インターフォン工事は自分でできる?業者依頼との違いを徹底解説

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インターフォン工事は自分でできる?業者依頼との違いを徹底解説

インターフォン工事をDIYする方法と注意点、業者依頼時の費用相場、DIYと業者依頼のメリットとデメリット

「新しいインターフォンに取り換えたい」
「インターフォンの調子が悪い」
「インターフォン取付工事の費用を知りたい」
「インターフォンの取付をDIYするか業者依頼するか迷っている」

インターフォンの購入は家電量販店でもできます。そのため、自分で設置しようと考える人もいるかもしれません。また、工事費用の相場が分からないので、業者への依頼を迷っている人もいらっしゃるでしょう。

DIYだと工事費用を心配する必要がありません。そのため、自分でインターフォンを設置しようと考える人も多いでしょう。しかし、インターフォンの取付工事をDIYするには条件を満たしておく必要があります。

本記事ではインターフォン工事をDIYする方法と注意点、業者依頼時の費用相場、DIYと業者依頼のメリットとデメリットを解説しています。

本記事を読むと、DIYと業者依頼の費用面での違いだけでなく、それぞれのメリットとデメリット、業者依頼時に費用を抑えるポイントと注意点をご理解いただけます。

インターフォンの設置や取り換えをご検討中の方は、参考にしてください。

インターフォン工事費用の相場とは

インターフォン工事費用の相場とは

インターフォン工事を業者に依頼したときの工事費用相場は約1万5,000円から約10万円です。なかには、価格帯の広さに驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。これは、インターフォンの工事費用に本体価格が含まれていることが理由です。

まずは、インターフォン工事を業者に依頼した時の費用内訳と費用を抑えるポイントについて見ていきましょう。

費用内訳

インターフォンの取付工事費用は、本体価格+工事費+諸経費の合計によって決まります。ここでの注意点は本体価格です。なぜなら、本体価格は機種によって大きな差があり、工事費用に大きな影響を与えるからです。

では、工事費用の相場はいくらなのでしょう?実は、工事費用の相場は状況によって大きく変わります。代表的なものでは、配線工事の有無です。

もちろん、配線工事がある場合も電線の長さや場所によって変わります。そのため、相場を把握するのは簡単ではありません。状況によって左右されるので、相場は1つの目安として覚えておきましょう。

下記は、配線工事が必要なケースと必要ないケースの工事費用相場です。1つの目安として確認してください。

工事内容 費用相場
配線工事が必要な工事 約8,000円から約1万2,000円
配線工事が必要ない工事 約2万8,000円から約3万2,000円

費用を抑えるポイント

インターフォン取付工事の費用を抑えるポイントは下記の3つです。

  • ・インターフォンの機能を絞る
  • ・用途に合わせた機種の選択
  • ・DIY

ここからは、工事費用を抑えるポイントについて詳しく解説します。

機能を絞る

インターフォンの取付工事費用のなかでも、本体価格が占める割合は小さくありません。そのため、本体価格を抑えることで工事費用を大幅に抑えることが可能です。では、どうすれば本体価格を抑えることができるのでしょう?その1つの方法が、機能を絞ることです。

インターフォンと一括りにしても、機種によって機能に違いがあります。音声機能だけのインターフォンもあれば、ボイスチェンジャー機能が付いているものもあります。また、カメラが付いているものや、録画機能が付いているものは、解像度や録画時間にも違いがあり、その種類は豊富です。

基本的に、搭載されている機能が多ければ本体価格は高額になり、シンプルな機能だけなら本体価格は安くなります。つまり、インターフォンの機能を絞ることが工事費用を抑えるポイントになるのです。しかし、価格だけで選択するのは避けなければいけません。なぜなら、工事費用を抑えることができても、不便だと意味がないからです。

では、どのような基準で機種を選べばいいのでしょう?引き続き、機種選びのポイントを解説します。

用途にあった機種を選ぶ

インターフォン選びにおいて重要になるのが、用途に合わせた機種の選択です。インターフォンに求める機能は人や状況によって変わります。

たとえば、防犯対策としての機能を求める人には録画機能は欠かせない機能となるでしょう。しかし、来客の顔を確認できればいいと考えている人にとっては、録画機能は必要ありません。また、なかには音声での応対ができればいいという人もいらっしゃるでしょう。この場合は、そもそもカメラ機能が必要ありません。

このように、求める機能によって選択する機種は変わります。用途に合わせた機種を選択することで、本体価格を抑えられる可能性があるので、まずはインターフォンに求める機能について考えていきましょう。

DIY

インターフォンの取付工事費用を抑える方法としてDIYがあります。DIYだと工事費用がかからないので、費用を抑えることが可能です。ただし、状況によってはDIYできない場合や、資格が必要になることがあるので注意しなければいけません。

ワイヤレスインターフォンと呼ばれるインターフォンの場合は、無線接続なので配線工事が必要ありません。そのためDIYでも簡単に設置できます。ただし、電波状態によって画質が左右されるので注意が必要です。

簡単に設置することを優先する場合は、ワイヤレスインターフォンという選択肢もありますが、画質や機能を優先したい場合は、有線接続を選択した方がいいでしょう。

なお、DIYするときの条件や注意点については、後述しておりますのでDIYご検討中の方は参考にしてください。

DIYと業者依頼の費用の違いとは

DIYと業者依頼の費用の違いとは

インターフォンの取付工事費用を抑える方法としてDIYがあります。では、DIYと業者依頼ではどれくらい費用が変わるのでしょう?ここからは、DIYと業者依頼の費用の違いについて解説します。

まず、理解しておかなければいけないのが、DIYと業者依頼で変わるのは工事費用と諸経費だけということです。本体価格はどちらの場合も必要になります。

また、自分で実施できるのは取付工事だけということも覚えておかなければいけません。なぜなら、資格がなければ配線工事ができないからです。以上の点を踏まえると、DIYで節約できるのは、配線工事なしの費用相場である約8,000円から約1万2,000円になります。

インターフォン工事をDIYするときの注意点

インターフォン工事をDIYするときの注意点

インターフォン工事をDIYする前には、下記の2つのポイントを理解しておかなければいけません。

  • ・条件
  • ・資格

ここからは、インターフォン工事をDIYするときの注意点について詳しく解説します。

DIYができる条件

インターフォン取付工事をDIYするときは、下記の条件を満たしておかなければいけません。

  • ・室内機の電源がコンセント
  • ・室内機が乾電池式
  • ・チャイムコードが配線されている

なお、見た目で判断できない場合は、下記の手順で確認してください。

  1. ゴム手袋をして感電対策をする
  2. 室内機をスライドさせて壁から取り外す
  3. 本体の裏側を確認
  4. 配線の本数を確認
  5. 太い配線と細い配線がそれぞれ2本あれば電源が直結式なのでDIYできません(配線が細い線(チャイムコード)2本だけならDIY可能です)

なお、上記の確認方法に不安を感じる場合は、業者への依頼を検討しましょう。

状況によって資格が必要

基本的に、配線工事の実施は電気工事士の資格が必要です。そのため、電源が直結式の場合や、劣化による電線の取り換えが必要な場合はDIYの実施はできません。

インターフォンの取付工事を電気の基礎知識がないまま実施すると感電の恐れがあるので、非常に危険です。自分でインターフォンの取り付け工事を実施するときは、慎重な判断を心がけましょう。

インターフォン工事をDIYする流れ

インターフォン工事をDIYする流れ

インターフォン取付工事の条件を満たしていて、電気の基礎的な知識がある場合は、DIYするのも1つの選択肢です。

ここからは、インターフォンの取付工事をDIYしていく流れを解説します。まずは、必要な道具から見ていきましょう。

  • ・新しいインターフォン
  • ・プラスドライバー
  • ・マイナスドライバー
  • ・絶縁テープ

なお、設置場所からコンセントまで距離がある場合は、延長コードを用意しておく必要があります。

では、作業手順を見ていきます。まずは古い親機の取り外しです。

  1. 電源プラグ、もしくは電池を抜く
  2. インターフォンのブレーカーを落とす
  3. 上にスライドさせて親機を壁から取り外す
  4. 親機の裏側に繋がっている2本のチャイムコードを抜く
  5. 壁に設置されているネジをゆるめながら壁の中の挟み金具を外す

上記の流れで古い親機は取り外せます。

続いて、新しい親機を設置する手順を見ていきましょう。

  1. 新しい固定金具と挟み金具を壁に固定させる
  2. 新しいインターホンの裏側を確認
  3. 玄関子機と印字されている2つの穴にチャイムコードを1本ずつ挿す
  4. スライドさせて新しい親機を取付枠に設置する

以上で、新しい親機の取付は完了です。子機側でも親機と同様の作業を実施します。

なお、取り外す時は固定金具のネジの扱いに気を付けてください。ネジを全て外すと、挟み金具が壁の内部に落ちてしまうので、ネジは完全に外さず、少しずつゆるめながら取り外していきましょう。

DIYと業者依頼のメリットとデメリット

DIYと業者依頼のメリットとデメリット

前章では、DIY手順を解説してきました。手順を読んでDIYと業者への依頼で迷われている方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、大切になるのがDIYと業者依頼、それぞれのメリットとデメリットを把握しておくことです。

どちらにするのか決めかねている方は、それぞれのメリットとデメリットを比較したうえで検討してください。

設置方法 メリット デメリット
DIY
  • ・工事費用を抑えられる
  • ・ワイヤレスインターフォンなら取り外しや取付が必要ない
  • ・電気に関する基礎知識が必要
  • ・取り外しや取り付け時の破損リスクがある
業者依頼
  • ・プロに依頼するので安心・安全な設置が可能
  • ・業者からの提案を受けられる
  • ・工事費用がかかる
  • ・工事中は在宅しておく必要がある

費用を抑えるときにDIYは有効な方法です。しかし、購入した機種が壊れてしまうと再度購入しなければいけなくなるので注意しなければいけません。結果的に費用がかさむ可能性もあるので、自信がない場合は、業者に依頼するようにしましょう。

業者選びの注意点とポイント

インターフォンの取付工事は条件を満たしていれば自分で実施することも可能ですが、電気の基礎知識が必要なうえに、破損リスクもあるので自信がない場合は、業者に依頼した方が無難と言えます。ここで大切になるのが、業者選びのポイントです。

ここからは、業者選びにおける注意点とポイントについて解説します。

業者に依頼する前の注意点

インターフォンの取付工事を業者に依頼する前には、注意すべきポイントがあります。それが、専門業者への依頼です。インターフォンの取付工事を依頼するとき、家を建てたハウスメーカーや工務店に相談する人は少なくありません。

しかし、ハウスメーカーや工務店に依頼した場合、取付工事は下請け業者が実施します。そのため、約15%から30%程度の仲介手数料が上乗せされる可能性が高まるのです。仲介手数料が上乗せされると、余計な費用がかかるので費用を抑える意味でも専門業者に直接依頼するようにしましょう。

見積もりは複数業者に依頼する

インターフォンの取付工事業者を選ぶときは、まずは見積もりを依頼します。このとき大切になるのが、複数業者への依頼です。

複数業者から見積もりをもらうメリットは2つあります。1つ目のメリットが、複数社から見積もりをもらうことで、ある程度の相場が分かることです。1社からだけの見積もりだと、他者との比較ができないので、金額が妥当なのかが分かりません。しかし、複数社から見積もりをもらうと、工事金額の比較が簡単にできます。

2つ目のメリットは業者の比較が簡単になることです。業者を比較するとき、金額は1つの基準になります。しかし、金額だけでは見えてこない部分があるのも事実です。この見えにくい部分を可視化しているのが見積書の細目にあります。

どのような工事が必要なのか?それぞれの工事にいくらの費用がかかるのか?古い機種の処分費用がいくらなのか?これらの細目の確認と比較は、業者選びにおいて重要になるので、複数社から見積書をもらって、しっかりと比較検討してください。

業者を選ぶときのポイント

業者選びにおいては施工実績が重要になります。なぜなら、施工実績の数が1つの信頼に繋がるからです。施工実績が多ければ、経験とノウハウが積みあがっています。そして、経験とノウハウがある業者の強みは提案力にあります。

予算や希望を伝えることで、過去の経験とノウハウに基づいた提案をしてくれるので、業者を選ぶときは施工実績の確認を忘れないようにしましょう。では、どのようにして施工実績を確認すればいいのでしょう?その方法が、ホームページの確認です。

エクステリア業者の多くは、施工実績をホームページに掲載しています。そのため、気になる業者を見つけたときは、ホームページを確認しましょう。

なかには、施工実績だけでなく費用を掲載している場合もあるので、工事費用の目安を知ることができます。業者を選ぶときは、必ずホームページを確認してください。

インターフォン工事にかかる時間

インターフォンの取付工事にかかる時間は、既設の配線を利用する場合で1時間程度になります。また、配線工事を実施する場合は1時間から3時間程度の時間が必要です。

業者が工事している間は、基本的に在宅しておく必要があるので、配線工事が必要な場合は時間に余裕がある日程の調整を心がけてください。

まとめ

インターフォンの取付工事は条件を満たしていればDIYできます。しかし、条件を満たしていない場合は工事の実施ができません。なぜなら、工事をするためには電気工事士の資格が必要になるからです。

また、電気に関する基礎知識がない場合や、自信がない方も、業者に依頼することをおすすめします。インターフォンの取付工事は、機種を取り付けるだけでなく、配線を機種に抜き差しする作業が必要です。そのため、感電のリスクもあります。少しでも不安があるのであれば、業者への依頼を検討してください。

株式会社ZOUSは、「Outside & Life Style 自分の庭を遊び尽くす!」をモットーに、海外のようなお庭で、外の目を気にせずプライベートが楽しめる空間デザインを得意としています。これまで数々のエクステリアを手掛けてきた知識と経験の豊富なスタッフが多数在籍しています。

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