エクステリアや外構のリフォームによって、家の印象をおしゃれにしたい場合は、門まわりのリフォームを実施することをオススメします。
門まわりは家の顔となる場所なので、リフォームを実施することで、全体の印象を大きく変えることができます。しかし、門まわりと一括りにしても、リフォームできる場所は複数存在するうえに、リフォーム内容によって費用も大きく変わります。
今回は、門まわりのリフォーム施工例と工事費用の相場を詳しく解説していきます。本記事を読むと、門まわりのリフォーム施工例とそれぞれの費用、工事費用を抑えるポイントが分かるので、家の印象をおしゃれにする外構工事をご検討中の方は参考にしてください。
目次
門まわりのリフォームといっても、その種類は複数存在します。当然、どこをリフォームするのかによって費用は変わるので、まずは具体的な施工例を知っておくことが重要です。
ここからは、門まわりのリフォーム施工例を紹介しながら、それぞれの費用相場も解説していきます。まずは、門まわりのリフォーム施工例と費用相場を理解し、どこをリフォームするのかを考えていきましょう。
門まわりのリフォームの中でも、工事費用が比較的少なく効果が大きいのが門扉の塗装です。塗装は、時間の経過とともに剥がれていきます。これは、門扉でも同じです。しかし、門扉の塗装がはがれてしまうと、見た目の印象が悪くなるので注意しなければいけません。
門まわりは、家の顔とも呼べる場所です。そんな重要な部分の印象が悪くなると、家全体の印象にも影響を与えてしまいます。そのため、門まわりのリフォームで門扉の塗装を依頼される方は少なくありません。
そんな門扉の塗装でおすすめなのが、柿渋塗装です。柿渋を原料とした天然塗料を使用するので、環境に優しい塗料での塗装を実施できます。
常の塗料は、化学物質が使用されているので、ご近所への配慮も大切です。その点、柿渋塗装であれば、化学物質が使用されていないので、安心して施工できます。
では、費用はどれくらいかかるのでしょう?もちろん、門のサイズや塗装範囲によって変わる部分はありますが、目安となる費用相場は約3万円です。
門扉を塗装し直すだけでも、家の印象は大きく変わるので、具体的なリフォーム場所が決まっていない場合は、まずは門扉の塗装をしてみるのもいいでしょう。
門扉の動きが悪くなった場合は、門扉だけを交換するのも1つの方法です。門扉だけを交換する場合は、既存の門柱を使用するので、施工費用を抑えることができます。
また、門扉を交換するときは軽量の扉に変更するのもおすすめです。特に、ご家族に小さなお子様やご年配の方がいらっしゃる場合は、軽量の扉を使用すると簡単に開閉できるので、リフォームで見た目の印象を変えられるうえに、使いやすい門扉への変更ができます。
なお、動きが悪くなった門扉の交換費用の相場は約8万円になります。既存の門柱を使用することで、工事費用を抑えることと施工期間が短くなるので、動きの悪さだけが気になっている場合は、門扉だけを交換するのも有効です。
既存ブロック塀の一部分を取り壊して門扉を設置する外構工事費用の相場は約30万円です。
ブロック塀がある場所に新しく門扉を設置することで、新しい出入口を作ることが可能です。また、既存の門を撤去して新しく大きな門扉を設置することもできます。
既存の門扉よりも大きな門扉を設置すると、出入りしやすくなるだけでなく、両開きの門扉を設置できる可能性が高まるので、設置する門扉の選択肢を増やすことが可能です。
ただし、既存のブロック塀を取り壊すとなると、外構工事が大掛かりなものになるので、ある程度の費用がかかることは覚えておきましょう。
本格的に門まわりの印象を変えたい場合は、アプローチの張り替えも選択肢の1つになります。
門まわりのアプローチを張り替えると、外構の雰囲気を一新することが可能です。そのため、本格的な外構エクステリアのリフォームをご検討中の方はアプローチの張り替えを検討してみるのもいいでしょう。
ただし、アプローチの張り替えは、大規模な工事になるので、施工期間が長くなる場合があります。そのため、依頼時にはどれくらいの施工期間がかかるのかを確認しておくことも大切です。
なお、アプローチを張り替える場合の費用は門から玄関までの距離によって変わりますが、目安となる相場は約20万円から50万円になります。
門まわりのリフォームと一括りにしても、その内容には多くの種類があることを解説してきました。しかし、上記で紹介した以外にも多くのリフォーム工事が存在します。例えば、ポストのリフォームやインターフォンの取り換えも門まわりのリフォームになります。
これだけ種類があるので、どこからリフォームしていけばいいのか分からない方もいらっしゃるかもしれません。そのような場合は、先に予算を決めてから、実施する工事内容を決めていくのがオススメです。
では、門まわりのリフォーム工事費用として、どれくらいの予算を組んでおけばいいのでしょう?もちろん、素材やリフォーム範囲によって費用は大きく変わるので、予算を決めるのは簡単なことではありません。ただし、ボリュームゾーンを知っておくことで1つの基準を持つことは可能です。
門まわりをリフォーム工事したときのボリュームゾーンは約50万円です。
門まわりのリフォームをして外構をきれいにしたいけれど、具体的なリフォームプランが決まっていない場合は、予算を設定してから業者に門まわりのリフォームに求めるものを伝えると、予算と希望に合わせた工事プランの提案を受けることができるので、先に予算を決めるのも1つの方法です。
ここからは、門まわりのリフォーム工事費用を抑えるポイントを詳しく解説していきます。ポイントは以下の2つです。
門まわりのリフォームは、家のリフォームや庭全体のリフォームほどの費用はかかりません。しかし、こだわった分だけ費用が高額になることもあるので、注意しなければいけません。費用を抑えるポイントを理解し、費用が膨らむのを防ぎましょう。
費用を抑えるには、事前に予算を設定することが重要になります。なぜなら、予算を設定することで工事費用が膨らむのを抑えることができるからです。
リフォーム工事を実施していくうえでは、さまざまな選択をしていかなければいけません。素材選びといった簡単なものから、デザインといった大掛かりなものまで、多くの選択が必要になります。
この時、予算を設定しておくと、予算に合わせて選択をしていくことになるので、想定外の出費を抑えることが可能です。しかし、予算の設定と聞くと難しく感じる方もいらっしゃるでしょう。実際、どれくらいの予算を設定すればいいのか分からないという方もいらっしゃいます。
ここでのポイントは、門まわりのリフォームに出してもいいと思える金額を決めることです。おしゃれな外構・エクステリアを目指していくうえでは、門まわり以外のリフォームも必要になります。
その上で、門まわりにはいくらまでなら出せるのかを考えていくと、設定すべき予算の目安が見えてきます。まずは、門まわりのリフォームにいくらまでなら出せるのかを考えて、予算を組んでいきましょう。
リフォームの予算を抑えるには、リフォームの目的を決めることも重要です。例えば、防犯対策を目的とした場合は、リフォーム工事はインターフォンをカメラ付きのものに取り換える外構工事や、センサー機能が搭載されているライトを門まわりに設置する外構工事が必要になります。
目的を設定すると優先順位を決めることが可能です。優先順位が明確になれば、選択時の取捨選択も簡単になるので費用を抑える効果が期待できます。何を優先したいのかを明確にするためにも、まずはリフォームの目的を決めておきましょう。
また、目的が決まっていれば施工範囲が広がるのを抑えられる効果もあります。中には、目的が決まっていなくても、リフォーム範囲が広がることはないと考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、リフォームを進めているうちに、他の場所が気になり始めるのは、決して珍しいことではありません。だからこそ、目的を明確にしたうえで優先順位と施工範囲を決めて取り組むことが重要になるのです。
どうしても、他の場所が気になる場合は、一度に対処するのではなく、複数回に分けてリフォームを実施すると、無理のない予算計画を立てることができます。長期的なスパンでリフォームを実施すると、無理のない計画を立てることが可能です。
リフォーム内容が広範囲に及びそうなときは、複数回に分けたリフォームの実施と1回で行うリフォームの施工範囲を決めて取り組むようにしましょう。
なお、長期的なスパンでリフォームを進めていく場合は、どの業者に依頼するのかが重要になります。そこで、次章では業者選びのポイントについて詳しく解説するので、信頼できる業者への依頼を目指したい方は、ぜひチェックしてください。
門まわりのリフォーム業者を選ぶポイントは下記の3つです。
特に、提案力がある業者への依頼は重要になります。なぜなら、提案力がある業者に依頼できれば、門まわりのリフォームに求めることや予算に応じた工事プランを提案してもらえる可能性が高くなるからです。プロの提案を受けられるのは大きな強みになります。
外構工事は、どの業者に依頼するのかによって、仕上がりに大きな違いが出るので、上記のポイントを押さえて信頼できる業者への依頼を目指しましょう。
門まわりのリフォーム業者を選ぶ最初のポイントが自社施工業者への依頼です。時々、家を建てた工務店やハウスメーカーに門まわりのリフォーム外構工事を依頼する方がいらっしゃいます。しかし、工務店やハウスメーカーは家を建てるプロであって、外構工事のプロではありません。
そのため、工務店やハウスメーカーが門まわりのリフォーム工事の依頼を受けても、基本的には外構業者に外注します。この時、費用に上乗せされるのが仲介手数料です。当然、この費用は外構業者に直接依頼すればかからない費用です。
無駄な費用を上乗せさせないためにも、費用をできるだけ安く抑えたい場合には自社施工業者への依頼を心がけましょう。
業者を選ぶときは、業者の提案力も重要な要素になります。なぜなら、提案力がある業者に依頼できれば、さまざまな選択肢を手にすることができるからです。提案力がある業者は、積み上げてきた経験とノウハウに基づき、顧客の希望と予算に合わせた工事プランを提案してくれます。
これは、予算だけが決まっていてリフォーム内容が決まっていない方にとっては、特に重要なポイントです。また、長期的なスパンでリフォームを進めていきたい方にとっても心強い味方になります。
長期的なスパンでリフォームを進めていくときは、業者と密な打ち合わせが重要です。なぜなら、密な打ち合わせによってイメージを共有していくことができるからです。
顧客の理想の外構・エクステリアのイメージを共有することで、業者は適切な工事プランを提案しやすくなります。そして、適切な工事プランを提供するためには、業者の提案力が必要不可欠です。後悔しない外構・エクステリア工事を実施するためにも提案力がある業者への依頼を目指しましょう。
業者を選ぶときは、複数社から見積もりを貰うことも大切になります。なぜなら、複数社から見積もりを貰うことで、簡単に比較ができるようになるからです。
また、複数社から見積もりを貰うと、ある程度の相場も見えてきます。割高な業者への依頼を避けるためにも、見積もりは複数社から貰うようにしましょう。
門まわりのリフォームと一括りにしても、リフォーム内容はさまざまなものがあります。比較的安い費用で実施できる門扉の塗装や、家の印象を変えることができる門扉の交換やアプローチの張り替えなど、さまざまです。
また、門まわりのリフォームにはポストの取り換えやインターフォンの取り換え工事、センサーライトの取り付けなども含まれるので、リフォームの目的を設定することも重要です。目的を設定すると、リフォームの優先順位やリフォーム範囲の決定ができるだけでなく、予算を抑えることにも繋がります。
選択肢の幅が多いからこそ、目的を決めることが重要です。是非とも本記事を参考にしながら門まわりのリフォームのヒントにして頂ければ幸いです。
千葉で門まわりのリフォームを検討されている場合は株式会社ZOUSへご相談ください。
株式会社ZOUSは、「Outside & Life Style 自分の庭を遊び尽くす!」をモットーに、海外のようなお庭で、外の目を気にせずプライベートが楽しめる空間デザインを得意としています。これまで数々のエクステリアを手掛けてきた知識と経験の豊富なスタッフが多数在籍しています。
コストパフォーマンスと高品質を大切にし、厳選した良質な資材を直輸入。遠目で分かるオリジナルデザインと近目で分かる施工のこだわりで、あなたの理想のエクステリアを叶えます。