戸建て玄関照明|ポーチライトのポイントやメリット・デメリットとは?

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戸建て玄関照明|ポーチライトのポイントやメリット・デメリットとは?

玄関はお家の顔と言われる重要な外構です。
新築で家を建てられる方は、内装外装はもちろん、玄関部やエクステリアに力を注がれます。そうやってこだわり抜いて仕上げた玄関部も夜になってしまうと闇と共に消えてしまいますが…それをさらに素敵に浮かび上がらせてくれるのが照明の力です。
ライトと一口にいっても、種類や特徴、配置や当て方はさまざまですので、ここにもこだわり甲斐があるかもしれません。
玄関をより幻想的にそして機能的にもしっかりと照らしてくれるライトについてみていきましょう。

玄関照明とは

照明といってもさまざまですが、今回は玄関外側の照明をこれから設置したい、もしくは付け替えたいという方へ向けて、ポーチライトについてご紹介していきましょう。
玄関外側の照明にはポーチライトがおすすめです。さて、ポーチライトとは耳馴染みのない言葉かもしれませんが、いったいなんなのでしょうか。

【ポーチライト】

玄関ポーチとは、玄関の庇の下部分のことを指します。玄関の内側ではなく外側になります。
雨の日に傘をたたんで濡れずに玄関に入ることが出来るため、ポーチは玄関に必要不可欠でしょう。
敷地面積によって、またはお住まいの立地やテイストなどでも多々違いはありますが、狭くても広くても家の印象を左右する大切な場所です。
さて、そのポーチ部分にあるライトですので、玄関灯とも呼ばれ、玄関の外に設置することを想定して作られた照明をポーチライトといいます。
夜間の玄関周りを明るく照らす役割を担っています。
その家の雰囲気を左右する存在でもあるポーチライトには、家のテイストに合わせたデザインを取り入れたいものですよね。
家自体が素敵でも、照明そのものが美しくても、調和が図れていなければまとまりのないデザインとなってしまいます。
外観が北欧風の三角屋根や温かみのある素材だったり、和風で石を基調とした門扉や松、厳かなお庭などさまざまな外観がある中で、それぞれのデザインにあったライトを用いるべきでしょう。人感センサー付きや交換頻度の少ないLED対応など、機能性も重要視したい照明です。

【シーリングライト】

シーリングライトは天井面(ceiling)に直接取り付けるタイプの照明器具で、その場全体を明るくするので、玄関や住宅などの居室、事務所などの主照明(全般照明)として用いられることが多いライトです。
光源はLEDや環形の蛍光灯が多く用いられ、外側に光をやわらげるためのアクリル等のカバーがついている場合がほとんどです。
人感センサーや防虫機能が付いている物もあり、バリエーションが豊富で、玄関には嬉しい機能と言えるでしょう。

ポーチライトのメリット

玄関を素敵に照らし機能的にもなくてはならないポーチライトですが、メリットはそれぞれどんなところにあるのでしょうか。

メリット❶全体が明るい

照明といっても、上から吊るしたり、独立した照明ポール、植栽の中から照らすタイプまで様々ですが、ポーチライトは玄関の庇下に設置するタイプのシーリングライトです。
周囲を上から照らすため、玄関周りの広い範囲を明るく照らせる構造になっています。

天井に埋め込んで利用するタイプのダウンライトはその構造上、真下しか明るく照らすことができないのに対し、ポーチライトは立体的に目に見える形で玄関外側の庇についており、広い範囲を照らすことができます。
例えば夜疲れて帰宅した時、カバンの中の鍵を探すのに暗かったり、鍵を開けるときに鍵穴が暗かったりすることがないように実用的な明るさを作り出すことは必要です。
ダウンライトのように、自分で影を作る心配もないため、ストレスなくスムーズに出入りできますね。
夜間でも周りを明るく照らして玄関周り全体を確認できるポーチライトは、玄関外側の照明に必要不可欠なものと言えるでしょう。

メリット❷玄関のイメージアップ

照明器具が壁から出っ張る形で取り付ける場合もあります。そうするとライト自体の存在感が大きく、エクステリアとしての機能を果たすことになります。
設置場所や大きさによっては邪魔に感じることもあるかもしれませんが、ポーチライトはエクステリア的要素が強いためデザイン性が高く、種類も豊富です。
和風なものからモダンなもの、クラシカルタイプなど玄関のスタイルに合ったデザインのポーチライトを取り入れると、とてもおしゃれな印象になります。
魅力的な玄関を作りたい方には、ポーチライトがおすすめです。

メリット❸防犯効果が高まる

ポーチライトは広い範囲を照らすことができるため、防犯にも役立ちます。
素敵な玄関にしすぎて泥棒に狙われた!と言うのは是非とも避けたいところです。素敵な外観であればあるほど防犯意識をしっかりと持ち、対策を講じましょう。
防犯カメラの取り付けは犯人を割り出すには最適な方法ですが、犯罪抑止力となるアイテムで未然に防ぐことが一番です。
そんな時大切なのが、玄関照明の存在。玄関外側のドア周辺だけを明るく照らしたいのなら、ダウンライトでも問題はないですが、前述通りダウンライトだと、真下を照らすため玄関から少し離れると明かりがほとんど届きません。玄関周辺が暗くて見通しが悪いという状況は犯人には好都合となってしまいます。
一方ポーチライトは広い範囲に光が届くので、夜間でも周囲の状況が確認しやすく安心感があります。また人感センサー付きポーチライトにすると、人が近づけば照明が自動で点灯するため、より防犯効果が高まるでしょう。

メリット❹組み合わせやすい

玄関ポーチライトはダウンライトと組み合わせての使用もオススメです。
これらを両方設置することで、玄関外側をより便利かつオシャレに演出することができます。
天井下の狭い範囲しか照らせないのがネックなダウンライトですが、組み合わせによって’人感センサー付きポーチライト’と’ダウンライトの常夜灯化’が可能です。
少し暗めのダウンライトを常に点灯しておくことで、玄関先にオシャレな雰囲気を残しつつ、人が近づいたらしっかりとピカッと照らしてくれる人感センサー付きポーチライトとの強力タッグでより高い防犯効果が期待できます。

メリット❺メンテナンスが楽

飛び出して設置されるタイプや形状が複雑な照明、または、風雨にさらされる場所にあるライトだと、ゴミが溜まり、なんといっても汚れやすくなってしまいます。
シーリングタイプだとは庇に密接しているので、ゴミが溜まりにくい点もメリットと言えるでしょう。
たまにシェードの内部を掃除するだけで、後は目立ったメンテナンスが不要です。
毎日利用する玄関部、そして誰の目にも触れる家の顔ですから、照明もきれいに保っておくことは、家の印象をアップさせるとても大切な要素です。

ポーチライトの知っておくべきポイント

メリットがわかったところで、ポーチライトに魅力を感じていただけましたでしょうか。
いざ選ぶときに重視すべき点はどのようなことなのか、玄関外側にポーチライトを設置する際の重視したい機能についてご紹介していきます。

人感センサー機能

メリットの項目でも前述しましたが、防犯対策にも人感センサー付きタイプを取り入れることは極めて有効です。
ご自身や家族の安心安全のためにも、人感センサー付きタイプを優先して選びましょう。
人が近づくと自動でライトがオンになるので、不審者も例外ではなく、犯罪の抑止効果があります。突然の明かりに驚き不審者の侵入を妨げることが期待できます。
人感センサー付きライトは、人がいないときは自動で照明がオフになるため、スイッチを付けたり消したりする手間もなくなります。照明をつけずに外出して夜遅く帰宅するときや、買い物から帰ってきて両手がふさがっているときに非常に便利です。
また、防犯対策のために!と、明るいうちから帰宅の一瞬のためにライトをつけ続けて行くのは、電気代も勿体無いですよね。
環境にもお財布にも優しい取り組みとして、考えてみられてはいかがでしょうか。

LEDポーチライト

照明器具には明るさや温かみの違いでも種類が豊富であり’白熱灯”蛍光灯”LED’など様々です。
室外利用、とくに玄関外側の照明として利用するならLEDのポーチライトをおすすめなのですが、そのおすすめできる特徴を見ていきましょう。

特徴❶節電効果がある

白熱灯や蛍光灯と比較して、LEDライトは少ない消費電力で明るく光る特徴を持っています。
初期費用は高くなりますが、長い目で見た時に電気代の節約に繋がります。節電効果はライトを利用すればするほど、電気代として違いが表れてきます。
暗くなると常に玄関のライトを付けているなど、長時間使用しているご家庭では、LEDライトに変更するだけで大幅な節電効果が期待できるでしょう。

特徴❷虫が寄りにくい

春、夏など暖かい季節になると、照明の光に小さな虫が集まってきますよね。
明るいところに虫が集まりやすいと思ってらっしゃる方もいるかもしれませんが、実は虫は紫外線が含まれている光に集まる習性があるとご存知でしたか。夏場に虫が集まってしまうのは、白熱灯などが発する紫外線だったのです。
しかしLEDライトにはこれがほとんど含まれていないので、ライトをつけっぱなしでも虫が集まってきません。せっかく素敵な玄関でも、ライト周辺に虫が集まっていると虫が苦手な方は苦痛でしょうし、見栄えも良くありません。
景観を良くするためにも、玄関先の照明にはLEDライトがおすすめです。

特徴❸寿命が長い

LEDライトは白熱灯や蛍光灯と比較して、寿命が長いです。
白熱灯の寿命は1,000~2,000時間、蛍光灯の寿命は13,000時間程度と言われているのに対してLEDライトの寿命は約40,000時間と言われています。
LEDライトは白熱灯などに比べ効果ではありますが、一般にも浸透してきたおかげで需要も増え、近年値下がり傾向にあります。
以前よりもお求めやすくなっているため、これからポーチライトをはじめとした照明器具を新設する場合は、LEDライト対応モデルを優先して購入してみてはいかがでしょうか。
寿命が長いと言うことは取り替えの機会が減るため、メンテナンスも楽ちん。これは嬉しいですね。

まとめ

玄関先を素敵に照らしてくれる照明として、ポーチライトをご紹介いたしました。
このライトは周囲全体を明るく照らすことができ、種類も豊富なため、機能面、デザイン性、両方を兼ね備えているライトと言えるでしょう。
人感センサーやLEDを加えて検討することで、防犯性の高まりや、節電効果も期待できるなど、選びがいがありそうです。
ぜひ、素敵な外観づくりの一要素として、ポーチライトにこだわってみてはいかがでしょうか。

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