テラスリフォームに必要な費用・価格とは?素材別に紹介

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テラスリフォームに必要な費用・価格とは?素材別に紹介

「庭の雰囲気を変えたいけれど、大掛かりなリフォーム費用をかけたくない」「庭の機能性を高めたいけれど、どのようなリフォーム工事を実施していいのか分からない」、このような悩みを持つ方におすすめなのが、テラスリフォームです。

テラスリフォームをすると、外構・エクステリアの雰囲気を大きく変えられ、洗濯物を干すスペースを作ったり、庭で食事やティータイムを楽しんだりできます。しかし、テラスと一括りにいっても、その種類は複数存在するので、リフォーム前にはテラスに関する基礎的な知識を身につけておくことが大切です。

今回は、テラスリフォームについて詳しく解説していきます。本記事を読むと、テラスリフォームの素材別費用相場が分かるだけでなく、テラスに関する基礎知識とメリット・デメリット、費用を抑えるポイントが分かります。

テラスリフォームをご検討中の方はもちろん、庭の雰囲気を変えたいとお考えの方や、庭の機能性を高めたいとお考えの方も、ぜひご一読ください。

テラスとは

テラスとは

テラスとは、1階部分の屋外に設置された床面スペースのことです。多くの場合、家のリビングと繋がっているので、家から直接テラスに出入りできます。

まずは基礎知識として、テラスの魅力と種類について見ていきましょう。

テラスの魅力とは

リフォームでテラスを設置すると、庭に新しいスペースができ、庭でできることの幅が広がります。洗濯物や布団を干したり、お子様やペットの遊び場として活用したりすることも可能です。また、テーブルやイスを配置すれば、家族や友人たちとバーベキューやティータイムを過ごすこともできます。

さらに、開放的な雰囲気を演出できるのもテラスの魅力です。開放感を持たせることで、外構・エクステリア全体がおしゃれになるでしょう。

テラスの種類

リフォームで設置するテラスは、大きく3つの種類に分けられます。それが「テラス」と「テラス屋根」と「テラス囲い」です。それぞれの特徴は次のようになります。

  • ・テラス:1階部分の屋外に設置した床面のスペース
  • ・テラス屋根:テラスの屋根部分
  • ・テラス囲い:テラスの周囲を囲う部分

テラス屋根を設置すると、雨が降ってもテラス内に雨が入り込まないので、雨の日でも洗濯物を干せます。また、ガラス素材などで囲ったテラス囲いを設置すると、外部からの侵入を防げるだけでなく、通行人の視線を遮断できるのがメリットです。

テラスと混同されがちなものとは

テラスと混同されがちなものとは

リフォームを検討する際、テラスはベランダやバルコニー、サンルームと混同されてしまうことがあります。これらが別物だと分かっていても、具体的な違いまでは分からない方もいるでしょう。それぞれの違いは以下の通りです、

  • ・テラス:1階部分の屋外に設置された床面スペース
  • ・ベランダ:2階以上にある屋根がある屋外スペース
  • ・バルコニー:2階以上にある屋根がない屋外スペース
  • ・サンルーム:ガラス張りでできた部屋

ベランダとバルコニーは2階以上にあるものなので、1階にあるテラスとは明確な違いがあります。一方、サンルームは1階部分に設置されることが多いですが、密閉された空間なので、テラスのような開放感がありません。

なお、法律ではサンルームは屋内スペースと定義されています。そのため、リフォームで新しく設置すると床面積が増え、固定資産税がかかります。

テラスリフォームのメリットとデメリット

テラスリフォームのメリットとデメリット

テラスリフォームを検討するときは、メリットとデメリットについて理解しておかなければいけません。

ここからは、テラスリフォームのメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。

テラスリフォームのメリット

テラスリフォームの代表的なメリットは5つあります。ここでは、5つのメリットの詳細を見ていきましょう。

空間を広く使える

テラスは、基本的に住宅と繋がっているので、住宅の床部分が延長した状態になります。そのため、第2のリビングとして使用できるスペースを作ることが可能です。

洗濯物を干すスペースができる

テラスを設置すると、洗濯物を干す新しいスペースができます。また、テラス屋根を設置すると、雨の日でも洗濯物を干すことが可能です。そのため、家族の人数が多いご家庭においては、設置するメリットが大きいといえるでしょう。

また、2階以上のベランダに洗濯物を干している場合は、テラスを設置すると階段の上り下りがなくなるので、手間と時間を節約できます。洗濯物を干す作業は毎日のことなので、手間と時間を節約できることは大きなメリットでしょう。

バーベキューを楽しめる

テラスを設置すると、家で手軽にバーベキューを楽しめるのもメリットです。

テラスはリビングと繋がっているので、食材などを運ぶ際に便利でしょう。また、床が地面でなく木材やタイルなので、足元の汚れを気にする必要もありません。

デザイン性と機能性を高められる

テラスにはさまざまなデザインがあり、設置することで外構・エクステリアのデザイン性を高められることもメリットです。

また、庭に新しいスペースができることで、庭でできることの幅が広がり、機能性を高められるメリットも見逃せません。新しいスペースに収納ボックスを置いて、アウトドア用品の収納スペースを作れば、物の出し入れも簡単になります。

ガーデニングを楽しめる

テラスを設置すれば、過ごしやすい環境でガーデニングも楽しめます。

もちろん、ベランダでもガーデニングを楽しむことは可能ですが、ベランダだとスペースが足りないと感じる方も多いです。その点、テラスを設置すれば、ガーデニングを広い空間で楽しめるでしょう。

テラスリフォームのデメリット

テラスリフォームの代表的なデメリットは3つあります。ここからは、それぞれのデメリットの詳細について見ていきましょう。

費用がかかる

テラスリフォームの大きなデメリットは、費用がかかることです。テラス設置の費用は、サイズや使用する素材によって大きく変わります。そのため、あらかじめ予算を決めておくことが大切です。

業者に依頼するときには、事前に予算を伝えることで、適切な工事プランの提案を受けられることもあります。そのため、費用が気になる場合は、先に予算を決めてから相談するようにしましょう。

照り返しが強い

照り返しの強さも、テラスリフォームのデメリットです。特に、夏は照り返しが強くなるので、家の中にいてもまぶしいと感じることがあります。

テラスで使用する床材の色が明るいほど照り返しが強くなるので、照り返しの強さが気になる方は、床材の色選びで明るい色を避けるようにしましょう。

定期的な清掃が必要

きれいなテラスを維持していくには、定期的な清掃が必要になることもデメリットです。

手入れをしないまま放置しておくと、汚れが目立つだけでなく、場合によってはカビが発生してしまうこともあります。そのため、テラスを設置する際は、定期的な清掃の手間が増える点を覚えておきましょう。

テラスリフォームの費用相場とは

テラスリフォームの費用相場とは

テラスリフォームの費用は、テラスのサイズや使用する素材、設置場所の状況によって変わります。そのため、リフォームを行うにあたって、どれくらいの費用を用意すればよいか分からない方も多いでしょう。

ここからはテラスリフォームの費用相場について、詳しく解説していきます。

目安となる費用相場

テラスリフォームの目安となる費用相場は、以下の通りです。

リフォーム内容

目安となる費用相場

テラス

約15万円から50万円程度

テラス屋根

約10万円から30万円程度

テラス囲い

約30万円から50万円程度

ただし、テラスリフォーム費用は、テラスのサイズや使用する素材によって大きく変わります。そのため、上記の費用相場はあくまで目安として覚えておきましょう。

テラス本体

テラスリフォームの中で、最も費用の幅が広いのがテラス本体で、目安となる費用相場は約15万円から50万円程度です。

テラスは、使用する床材によってリフォーム費用が大きく変わります。代表的な素材としてはタイルや石材、木材、レンガなどがあります。中でも特に人気が高いのが、木材を使用したウッドデッキ(ウッドテラス)です。

テラス屋根

テラス屋根のリフォーム費用は、約10万円から30万円程度が相場です。テラス屋根を設置すると、雨がテラスに入りにくくなるので、雨の日でも洗濯物を干すことができます。

また、テラス屋根は鳥のフンも防げるので、洗濯物が汚れない環境を作れます。さらに、紫外線や熱をカットできる機能を持つ屋根もあるので、リフォームで設置すると、過ごしやすい環境を作れるでしょう。

なお、テラス屋根の形には、地面に対して平行なフラット型と、丸みを帯びたアール型が存在します。

フラット型の屋根をリフォームで設置すると、家全体がシックに雰囲気になるので、スタイリッシュな外構・エクステリアを目指している方におすすめです。

一方、丸みを帯びているアール型の屋根は、雨が降っても屋根から簡単に排水できるので、降雨量が多い地域に適しています。また、丸みを帯びた形をしているので、ナチュラルな雰囲気の外構・エクステリアを目指している方におすすめです。

テラス囲い

テラス囲いのリフォーム費用相場は、約30万円から50万円程度です。テラス囲いは、ガラス素材などでテラスを囲うので、外部からの侵入を防げるだけでなく、通行人の視線を遮断できます。そのため、リフォームで新しく設置すると、安全性やプライバシーを守れます。

テラス囲いは、サンルームと比べて安く設置できます。そのため、費用を抑えつつ新しいスペースが欲しい場合は、テラスリフォームでテラス囲いの設置を検討するのもよいでしょう。

ただし、テラス囲いのリフォームをするときは、固定資産税がかかる可能性があるので注意が必要です。なぜ「可能性がある」という表現になっているのかというと、明確な基準が設けられているわけではないからです。

テラス囲いにかかる固定資産税については、各自治体の判断に任されています。つまり、同じテラス囲いを設置したとしても、自治体が違えば、固定資産税がかかることもあれば、かからないこともあるということです。

このとき多くの自治体では、そこが密閉された空間かどうかを1つの判断基準にしています。雨風や外気が遮断された空間だと判断されると、固定資産税の対象になる可能性が高くなります。ただ、この基準の詳細も自治体によって違うので、詳細はお住まいの自治体の窓口に確認してみましょう。

また、テラス囲いを設置する際は、建ぺい率にも注意しなければいけません。なぜなら、テラス囲いが固定資産税の対象になる場合は、建ぺい率が増えることを意味するからです。

建ぺい率というのは、敷地に建築物を建てられる割合のことで、土地によって上限が決められています。テラスが建ぺい率に含まれることで、建ぺい率の上限を超えてしまう場合があります。テラス囲いを設置した後に、建ぺい率を超えたことが判明するとさまざまなデメリットがあるので、設置前に業者や自治体に必ず確認しておきましょう。

素材別のテラスリフォームの費用相場

素材別のテラスリフォームの費用相場

テラスリフォームの費用は、使用する床材によって大きく変わります。そこで、ここからは素材別のテラスリフォームの費用相場を見ていきましょう。

なお、テラスは地域によって必要な機能や耐久性が定められていることがあります。特に、積雪量が多い地域では、雪の重さに耐えられる構造が求められるので、費用が高くなる傾向にあることは覚えておきましょう。

ウッドデッキ

ウッドデッキの設置費用相場は、約25万円から40万円程度です。もちろん、サイズや素材によって費用は変わるので、この費用相場は目安として覚えておきましょう。

木の温もりを庭に取り入れることができるのがウッドデッキの魅力です。また、ウッドデッキは夏の日差しに当たっても表面が熱くなりにくいので、小さなお子様やペットも安心して遊べる環境を作れます。

タイル

タイルデッキの費用相場は、約20万円から30万円程度です。こちらも、サイズやタイルの種類によって費用が変わるので、予算に合わせた選択が大切になります。

タイルデッキを設置すると、外構・エクステリアに高級感を持たせられます。また、色や形の種類が豊富なので、デザイン性を追求できるのも魅力です。さらに、汚れを弾きやすいので、手入れが簡単な点もメリットといえるでしょう。

ただし、表面が濡れた状態だと滑りやすくなるので、転倒のリスクが高まります。そのため、小さなお子様やご高齢の方がいる家庭では注意が必要です。対策としては、滑りにくいタイルを選んで設置するなどの方法があります。

石張り・レンガ

石張りタイルの費用相場は約30万円です。

自然の風合いを活かした天然石のテラスを設置すると、高級感を演出できます。また、天然素材なので、それぞれ表情や模様に違いがあり、設置することで庭に味わい深さを取り入れられるのも特徴です。

続いて、レンガタイルの費用相場は約25万円です。

レンガタイルは洋風の建築物と相性がよく、時間の経過と共に角が取れ、色合いも変化していきます。そのため、時間の経過を楽しむことができる点が大きな魅力といえます。

なお、コンクリートで作られたレンガ風の素材を使うと、レンガタイルよりも費用を抑えられます。

テラスリフォームの費用を抑えるポイント

テラスリフォームの費用を抑えるポイント

ここではテラスリフォームの費用を抑えるポイントについて詳しく解説していきます。ポイントは次の3つです。

  • ・自社施工できる業者への依頼
  • ・素材のグレードを見直す
  • ・複数社の見積もりを比較する

1つずつ詳しく見てきましょう。

専門業者への依頼

外構・エクステリア工事では、自社施工できる業者への依頼が費用を抑えるポイントになります。なぜなら、自社施工できる業者に依頼しない場合、仲介手数料が上乗せされることがあるからです。

テラスリフォームを行う際、家を建ててくれたハウスメーカーや工務店に依頼する方もいます。しかし、ハウスメーカーや工務店は建築が専門なので、外構・エクステリア工事は基本的に他社に外注します。そのため、仲介手数料が上乗せされる可能性があるので注意しなければいけません。

また、外構・エクステリアの専門業者に依頼した場合でも、デッキの施工実績がない業者に依頼すると、他の業者に外注されることもあります。この場合も、仲介手数料が上乗せされてしまいます。

余計な費用をかけないためには、自社施工できる業者への依頼が大切です。なお、施工実績はホームページで確認できるので、気になる業者を見つけたら、まずはホームページを確認してください。

素材のグレードを見直す

テラスリフォーム費用において、素材が占める割合は少なくありません。そのため、素材のグレードを見直すと、費用を抑えられます。

しかし、素材のグレードをただ下げればよいわけではありません。なぜなら、グレードを下げた結果、仕上がりの満足度が下がってしまっては、リフォームの意味がないからです。

そのため、安易に安い素材を選ぶことは避けた方がよいでしょう。このとき、頼りになるのが業者からのアドバイスです。予算と希望を伝えて、適切な素材を提案してもらいましょう。

複数社の見積もりを比較する

複数社からの見積もりを比較することも、費用を抑えるうえでは大切です。1社の提示した金額だけでは、それが適正な金額かどうか判断できません。

また、複数社の見積もりを比較検討することで、費用だけでなく、リフォームの詳細についても詳しく確認できます。そのため、見積もりはなるべく複数社から取るように意識しましょう。

まとめ

テラスとは、1階部分の屋外に設置された床面スペースのことで、設置することで庭に新しいスペースを作れます。庭に新しいスペースができることで、庭でできることの幅が広がるだけでなく、デザイン性に優れたテラスによって、庭をおしゃれにもできます。

テラスには「テラス」「テラス屋根」「テラス囲い」という種類が存在し、どのテラスを選ぶのかによってリフォーム費用も変わります。また、使用する素材によっても費用が変わるので、目的と予算に合わせた選択が重要です。

今回ご紹介したことを参考に、それぞれの特徴や費用を踏まえ、ニーズに合ったテラスにリフォームしてください。

千葉で外構に関するお悩みがある方は、当社「ZOUS(ゾウズ)」までお気軽にご相談ください。

「Outside & Life Style 自分の庭を遊び尽くす!」をモットーに、海外のようなお庭で、外の目を気にせずプライベートが楽しめる空間デザインを得意としています。これまで数々のエクステリアを手掛けてきた知識と経験の豊富なスタッフが多数在籍しています。

コストパフォーマンスと高品質を大切にし、厳選した良質な資材を直輸入。遠目で分かるオリジナルデザインと近目で分かる施工のこだわりで、あなたの理想のエクステリアを叶えます。「見るお庭から過ごせるお庭へ」外構施工はZOUSにお任せください。

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