玄関アプローチをおしゃれにするには?選ぶ素材や費用の相場を解説

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玄関アプローチをおしゃれにするには?選ぶ素材や費用の相場を解説

玄関アプローチをおしゃれにするには?選ぶ素材や設置費用の相場

玄関アプローチとは、建物の玄関に続く空間のことです。

玄関アプローチは、家を出入りするたびに目に入ります。また来客にも、毎回見られる場所です。

目に触れる機会が多い場所だからこそ、少しでもおしゃれにしておきたいですよね。しかし「玄関アプローチってどんな選択肢があるの?」「どうすればおしゃれに見えるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、玄関アプローチに使われる素材や安くておしゃれな玄関アプローチを作る方法について解説します。

玄関アプローチとは?

玄関前アプローチを設置するデメリット

アプローチとは、その場所へ続く小道のことを指します。したがって、「玄関アプローチ」とは、住宅の正面玄関へ至るための階段やスロープ、またはその他の構造物で構築される空間のことを指します。

玄関アプローチは、建物への入り口としての役割を果たすだけでなく、建物の外観やデザインにも影響を与える重要な要素です。また、アプローチの素材や形状、照明などを工夫することで、安全性や快適性を高めることもできます。

玄関ポーチと玄関アプローチの違い

玄関ポーチと玄関アプローチの違い

「玄関アプローチ」と「玄関ポーチ」はよく混同して使われますが、両者には明確な違いがあります。

まず玄関アプローチは、玄関までの小道や階段などの空間のことを指すのに対し、玄関ポーチは玄関前にある屋根付きの空間のことを指します。

つまり、上記の画像では、玄関前からタイルの道までの空間が玄関アプローチです。一方で玄関と階段上にある空間が玄関ポーチとなります。

玄関アプローチに使われる素材一覧

玄関アプローチに使われる素材には、以下のようなものがあります。

  • ・タイル
  • ・敷石(石材)
  • ・枕木(木材)
  • ・人工芝
  • ・レンガ
  • ・コンクリート

それぞれの素材を簡潔に解説します。

タイル

タイルは、様々なデザインやカラーがあるため、好みに合わせて選ぶことができます。また耐久性があるため、玄関アプローチの素材として適しています。

ただし、雨に濡れると滑りやすくなるという欠点があります(詳しくは後述の「玄関前アプローチを作るデメリット」で解説しています)。

タイルを使用した玄関アプローチの例

タイルを使用した玄関アプローチの例

敷石(石材)

石材は、高級感があり、耐久性があるため、玄関アプローチによく使われます。石材には、大理石や花崗岩、砂岩など様々な種類があります。

石材の色によって、和風な家にも洋風な家にもマッチします。

敷石(石材)を使用した玄関アプローチの例

敷石(石材)を使用した玄関アプローチの例

枕木(木材)

木材は、ナチュラルな雰囲気を演出できるため、玄関アプローチに人気があります。

ただし、木材は滑りやすいため、凹凸のある木材を使用するか、滑り止めの処理をする必要があります。また他の素材と比べると劣化をするので、メンテナンスが必要です。

枕木(木材)を使用した玄関アプローチの例

枕木(木材)を使用した玄関アプローチの例

人工芝

人工芝は、自然豊かな雰囲気を演出できます。天然芝と違い、メンテナンスが不要である点がおすすめのポイントです。形に合わせてカットして使用できます。

植栽や花壇との相性も良いとされています。

人工芝を使用した玄関アプローチの例

人工芝を使用した玄関アプローチの例

レンガ

レンガを使用すると、クラシックな雰囲気を演出することができます。色味や形状も豊富で、個性的なアプローチを作ることができます。

コンクリート

コンクリートは、施工が簡単で耐久性があるため、玄関アプローチによく使われます。コンクリートの表面加工をすることで、タイルや石材のような雰囲気を出すこともできます。

カントリースタイルのデザインとの相性が良いです。

コンクリートを使用した玄関アプローチの例

コンクリートを使用した玄関アプローチの例

おしゃれな玄関アプローチを安く作る方法

安くておしゃれな玄関前アプローチを設置する方法

おしゃれな玄関アプローチを安く作る方法には、以下の2つのポイントがあります。

・あえて曲がりくねったデザインにしてみる
・スロープを作らない

それぞれの方法を詳しく解説します。

あえて曲がりくねったデザインにしてみる

玄関アプローチをおしゃれに見せる最も簡単な方法は、「奥行き感を出す」ことです。

しかし、玄関アプローチを長くするほど、施工範囲が増え、コストがかかってしまいます。そのようなときは、玄関アプローチを直線的なデザインから、曲がりくねったデザインに変更してみましょう。

そうすることで、視覚的に奥行きがあるように感じられます。その結果、施工範囲は変わらず、コストの節約にもつながります。

スロープを作らない

老後のことを考慮し、玄関アプローチに階段とは別にスロープを作る人もいます。

確かに、利便性の面ではスロープがある方が優れています。しかし、スロープを作るにはコストがかかります。

スロープを作らない方が、コストを安く抑えることができます。必要になったときにリフォームでスロープを作るのもありでしょう。

玄関アプローチを作る費用の相場

玄関アプローチの設置費用の相場

玄関アプローチを作る際の相場は、一般的に10〜30万円程度と言われています。

具体的には、1㎡あたりのモルタル工事費が3万円前後、素材の価格が1㎡あたり1万5千〜2万5千円前後であり、さらに既存のタイルなどを交換する場合は、撤去費が2万円前後必要となります。

ただし、どのような家を建てるかによって建築費用に大きな差があるように、どのような玄関アプローチを作りたいのかによって費用には大きな差があります。よって10〜30万円という費用相場は、あくまで参考としてお考えください。

また、玄関アプローチを作るのにかかる費用は、以下の3つの要素によって変わります。

  • ・素材の種類と品質
  • ・アプローチの形状や大きさ
  • ・施工費用
  1. 素材の種類と品質
    玄関アプローチに使われる素材によって、費用が大きく変わります。タイルや石材、木材などの素材を使用する場合は、高価なものもあります。
  2. アプローチの形状や大きさ
    アプローチの形状や大きさによって、必要な素材の量が変わるため費用も変動します。階段がある場合や、曲線的な形状の場合は、施工に手間がかかるため費用も高くなります。
  3. 施工費用
    アプローチの施工にかかる人件費も、費用の相場に影響を与えます。

玄関アプローチを作るメリット

玄関アプローチを設置するメリット

玄関アプローチを作るメリットは以下の2つです。

  • ・外から家の中が見られにくくなる
  • ・奥行きができておしゃれになる

それぞれ詳しく見てみましょう。

外から家の中が見られにくくなる

玄関アプローチを作ると、公道から玄関までの距離が広がります。アプローチのタイプによっては異なりますが、通常、最低でも3メートル程度のスペースが確保されることが一般的です。

そのため、玄関を開けても、外から家の中が直接見えないようになります。

一方で玄関アプローチがなく、公道から1メートルもない場所に玄関がある家も度々見受けられます。こういった家では、玄関を開けた際に、通行人に家の中を見られてしまう場合があります。

ここで「玄関くらい多少見られてもいいのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、玄関アプローチは防犯面でも有益です。さらに、通行人を気にすることなく自宅への出入りが可能であることから、プライバシーが保たれ快適さも向上します。

また外からの目線を隠せるという意味では、「玄関を開けっ放しにして何か作業をする」といったことも場合によってはできるようになります。

奥行きができておしゃれになる

玄関アプローチを作ると、公道から玄関までの間に奥行きができるので、花壇や植栽など自然の美しさを取り入れることができて、外構の美観が向上します。

玄関アプローチに色鮮やかな花々や緑豊かな植栽を置くことで心を癒す効果が期待できます。訪れる人々がリラックスできる空間を演出することで、家への入口が心地よい場所となります。

さらに、季節ごとに異なる花や植物を選ぶことで、玄関アプローチが四季折々の表情を見せるようになります。これにより、住む方も訪れる方も、その時々の季節感を楽しむことができます。

玄関アプローチを作るデメリット

玄関アプローチを作るデメリットは以下の3つです。

  • ・素材によっては雨天時に滑りやすくなる
  • ・老後や子育て時に段差を不便に感じる場合がある
  • ・コストがかかる

それぞれ詳しく見てみましょう。

素材によっては雨天時に滑りやすくなる

記事前半で、玄関アプローチに使われる素材として、以下の6つの素材を紹介しました。

  • ・タイル
  • ・敷石(石材)
  • ・枕木(木材)
  • ・人工芝
  • ・レンガ
  • ・コンクリート

この中でも、タイルは雨天時に滑りやすくなるので注意が必要です。これはタイル表面に塗ってある「釉薬(うわぐすり)」が原因です。

ただし、タイルによっては滑りやすさを抑えるための表面加工が施されています。またタイルは、他の素材に比べると「やや滑りやすい」程度で、スケートリンクのようにツルツル滑ってしまうということはありません。

高齢者やお子様が住む家を建てる方は頭の中に入れておきましょう。また、玄関アプローチを放置していると苔が生えてしまうことがあり、余計に滑りやすくなります。よって定期的に手入れをしてあげる必要があります。

老後や子育て時に段差を不便に感じる場合がある

玄関アプローチには、階段が用いられることが多いです。また敷石と砂利でわずかな段差が生まれることもあります。

老後や子育て時には、このような段差を不便に感じることがあります。

そういった場合は、バリアフリーの玄関アプローチを最初から用意するか、バリアフリーにリフォームをするときのことまで考えた設計にしておきましょう。

例えば直線的な玄関アプローチではなく、曲がりくねったような玄関アプローチにすれば、玄関との距離ができるため、緩やかな坂道を通るだけで玄関にアクセスできるようになります。

さらに、曲がりくねった玄関アプローチの方がおしゃれに見えるという効果もあります。

玄関への階段の横にバリアフリーに対応したスロープを作るのも良いでしょう。

コストがかかる

玄関アプローチを作るには、もちろんコストがかかります。玄関アプローチを作るのにかかるコストについては、「玄関アプローチを作る費用の相場」で解説した通り、10〜30万円程度です。

おしゃれで見栄えの良い玄関アプローチを作りたい場合、10〜30万円以上のコストがかかることも珍しくありません。

玄関アプローチのDIYはおすすめしない

玄関アプローチのDIYはおすすめしない

玄関アプローチを作るコストを抑えるための選択肢として、DIYが考えられます。

しかし「外構エクステリア関連の建築業務に携わり、玄関アプローチを建築した経験がある」という場合でなければ、玄関アプローチのDIYはおすすめしません。

なぜなら玄関アプローチをDIYで作るのは難易度が高く、素人がすると失敗しやすいからです。

もし失敗してしまうと、家の景観を大きく損なってしまいます。

DIY経験がない方はもちろんのこと、「DIYには自信がある」という方でも、業者への依頼をおすすめします。

まとめ

玄関アプローチの概要や玄関アプローチに使われる素材、安くておしゃれな玄関アプローチを設置する方法

玄関アプローチの概要や玄関アプローチに使われる素材、おしゃれな玄関アプローチを安く作る方法などについて解説しました。

玄関アプローチによって、来訪者が持つ家へのイメージが変わるといっても過言ではありません。そのため、玄関アプローチは是非、妥協せずにデザインや配置にこだわって頂きたいところです。

玄関アプローチを作るメリット・デメリットや、素材の種類などを考えながら、どんな玄関アプローチにするのが良いのかを検討してみましょう。

千葉で玄関アプローチを検討されている方は、当社「ZOUS(ゾウズ)」までお気軽にご相談ください。

「Outside & Life Style 自分の庭を遊び尽くす!」をモットーに掲げる当社では、海外のようなお庭で、外の目を気にせずプライベートが楽しめる空間デザインを得意としています。これまで数々のエクステリアを手がけてきた知識と経験の豊富なスタッフが多数在籍しています。

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