その家に住む人の姓(姓名)を示す表札は、小さくても重要なアイテムです。表札に使用する素材、デザイン、文字フォントなどによって個性を表現することができるので、ご家族のこだわりを表札に込めてみてはいかがでしょうか。
表札はその家に住む人の姓(または姓と名)を明示し、門まわりや玄関などに設置する札のことです。ネームプレート、サインと呼ばれることもあります。来客や配達などの際、訪問者が目的の家であることを判断する目印としての役割があります。
表札にはどのような素材のものがあるのか、代表的なものをご紹介します。
スタイリッシュでシャープな印象です。錆びにくく耐久性があり、種類も豊富です。
軽量で設置しやすい、ステンレス同様に錆びにくい、などの特徴があります。
流れるような曲線のラインを表現しやすい素材です。洋風デザインや趣向を凝らしたデザインに向いています。
透明感が美しく明るい印象を与えます。ガラスの色や仕上げ方によって、シャープなものから趣のある印象のものまで、多様なデザインが揃います。
種類によって色味や風合いがさまざまです。柔らかい印象を与えやすいことが特徴です。
天然素材である石を使用した表札は、格調高い印象を与え、落ち着きのあるイメージです。
昔ながらの縦型表札だけでなく、木の質感と他素材を組み合わせ両方のよさを活かしたタイプなどもあります。
樹脂製なので軽く、安価な価格帯が魅力です。
“札”という言葉から連想されるように、長方形や正方形などの四角形をベースにした表札が一般的ですが、最近は曲線を取り入れた表札も増えました。立体的な切り文字タイプも人気です。
表札に掲げる文字は漢字表記、ローマ字表記のどちらかとなりますが、両方を併記する表札もあります。ローマ字表示の場合はゴシック体か筆記体かによっても印象が変わります。さらに書体(フォント)や文字の太さのバリエーションもさまざまです。お好みに合う表札の表記方法を見つけましょう。
表札工事の際は、以下のことをふまえてご検討いただくとスムーズです。
一般的に表札は、門まわりの塀、門柱、玄関の外壁などに取り付けます。郵便ポストやインターホンと隣接する位置に表札があると、目印としてわかりやすくなります。表札を設置する高さは、人の目線あたりが目安です。また防犯の観点では、敷地外からでも表札を確認しやすい門まわりなどに設置した方が、玄関付近に設置するよりも、訪問者が敷地に入り込む頻度を減らせるため安心です。
壁に穴を開けボルトを差し込んで取り付ける方法です。接着材を併用します。
壁に穴を開けられない場合は接着材で貼り付けます。壁に凹凸がある場合は表面を削るなどして平らに補正してから貼り付けます。重さのある表札は落下の恐れがありますので注意が必要です。
門柱や外壁に表札を埋め込むとスッキリとした印象になります。門まわりの設計段階でご相談いただくとスムーズです。
周囲の道に街灯がなく日が暮れると暗くなってしまう場合は、照明を取り入れることで表札を認識できるようになります。表札の後ろから光をあてるタイプや、上部から照らすタイプなどがあります。
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