土間コンクリートの工事費用!1平米あたりの単価はどれくらい?

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土間コンクリートの工事費用!1平米あたりの単価はどれくらい?

土間コンクリートの工事費用!1平米あたりの単価はどれくらい?

外構・エクステリア工事を実施するときは、予算を決めておくことが大切になります。なぜなら、外構・エクステリア工事の選択肢は多く存在するので、気付けば費用が想像以上に膨らんでしまうことがあるからです。しかし、予算を決めるためには、ある程度の相場を把握しておかなければいけません。

これは、舗装工事でも同じです。舗装工事のように庭の大きさによって施工面積が変わる場合は相場の把握が難しいので、1平米あたりの単価を把握することが大切です。

今回は、土間コンクリートの工事費用について詳しく解説していきます。本記事を読むと、土間コンクリートの1平米あたりの単価が分かるだけでなく、工程別の単価、土間コンクリートの特徴と魅力、主な施工場所とメリットとデメリット、業者選びのポイントが分かるので、土間コンクリートの単価を知りたい方や、外構・エクステリア工事の予算を考えていきたい方は参考にしてください。

土間コンクリートとは

土間コンクリートとは

まずは、土間コンクリートの基礎知識として、土間コンクリートの特徴と魅力、土間コンクリートが使用される代表的な場所について解説していきます。

土間コンクリートの特徴と魅力

土間コンクリートとは、平面的にコンクリートを舗装する施工方法のことで、耐久性の高さが特徴です。基本的には灰色で見た目がシンプルなのですが、仕上げによって見た目の印象を大きく変えることができます。そのため、おしゃれな外構・エクステリアに多く使われているのも特徴です。

そんな土間コンクリートの魅力はスタイリッシュな見た目と手入れが簡単なことにあります。また、シンプルだからこそ他の舗装と組み合わせやすいことも魅力の1つです。コンクリート舗装だけでは寂しいと感じられる方も、砂利や芝生といった他の舗装と組み合わせることで、よりおしゃれな外構・エクステリアにすることができます。

土間コンクリートを使用する代表的な場所

土間コンクリートが使用される代表的な場所が駐車場とアプローチです。土間コンクリートは耐久性が高いので、日常的に車を乗り入れする駐車場に適しています。

また、家まわりにも使用されることが多く、さまざまな場所に設置されているのも特徴です。シンプルだからこそ設置できる場所が多岐にわたります。

土間コンクリートのメリットとデメリット

土間コンクリートのメリットとデメリット

土間コンクリート施工は少なくない費用がかかるので、施工前にはメリットとデメリットについて理解しておかなければいけません。また、土間コンクリートから舗装を変更する時は、コンクリートを撤去しなければいけないので、大掛かりな工事が必要になるうえに撤去費用がかかるので、施工前にはデメリットを理解しておくことも大切です。

ここでは、土間コンクリートのメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。土間コンクリートの代表的なメリットとデメリットは下記の通りです。

メリット デメリット
庭の手入れがしやすい 施工場所が一定期間使えない
駐車場で使用すれば車が汚れない 季節の移りを感じにくい
バリアフリー環境ができる 撤去費用がかかる
耐用年数が長い 初期費用が高額
水はけがよくなる ひび割れリスクがある

中でも、大きなメリットは手入れが簡単になることです。土間コンクリート施工すると、雑草対策ができます。そのため、手入れが簡単になるのです。庭の雑草をどうにかしたいと考えている方は、土間コンクリートにすることで、除草にかかる費用や労力、時間を大きく減らすことができます。

また、ご家族に高齢者や小さなお子様がいる場合、バリアフリー環境ができることも、大きなメリットになるでしょう。土間コンクリート施工すると、地面が平らになるので転倒リスクを軽減できるうえに、移動しやすくなります。

一方、大きなデメリットになるのが、施工場所が一定期間使えなくなることです。特に、駐車場を土間コンクリートにする場合は、完成するまで駐車場が使えないので新しい駐車場を確保しなければいけません。施工前に駐車場が見つからないという事態を避けるためにも、早めに駐車場を確保しておきましょう。

また、ひび割れリスクも大きなデメリットです。土間コンクリートは、クラックと呼ばれるひび割れが生じることがあります。現在の技術では、ひび割れリスクをゼロにすることはできません。ただし、ワイヤーメッシュを設置することで、ある程度はリスクを抑えることができます。

なお、ひび割れが発生しても基本的には強度に影響はしません。しかし、見た目の印象が悪くなってしまうのは事実です。そのため、1つのデメリットとして覚えておきましょう。

土間コンクリートの費用相場

土間コンクリートの費用相場

土間コンクリートの施工費用は施工面積によって変わるので、目安となる単価を覚えておくと、ある程度の費用相場が分かるようになります。ここからは、土間コンクリートの目安となる費用相場を把握するために1平米あたりの単価と工程別の単価について詳しく解説していきます。

1㎡(平米)あたりの単価

土間コンクリートの1平米あたりの単価は約7,000円から約1万2,000です。ただし、施工面積が広くなれば単価は低くなります。そのため、施工面積によって単価が変わることは覚えておきましょう。

たとえば、駐車場を土間コンクリートにする場合、1台分のスペースであれば15㎡程度の広さになります。この時、1平米あたりの単価は約1万1,000円から1万2,000円です。単価を基に計算すると施工費用は約16万5,000円から約18万円になります。

一方で、3台分のスペースだと施工面積は45㎡程度の広さになり、1平米あたりの単価が約7,000円から約9,000円になります。単価が下がったことで、施工費用は31万5,000円から40万5,000円になるのです。

広さが3倍になっても、施工費用が3倍にならない可能性があることは覚えておきましょう。ただし、50㎡を超えると作業が1日で終わらない可能性がでてくるので、想像していたよりも平米単価が下がらないケースもあります。

工程別の単価

前章では、1平米あたりの単価をご紹介してきました。引き続き、工程別の単価について詳しく解説していきます。工程別の単価が分かることで、作業内容に応じた単価が分かるので費用を抑えたい場合は参考にしてください。

鋤取り作業

土間コンクリートを施工するためには、施工部分にある余分な土を取り除かなければいけません。これを鋤取り作業といいます。砕石を敷き詰めるスペースとコンクリートの厚み分の土を取り除いていきます。この鋤取り作業の単価は1㎡あたり約500円から約1,000円です。

また、撤去した土は産業廃棄物となるので処分費用が必要になります。この処分費用の単価が1㎡あたり約800円から約2,000円です。

砕石の敷き詰め作業と転圧作業

鋤取り作業が終われば、施工場所に砕石と呼ばれる砕いた岩を敷き詰めていきます。砕石敷き詰めの単価は、施工面積によって上下するのですが、目安となる相場単価は1㎡あたり約3,000円です。

砕石を敷き詰めたら、転圧機と呼ばれる機械を使って転圧して地面を固めていきます。転圧が不十分だとひび割れリスクが高まるだけでなく、沈下の原因になるので重要な工程です。なお、転圧作業の相場単価は1㎡あたり約1,000円です。

型枠とワイヤーメッシュの設置

転圧作業が終われば、型枠を設置していきます。目安となる相場単価は1㎡あたり約300円です。ただし、型枠を使用しない工事もあるので見積もりの際には型枠工事の有無を確認しておきましょう。

型枠設置が終われば、次はワイヤーメッシュを設置していきます。ワイヤーメッシュを設置することで、コンクリートの強度が高まり、ひび割れリスクが軽減できるので重要な工程です。なお、目安となる相場単価は1㎡あたり約800円から約1,000円です。

コンクリート打設

型枠とワイヤーメッシュを設置したら、コンクリートを流し込んでいきます。なお、コンクリートを流し込むときは、周囲を汚さないために養生が必要です。

この時、養生費用が施工費に含まれていなければ、別途、養生費用がかかります。そのため、見積もり時には養生の有無を確認しておきましょう。なお、コンクリート打設の目安となる相場単価は1㎡あたり約1万円から約1万2,000円です。

オプションの単価

土間コンクリート施工では、予めコンクリートに切れ目を入れておくことで、コンクリートの縮みや膨らみ、ひび割れを防止することが可能です。この、切れ目を入れる作業をカッター目地と呼びます。なお、カッター目地は基本的に施工費用に含まれていません。オプション扱いになることが多いので、追加費用がかかります。目安となる相場単価は、1㎡あたり約500円から1,000円です。

また、駐車場を土間コンクリートにする場合は車止めを設置したいケースもあるでしょう。こちらも基本的にはオプション扱いです。費用単価は、車止め1つの単価が約1,000円から約3,000円になります。

土間コンクリートの施工単価を抑えるポイント

土間コンクリートの施工単価を抑えるポイント

前章では、土間コンクリートの1㎡あたりの単価と工程別の単価を解説してきました。中には、思っていたよりも単価が高いという印象を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、ここからは土間コンクリートの施工単価を抑えるポイントについて詳しく解説していきます。施工単価を抑えたい方は参考にしてください。

施工面積を減らす

施工単価と施工費用は違います。施工単価が安くても、施工面積が広ければ少なくない費用が必要です。一方、施工単価が高くても施工面積が少なければ施工費用は少なくなります。

そのため、土間コンクリートを施工する方の多くは、施工単価よりも施工費用を抑えたいと考えるでしょう。このような場合、施工面積を減らすことで施工費用を抑えることができます。

例えば、駐車場に土間コンクリートを施工する時は、タイヤが通る部分だけ土間コンクリートにすると、施工費用を大きく抑えることが可能です。ただし、施工面積が狭くなると単価は高くなる可能性があることは覚えておきましょう。

施工実績が豊富な業者への依頼

土間コンクリートの施工実績が豊富な業者に依頼すれば、費用を抑えられる可能性があります。土間コンクリート施工は、基本的に外構・エクステリア業者に依頼します。しかし、外構・エクステリア業者と一括りにしても、得意な工事には違いがあり、施工費用にも違いがでてくるのです。

土間コンクリートを多く施工している業者は、これまでに積み上げてきた経験やノウハウがあるので、工事をスムーズに進めることができます。また、自社で重機を所有している可能性があるので、重機を所有していない業者よりも金額を抑えられることがあるのです。少しでも費用を抑えたい場合は、施工実績が豊富な業者に依頼しましょう。

業者選びのポイント

業者選びのポイント

業者を選ぶ時は、複数社から見積もりを貰い比較してから決めましょう。複数の業者から見積もりを貰うと、比較が簡単にできるだけでなく明らかに割高な費用に気付くことができます。

ただし、明らかに見積もり金額が低いケースは注意しなければいけません。なぜなら、見積もり金額が低すぎる業者に依頼すると追加費用を請求されることがあるからです。見積もり金額が低すぎると感じた場合は、必要な工事がすべて見積書に記載されているのかをチェックしておきましょう。また、追加費用の有無を確認しておくことも重要です。

業者を選ぶ時は、見積書に記載された金額だけでなく、過去の施工実績や提案力、電話やメールでの応対などを参考にしながら総合的な判断を心がけましょう。

まとめ

土間コンクリートは耐久性が高いので、駐車場や玄関アプローチの舗装として多く使われています。スタイリッシュでシンプルな見た目は、さまざまな種類の外構・エクステリアと相性が良く、手入れが簡単なことも魅力です。ただし、初期費用の高さは1つのデメリットになります。

土間コンクリート1平米あたりの施工単価の相場は約7,000円から約1万2,000円です。なお、単価は施工面積によって変わることがあります。施工面積が広くなれば単価は下がり、施工面積が狭くなれば単価は高くなる可能性があるので、駐車場を土間コンクリートにする時は、台数によって単価が変わることを覚えておきましょう。

また、業者によっても単価に違いがあります。特に、土間コンクリート施工を多く手掛けている業者は、作業に慣れているうえに重機を所有していることがあるので、他の業者よりも単価が安いことも珍しくありません。

そのため、業者選びでは施工実績の多さが1つのポイントになります。業者を選ぶ時は、ホームページで過去の施工実績を確認しましょう。

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コストパフォーマンスと高品質を大切にし、厳選した良質な資材を直輸入。遠目で分かるオリジナルデザインと近目で分かる施工のこだわりで、あなたの理想のエクステリアを叶えます。

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