ガーデンルームの増築費用!エクステリアのプロが解説!

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ガーデンルームの増築費用!エクステリアのプロが解説!

ガーデンルームの増築費用!エクステリアのプロが解説!

「庭のスペースが余っている」
「庭を有効活用したい」
「庭にある程度の広さがあるけれど持て余している」

このような悩みがある方は、ガーデンルーム設置を検討するのも1つの選択肢です。ガーデンルームを設置すると、雨でも洗濯物を干せるだけでなく、子どもやペットの遊び場としても活用できます。時間帯や季節、家族構成や趣味に応じて、さまざまな楽しみ方ができるスペースを持てるメリットは、非常に大きいといえるでしょう。

一方で、ガーデンルームの増築と聞くと、多くの方が気になるのが費用面ではないでしょうか。ガーデンルームの増築を行う際は、実際にどれくらいの費用がかかるのか把握しておくことが大切です。

そこで、今回はガーデンルームの増築費用について詳しく解説していきます。本記事を読むと、ガーデンルームの増築費用だけでなく、ガーデンルームの基礎知識とメリット・デメリット、後悔しないために押さえておくべき注意点が分かります。庭のスペースを有効活用したい方や、新しいスペースを作りたい方、ガーデンルームに少しでも興味を持ったことがある方は、ぜひご一読ください。

ガーデンルームとは

ガーデンルームとは

ガーデンルームとは、掃き出し窓に隣接した屋外にある部屋のことで、壁や屋根がガラスやアクリルのパネルで覆われているのが特徴です。ガラスやアクリルのパネルで覆われているので、日光を取り込みやすいうえに、外の景色が見え、四季を楽しむスペースとして活用できます。そのため、お花見やバーベキュー、お月見に天体観測など、さまざまな楽しみ方ができるのが魅力です。

ガーデンルームとして、家と庭の中間スペースがあると、両方の良い部分を取り入れたスペースを作れます。非日常感があるガーデンルームがあれば、自宅でできることの幅が大きく広がるので、生活を豊かにしたいと考えている方には特におすすめです。

ガーデンルームとサンルームの違いは?

ガーデンルームと似たものとして、サンルームが存在します。ガーデンルームと作りが似ているので、2つの違いが分からずに悩まれる方もいらっしゃるでしょう。

一般的には、サンルームは庭に面した部屋のことで、コンクリート基礎が作られていて気密性が高いサッシで囲まれています。一方のガーデンルームは、大掛かりな基礎工事を実施せず、サンルームほど気密性が高くないものが多いです。以上のことを踏まえると、家の延長がサンルームで、庭の延長がガーデンルームと考えることができます。

ただ、この2つの違いには、明確な基準がありません。そのため、業者やメーカーによって区別する基準が異なる可能性があるので、注意しましょう。

ガーデンルームのメリットとデメリット

ガーデンルームのメリットとデメリット

ガーデンルームについて詳しく知るためには、メリットとデメリットについても把握しておかなければいけません。特にデメリットを理解しないまま設置すると、後悔に繋がるケースもあるので、メリットだけでなくデメリットについても詳しく見ていきましょう。

ガーデンルームのメリット

ガーデンルームの代表的なメリットとしては、次のものが挙げられます。

  • ・雨でも洗濯物を干せる
  • ・花粉や黄砂から洗濯物を保護できる
  • ・子どもやペットの遊び場ができる
  • ・雑草が生えない
  • ・部屋としても庭としても使える

それぞれのメリットの詳細について、詳しく見ていきましょう。

雨でも洗濯物を干せる

ガーデンルームを作ると、雨でも洗濯物を干せるようになります。通常、雨が降っていると外干しができずに部屋干しになります。しかし、部屋干しだとなかなか洗濯物が乾かなかったり、嫌な部屋干し臭が付いたりします。

その点、ガーデンルームは屋根があるので、雨でも洗濯物が干せる空間として重宝します。晴れの日は日光がよく差し込むので、洗濯物が乾きやすく、嫌な臭いも付きづらいでしょう。

花粉や黄砂から洗濯物を保護できる

続いてのメリットが、洗濯物を花粉や黄砂から守れることです。ガーデンルームは、屋根と壁に囲まれているので、外の状況を気にする必要がありません。もちろん、砂埃や鳥の糞、虫が付着することもないので安心です。

洗濯物を保護できることは、大きなメリットになります。そのため、アレルギーがあって洗濯物を外に干せなかったり、洋服の劣化が気になったりして悩んでいる方は、ガーデンルームを作ると解決できることを覚えておきましょう。

子どもやペットの遊び場ができる

続いてのメリットは、子どもやペットの遊び場ができることです。ガーデンルームは、家と庭の良い部分が共存した場所なので、遊び場としても適しています。また、少しくらい散らかっていたとしても、家ではないので、区切りをつけた生活ができるのもメリットです。

クッション性に優れた床材を敷けば、お子様が転倒したときの怪我リスクを軽減できます。そのため、小さなお子様がいる場合などは、安全性を高めるため、設置を検討してみると良いでしょう。

雑草が生えない

ガーデンルームのメリットとして、雑草の心配がない点も見逃せません。基本的に、ガーデンルームの床にはタイルやウッドデッキが使用されているので、雑草が生えてくる心配がなく、除草作業が必要ありません。そのため、これまで庭でガーデニングをしていて、雑草に悩まされていた方にとっては、特にメリットが大きいといえるでしょう。

部屋としても庭としても使える

ガーデンルームは、部屋としても庭としても使える点がメリットです。たとえば晴れた日は、ガーデンルームの扉を開いておくと、庭として使えます。その一方、雨が降っているときは扉を閉めれば、部屋の1つとして使用できます。このように、状況に応じて使い分ければ、楽しみ方の幅が広がるでしょう。

ガーデンルームのデメリット

ガーデンルームの代表的なデメリットが次のものです。

  • ・夏は暑く、冬は寒くなる
  • ・エアコン代が高くなる可能性がある
  • ・建物の外壁に穴を開ける必要がある

ガーデンルーム設置を後悔しないためには、メリット以上にデメリットへの理解が重要です。1つずつ詳しく確認していきましょう。

夏は暑く、冬は寒くなる

ガーデンルームは、ガラスやアクリルのパネルで覆われているので外気温の影響を受けやすくなります。そのため、夏は暑くなり、冬は寒くなる点をデメリットとして覚えておきましょう。

特に、お子様やペットを遊ばせる場合は注意が必要です。外気温が高い真夏などは、ガーデンルーム内の温度が高くなり、熱中症になる可能性も考えられます。そのため、ガーデンルームを遊び場として活用するビジョンがあるなら、空調を導入するなどの工夫をするようにしましょう。

エアコン代が高くなる可能性がある

ガーデンルームを設置すると、エアコン代が高くなる可能性がある点にも注意が必要です。先述の通り、ガーデンルームは外気温の影響で温度が変化しやすく、その影響が他の部屋にも及ぶ可能性があります。

その結果、冷暖房に必要な電気量が増え、エアコン代が高くなる可能性があるのです。エアコン代が高くなれば、当然月々の支出に影響します。電気代が原因で後悔しないよう、事前に費用をシミュレーションしておくと良いでしょう。

建物の外壁に穴を開ける必要がある

続いてのデメリットが、建物の外壁に穴を開ける必要があることです。ガーデンルームは外壁に固定する形で作るので、外壁に穴を開けなければいけません。

しかし、外壁に穴を開けると住宅の外壁保証がなくなる可能性があります。知らないままガーデンルームを作ると、後になって保証が効かずに後悔しかねません。一度作ると後戻りはできないので、必ず事前に確認しておきましょう。

ガーデンルームを増築する費用相場

ガーデンルームを増築する費用相場

ガーデンルームを増築する費用は、ガーデンルーム本体の価格と設置費用の合計で決まります。そのため、費用相場が分かりにくいのが特徴です。ここからは、ガーデンルームの費用相場を、本体価格と設置費用に分けて詳しく解説していきます。

ガーデンルームの本体価格

ガーデンルームの本体価格の相場は、273cm×118.5cmで約50万円~80万円程度です。しかし、ガーデンルームの本体価格はメーカーやサイズによって違うので、相場はあくまで1つの目安として覚えておきましょう。

なお、ガーデンルームは価格帯が広いので、費用を抑えたい場合は本体価格が安いガーデンルームを選ぶのも方法です。予算に合わせた製品を選びましょう。

ガーデンルームの設置費用

ガーデンルームの設置費用相場は、約10万円~20万円程度です。設置費用には、設置だけでなく基礎工事の費用も含まれています。

なお、設置費用相場もあくまで目安として覚えておきましょう。なぜなら、庭の状況や広さによって、設置費用が変わることがあるからです。

特に、基礎工事においては掘削作業が必要になるので、土の状態や重機を使用できる環境なのかによっても、費用は大きく変わります。具体的な設置費用が知りたい方は、複数社から見積もりを取って把握すると良いでしょう。

ガーデンルーム増築を後悔しないための注意点

ガーデンルーム増築を後悔しないための注意点

ガーデンルームを増築するときの注意点は、次の3つです。

  • ・日当たりをシミュレーションしておく
  • ・建ぺい率と建築確認申請の有無を確認する
  • ・固定資産税の課税対象になる

知らないままガーデンルームを設置すると、設置後にトラブルに発展する危険性があるものもあるので、しっかりと理解しておきましょう。

日当たりをシミュレーションする

ガーデンルームの増築を後悔しないためには、事前に日当たりをシミュレーションしておくことが大切です。ガーデンルームの特徴は、日光が差し込む環境を作れることにあります。実際、自然光を取り込めるスペースを作ろうとして、ガーデンルームを設置される方も少なくありません。

しかし、ガーデンルームを設置してから、思っていたよりも日当たりが悪いことに気付くケースもあります。これでは、せっかく設置したガーデンルームの良さを発揮できません。このような事態を防ぐために、設置前に日当たりをシミュレーションしておくことが大切なのです。

ただし、日当たりが良すぎる場合、日差しによって夏場はガーデンルーム内が暑くなるので注意しましょう。日当たりのシミュレーションは、素人には難しい部分があるので、依頼する業者にお願いし、最適な設置場所を探すのがおすすめです。

建ぺい率と建築確認申請の有無を確認する

ガーデンルームを増築するときは、建ぺい率と建築確認申請の有無を確認しておく必要があります。建ぺい率とは敷地に建てられる建物の割合のことです。上限が設定されていて、上限を超えてしまうと、トラブルに発展する危険性があるので注意しましょう。

また、建築確認申請の有無についても確認しておかなければいけません。基本的に、増築するガーデンルームが10㎡以上の場合は、建築確認申請が必要です。

しかし、10㎡以上の場合でも、自治体ごとに条件が定められていて、申請が必要なこともあります。素人が判断するのは難しい面もあるので、増築前に依頼業者に確認しておきましょう。

なお、費用は発生しますが建築確認申請は業者に代行してもらえます。代行費用は約1万5,000円~2万円程度です。建築確認申請は、提出書類が多く知識が必要になるので、不安な方は業者に代行してもらいましょう。

固定資産税の課税対象になる

ガーデンルームを設置するときは、固定資産税についても考えておかなければいけません。ガーデンルームを増築すると、床面積が増えるので固定資産税がかかります。固定資産税の増加はランニングコストが増えることを意味するので、忘れないようにしましょう。

なお、3畳程度の一般的なガーデンルームを増築した場合、固定資産税は年間で1万円程度増えることになります。また、床面積が増えるので、不動産の登記内容を修正しなければいけないことも覚えておきましょう。

まとめ

ガーデンルームを増築すると、家と庭の中間にスペースを作ることができるので、両方の良い部分を取り入れた環境ができます。洗濯物を干したり、子どもやペットの遊び場として活用したり、個人に合わせた使い方ができるのが魅力です。

ただ、費用面を心配される方は少なくありません。ガーデンルームの増築費用はガーデンルームの本体価格と設置費用によって決まるので、低価格の本体を選ぶと費用を抑えることができます。

ガーデンルームはメーカーやサイズによって価格が違うので、価格帯も広くなっています。そのため、低価格帯のガーデンルームも少なくありません。低価格帯のガーデンルームを選ぶと、想像しているよりも安い費用で増築できる可能性があるので、まずはガーデンルームの種類を調べることから始めましょう。

千葉で外構に関するお悩みがある方は、当社「ZOUS(ゾウズ)」までお気軽にご相談ください。

「Outside & Life Style 自分の庭を遊び尽くす!」をモットーに、海外のようなお庭で、外の目を気にせずプライベートが楽しめる空間デザインを得意としています。これまで数々のエクステリアを手掛けてきた知識と経験の豊富なスタッフが多数在籍しています。

コストパフォーマンスと高品質を大切にし、厳選した良質な資材を直輸入。遠目で分かるオリジナルデザインと近目で分かる施工のこだわりで、あなたの理想のエクステリアを叶えます。

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