コロナ禍で多くなったステイホーム、いつまでこの生活なのか不安になるという方もいらっしゃるかと思いますが、ステイホームだからこそ増えた時間で何かできるのではと人気が高まっているのがDIY。
今回は人気のDIYの中でも外構DIYの中で、ステイホーム期間中に初心者の方でもできるものから、少し難しめのもの、DIYできると言われていても、プロにお任せしたほうがいい外構までご紹介します。
合わせてプロの施工事例もご紹介するので、自分でDIYするときの参考にしたいという場合や、やっぱり自分ではできなさそうだからプロに頼みたいという方も参考にしてみてください。
目次
まずはDIYの準備から。DIYするときにこれだけは持っておきたい、便利な道具を紹介します。
電ドラと略されたりと、DIYには必須な道具です。
主にネジを締める際に使用します。一般的なドリルドライバーとパワーが強いインパクトドライバーがありますが、ドリルドライバーの場合太いネジは締められない場合も。
外構は太いネジを使うことも多いので、インパクトドライバーがおすすめです。
木材などの切断に使用します。
木材を使用した外構を作りたい方にはおすすめです。
クランプは固定するための道具で、ノコギリを使用する際など1人で行う際は必須です。
塗料などを塗布する際に必要です。作った外構に色をつけない場合でもニスなどを使用したり、接着剤を広く使用する際にも必要になります。
その他にもメジャーなどDIYには必要な道具があります。
ある程度揃えてから始めるのがおすすめです。
お庭などの外構のDIYの中から、レベル別におすすめの外構を紹介します。
まずはお試しでガーデンチェアやガーデンテーブルのついたガーデンチェアセットの組み立てをしてみましょう。
特にDIYを全くしたことがないという方におすすめです。
まずはネジを閉めるのはどんな感じなのかななど、感覚を知るという気持ちで初めてみてください。
ガーデンチェアセットは大きく、すぐ使えるので、達成感もありおすすめです。
もし、もっとちゃんとDIYしたいという場合は、塗料を塗ってみるなどして、少しアレンジを加えてみるとよりDIYっぽくなるかもしれません。
まずは簡単な花壇作りがおすすめです。
花壇を作るといっても花壇の枠を用意して作るものから、モルタルを使用した本格的なものから様々です。
とりあえずDIYをやってみたいなと思った方にはモルタルを使用しないやり方がおすすめです。
例えば花壇の枠を用意し、そこに土や肥料を用意し混ぜ、お花などを植えます。
花壇の淵に縁取り用のフェンスを設置すれば花壇の完成です。
また、もう少しやりたいという方は、
花壇を作りたい場所を掘り、溝を作ります。
そこにレンガを敷き詰めていき、水で固まる土を使用し、レンガを固定します。
隙間も埋め、花壇の完成です。
モルタルなどを使用して積み立てた花壇よりは高さが出ないので、お好みで縁取り用フェンスを使用してもいいかと思います。
もっと本格的にしたい!という方は一般的なモルタルを使用した花壇を作ってみましょう。
レンガはモルタルと馴染むように水に浸しておきます。
花壇にしたい場所を掘り、砕石を敷き詰め平らにし、モルタルと馴染むように水をかけ、また水平になるようにモルタルをのせ、土台を作ります。その後は水を切ったレンガを積み上げていきます。
レンガの積み上げを繰り返して花壇を完成させます。
モルタルは処理や準備が大変なので初心者の方にはおすすめしません。
人工芝をお庭やバルコニーに敷くのは初心者の方でもおすすめです。
まずは雑草や石を取り除きます。
お庭など広い部分で雑草が多い場合はスコップなどで土ごと雑草を取り除きましょう。
そのあとは土を平らにしていきます。
スコップやレンガといったもので平らにしていきます。土が多く平らにならない場合は取り除きましょう。
その後は平らにしながら固めていきます。固めるのが不十分だと完成後に、歩くと沈む芝になってしまいます。
固まったら防草シートを隙間なく敷き詰めます。余分な部分や障害物がある箇所はそれに合わせてカットします。
敷き終わったらU字釘などで固定します。
人工芝を敷きます。
防草シートと同様に隙間なく、余分な部分や障害物がある箇所はそこに合わせてカットします。
綺麗に敷けたらU字釘で固定して完成です。
雑草などの対策にアプローチなどに砂利を敷くのもお勧めです。
砂利を敷く際も人工芝を敷く際と同様の手段です。
まずは必ず雑草を取り除きます。
土をしっかり平らにし、固めましょう。
その後は砂利を敷きたい場所の上に防草シートを敷きます。
防草シートは隙間なく敷きます。
アプローチなどに砂利を敷く際は曲線があったり、障害物が多いので、マーカーなどで印をつけながらカッターで丁寧にカットしていきましょう。
その上から砂利を敷き詰めます。
使用する砂利は重みがあったほうが、防草シートがめくれることがないのでおすすめです。
外構DIYを調べると出てくるものの中で、DIYすることは可能ですが、プロに任せたほうがいいものをいくつか紹介します。
ウッドデッキは大きさも大きく、人が乗ることを考えると安全に使えるようにしっかり固定しないといけないので、施工に注意が必要で、あまりDIYはおすすめしません。
なるべくプロに任せたほうがいい箇所です。
ウッドデッキは木材で構造自体はそんなに難しいものじゃないから大丈夫と考えられる方もいらっしゃいますが、完成後のことを考える必要があります。
加工が簡単でDIYで作れる柔らかい木材は柔らかい分弱く、雨などでの腐食や虫に食べられる事による虫害といったウッドデッキ自体がだめになってしまう被害や、傷によってささくれが出来やすく、裸足でウッドデッキに乗った際にケガをしてしまう可能性があります。
雨などに強いものは木材だと固いもの、樹脂性のものになるので、DIYでの加工が難しいです。
これらの面からプロに任せるのがお勧めです。
プロの施工事例はこちら
フェンスはフェンス自体を作るとしても外構なので、壊れてしまい、その破片がお隣や道路に行ってしまうと大変です。
また、フェンスを設置するだけでも注意が必要です。フェンスは土台が一番大事で、目隠しフェンスなどの隙間が狭いものにすると風の抵抗を受けやすく倒れやすくなります。それを防ぐのが土台なのですが、コンクリートなどは扱いが難しいので、プロに任せるのがおすすめです。自分でやり、固定が甘いと、台風で倒れてお隣のお家を傷つけてしまうなどトラブルが発生する可能性があるので、フェンスを設置するだけでもプロに任せることをおすすめします。
プロの施工事例はこちら
今回はステイホーム期間中に、やってみたいという方が急増したDIYの中から、お庭などで使う外構のDIYをいくつか紹介しました。
簡単なものから、中級者向けのものまで紹介しましたが、やってみたい、これなら出来そうというものはありましたでしょうか。
これからDIYを始めたいという方はまずは簡単なものからやってみるというのがおすすめです。
また、DIYでは可能だけれど、プロに任せたほうがいいものも紹介しました。
外構は必ず使用するものなので、DIYする際の加工のしやすさはもちろん、DIYした後のことを考え、プロに任せるべきか考える必要があります。
ここで紹介したDIYをぜひやってみて、ステイホーム中も楽しみながら乗り切りましょう。