リゾート感が高まります。開放感を楽しみながらリラックスするのはもちろん、仕事道具を持ち込んでワーケーション気分も味わうのも一興です。
スペース的に可能であれば、屋根付きのバースペースを設けてみてはいかがでしょうか。お酒や食事を楽しむ場が一層特別感のあるものになります。
植物や間接照明を取り入れると、よりゴージャスな空間作りが可能です。特に夜は雰囲気が出て、格別な時間を過ごせるでしょう。
アウトドアリビングを作るにあたって、周囲からの目線が気になる方も多いかもしれません。家族が安心して過ごすためには、空間を区切るのがポイントです。例えば、以下の点を意識してみてください。
道路や隣家との距離が近い場合には、高さのあるフェンスを設置するのがおすすめです。通常のフェンスより隙間の狭い目隠しフェンスとウッドデッキを組み合わせることで、家族だけの空間を確保したアウトドアリビングを実現できます。
フェンスはアイアンウッドを使用すれば、メンテナンスの必要がありません。天然木のぬくもりある雰囲気が楽しめるのも魅力です。
ZOUSオリジナルの四方に掘削したテラス「ファニチャー外構」は、通常の家具を設置するよりも高低差を取れるため、おしゃれなだけでなくプライバシーを確保する効果も期待できます。ファニチャー外構なら、海外の庭のようなおしゃれな空間演出が叶います。
テーブルでパーティーやバーベキューなどを楽しむのもおすすめです。夜はリラックスした上質空間が広がります。
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女性の方に特に人気が高いのが、ヨーロッパ風の上品な雰囲気のアウトドアリビングです。家族で過ごすのはもちろん、ゲストを招いての食事会や女子会を開催するのにも最適で、楽しいひとときを過ごせます。また、室内からの眺めも美しく、自宅で過ごす時間が楽しくなるでしょう。
上品な雰囲気のアウトドアリビングを作るためにおすすめの手法は、次の3つです。
上品な雰囲気のアウトドアリビングを作るには、ホワイトを基調にするのがおすすめです。ホワイトは、広さや明るさを感じさせてくれる色で、高級リゾートにも多く使用されています。
床や家具、外構などを白でまとめると、眺めているだけでも満足できるような素敵なアウトドアリビングに仕上がるでしょう。緑との相性も抜群です。
ファニチャー外構は高級ホテルのガーデンスペースにも採用されていることも多く、上品な雰囲気を出したい場合におすすめです。レイアウトに悩むことなくトータルコーディネートができ、ワンランク上のアウトドアリビングに仕上がります。
ファニチャー外構は高さが一段低くなるため、プライバシー対策の点でもメリットがあります。子どもを交えた集まりも安心して開催できるでしょう。
上品なアウトドアリビングを目指すには、高級感のある石畳のデザインを取り入れることも効果的です。ファニチャー外構の周囲に石畳のような白の乱形石を敷き詰めることで、ヨーロッパ風の雰囲気を作り出せます。
アウトドアリビングはあくまでも屋外のため、快適な時間を過ごすにはちょっとした工夫が必要です。せっかくアウトドアリビングを設けても、居心地が良くなく不便だと結局使わくなりかねません。そのような残念な事態を招かないために、アウトドアリビング作りで気をつけるべきポイントを3つご紹介します。
隣家や道路との位置関係によっては、アウトドアリビングを使用する際に周囲の視線が気になってしまう可能性があります。視線が気になるとくつろげませんし、子どもを安心して遊ばせることもできません。アウトドアリビングを設置する際には、外から丸見えにならないようにする必要があります。
プライバシーを確保するためには、目隠しフェンスやルーバー、壁などを設置したり、樹木を活用したりする方法などがあります。ただし、フェンスや壁を設置しても外に人がいるのが気になり、リラックスできないという事例も少なくありません。
立地によっては2階バルコニーや屋上への設置を検討した方が良いでしょう。
アウトドアリビングは屋外のため、雨ざらしになります。雨を気にせずにアウトドアリビングを楽しみたいなら、建物の内側になる部分に設置したり、シェードや屋根を追加したりするなどの工夫が必要です。
シェードや屋根は、雨だけでなく強すぎる日差しの緩和にも役立ちます。アウトドアリビングを長いシーズン使いたいなら、検討する価値は十分あるでしょう。
また、屋外用家具は基本的に雨に耐えられるようにできていますが、劣化を防ぎ長く使いたいなら、より防水性や対候性の高いものを選ぶのがおすすめです。
アウトドアリビングは屋外のため、虫の問題は避けられません。緑を豊かにすれば、それだけ虫が増える可能性があります。虫が寄りにくい植物を活用したり、虫よけや殺虫器を設置したりしてください。
庭に虫が寄りにくい植物を活用するのも有効です。ローズマリーやレモングラス、ゼラニウムなど虫よけ効果のあるハーブを設置すると良いでしょう。庭の構造や環境によって最適な方法は異なるため、プロのアドバイスを参考にしてください。
屋外である以上、完全な虫対策は困難です。アウトドアリビングを使用する際には、事前に身体に虫よけスプレーをしておいたり、屋外用の虫よけ器具や殺虫器を設置したりすることをおすすめします。
アウトドアリビングは、手軽にアウトドア気分を楽しめ、家族で過ごす日常の時間をより豊かに変えてくれるスペースです。食事をはじめさまざまな使い方が可能なので、理想のイメージややってみたいことを軸に、設置を検討してみてはいかがでしょうか。
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株式会社ZOUSは、「Outside & Life Style 自分の庭を遊び尽くす！」をモットーに、海外のようなお庭で、外の目を気にせずプライベートが楽しめる空間デザインを得意としています。これまで数々のエクステリアを手掛けてきた知識と経験の豊富なスタッフが多数在籍しています。
コストパフォーマンスと高品質を大切にし、厳選した良質な資材を直輸入。遠目で分かるオリジナルデザインと近目で分かる施工のこだわりで、あなたの理想のエクステリアを叶えます。「見るお庭から過ごせるお庭へ」外構施工はZOUSにお任せください。
