アウトドアリビングで後悔しないためのポイント！注意点を解説！
自宅での暮らしをもっと楽しむためのスペースとして、「アウトドアリビング」が人気を集めています。アウトドアリビングとは、屋外でもくつろげるウッドデッキやテラスのことです。室内から気軽に出入りできるところに計画し、自宅にいながら気軽にアウトドア気分を楽しめます。
しかし、計画通りにくつろげるスペースにするには、さまざまな配慮や工夫が必要で、イメージ通りに使えずに後悔するケースも多いようです。そこで今回は、アウトドアリビングでよくある後悔を取り上げ、後悔しないためのポイントをお伝えします。
後半では、エクステリアの提案を得意とするZOUSの最新アウトドアリビング事例も紹介します。後悔しないアウトドアリビングを作りたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
アウトドアリビングとは、リビングとつながる場所に設けたウッドデッキや庭のなどの屋外スペースのことです。室内と同じようにテーブルや椅子を置いて、食事をしたり、くつろぎの時間を過ごしたりできます。
アウトドアリビングは、バーベキューやガーデニングを楽しんだり、子供のプール遊びに使ったりと、アイデア次第でさまざまな使い方が可能です。外出しにくかったコロナ禍で注目が高まり、自宅にアウトドアリビングの設置を希望する人が増えました。開放感のある屋外スペースで人目を気にせず過ごせ、自宅での暮らしがより充実するため、現在でも人気が続いています。
人気のあるアウトドアリビングですが、「使いにくい」「思ったより使わなかった」などと後悔するケースがあります。使いやすいアウトドアリビングを実現するためには、どんなことが後悔につながるか知ることが大切です。ここでは、アウトドアリビングでよくある後悔を5つご紹介します。
アウトドアリビングの後悔ポイントとして多いのが、周囲の目が気になる点です。せっかくアウトドアリビングを設けても、道路を歩く人や隣の家からの視線が気になると、「落ち着かない」「ゆっくり楽しめない」と後悔しかねません。
周囲の目が気になるような設計では、結局あまり使わなくなってしまいます。周囲の目が気になって後悔しないためには、プライバシーを確保できるよう、目隠しやフェンスを設置するとよいでしょう。
アウトドアリビングは屋外にあるため、いつでも快適に使えるわけではありません。アウトドアリビングを快適に使えるシーズンや時間帯は限られていて、真夏や真冬、夜遅い時間帯は利用頻度が落ちてしまいます。たくさん予算やスペースを割いたのに、思ったより使える日が少ないと後悔しないよう、使い方をよくイメージして計画しましょう。
屋外にあるアウトドアリビングでは、どれだけ対策をしていても、夏場は虫が出てしまうこともあります。生き物や自然に触れ合う環境もアウトドアリビングの魅力の一つですが、虫が苦手な家族にとっては、後悔の原因になるかもしれません。虫が気になる場合は、本当にアウトドアリビングを作っても後悔しないか、家族でよく話し合ってから計画しましょう。
アウトドアリビングを設置してから、メンテナンスで後悔するケースも少なくありません。アウトドアリビングは、常に紫外線や雨水にさらされるため、長くきれいに保つには定期的なメンテナンスが欠かせません。雨ざらしでも傷みにくい施工法もありますので、メンテナンスの手間や費用もよく検討し、負担の少ない素材や仕上げを選ぶと後悔が少ないでしょう。
アウトドアリビングで実際に過ごしてみて、収納や設備が足りないと後悔するケースもあります。アウトドアリビングでアクテビティを楽しむには、テーブルや椅子を置いたり、レジャー用品を収納したりするほか、水道や照明などの設備も必要です。こうした設備が足りないと、思い通りに使えず後悔しかねません。そのため、アウトドアリビング設置時には、使い方に合わせた設備も併せて計画しましょう。
ここまで、敢えてアウトドアリビングで後悔するポイントを確認してきましたが、注意して設置すれば、それ以上に多くのメリットを得られます。ここでは、特に代表的な3つのメリットについて、詳しく確認していきましょう。
キャンプやバーベキューのように、自然の中で過ごすひとときに癒されるという人は多いです。自宅にアウトドアリビングを設けると、思い立ったときに、すぐバーベキューやキャンプを始められます。
自宅でキャンプができれば、キャンプ場まで移動したり、大きな荷物をまとめたりする負担がかかりません。また、子供がまだ小さかったり、家族の予定が合わなかったりしても、自宅なら気軽にアウトドアレジャーを楽しめるでしょう。
外で過ごす開放感は、気持ちをゆったりとリラックスさせてくれます。自宅にゆっくりできるアウトドアリビングがあれば、家での過ごし方にバリエーションが増えるでしょう。
たとえば、天気の良い日にテーブルを出して読書を楽しんだり、日光浴をしたりする何気ない時間も、気持ちをリフレッシュさせてくれます。また、外での食事はなぜか新鮮に感じられるものです。カフェのテラス席で食事をするように、手軽に非日常的な空間を楽しめるのも、アウトドアリビングの魅力だといえるでしょう。
アウトドアリビングは、小さな子供やペットの遊び場としても活躍します。室内から目が届きやすいので、道路への飛び出しやウッドデッキからの転落などの心配も少なくなります。
プール遊びやシャボン玉遊びなどで楽しんだ後は、お風呂に直行できる気軽さも嬉しいポイントです。夏場の公共プールは混んでいることが多いですが、自宅でプール遊びができれば、のびのびと気軽に水遊びを楽しめるでしょう。
アウトドアリビングは、注意点を踏まえて設置することで、後悔を最小限に抑えられます。ここでは、アウトドアリビングで後悔しないために意識したい5つの注意点について、詳しく確認していきましょう。
バーベキューやプール遊び、外でのパーティーなど、アウトドアリビングで自由に過ごしたい場合は、土地選びの段階から周辺環境をよくリサーチしましょう。たとえば、密集した住宅街では周りの家に迷惑をかける可能性があるため、アウトドアリビングを設けたとしても、煙の出るバーベキューや子供の声が響くプール遊びは難しくなります。隣の家との距離を十分に取れるような、ゆったりとした環境の土地を選ぶことで、後悔のないアウトドアリビングを計画できるでしょう。
アウトドアリビングでのびのびと過ごすには、プライバシーの確保が重要です。周囲の視線が気にならないよう、高いフェンスや塀、植栽で囲み、しっかり目隠しをしましょう。
だからといって、高い塀に囲まれた閉鎖的なスペースになると、アウトドアリビングの魅力が半減してしまいます。そのため、風通しや光をさえぎらないよう工夫して設計し、居心地の良さを最優先するようにしましょう。
アウトドアリビングを最大限活用するために欠かせないのが、アウトドアリビングを使いやすい位置に計画することです。いくら人目が気にならず日当たりの良い場所にアウトドアリビングを設けても、室内から出入りしにくい場所では、あまり使わなくなってしまいます。
おすすめなのは、LDKとひと続きになった場所にアウトドアリビングを配置する間取りです。毎日長い時間を過ごすLDKの隣にあれば、気軽に出入りできます。また、バーベキューやパーティーをする際、キッチンから食材やお酒を取り出すのにも便利です。
アウトドアリビングでゆったり食事を楽しんだり子供を遊ばせたりしたいなら、日差しが長時間当たらないようにする工夫も欠かせません。アウトドアリビングでの過ごし方に合わせて日差しをコントロールするには、可動式のオーニングやシェード、移動できるパラソルを設けるのがおすすめです。暑い日には日差しをさえぎり、寒い時期や空を眺めたいときにはオープンにするなど、使い方に合わせて快適に過ごせるようになります。
快適なアウトドアリビングにするためには、そこで使う家具や設備も準備しておきましょう。座りやすいチェアやテーブル、造作ベンチなどがあると、ゆったりとくつろげます。また、使い勝手を重視するなら、紫外線や水に強く、軽くて移動しやすい屋外用の家具がおすすめです。
それに加え、水栓や照明などの設備もあると便利でしょう。特に水栓は、アウトドアリビングで料理をするときはもちろん、プール遊びや掃除にも使えます。また、夜間の利用やライトアップの演出を考えているなら、照明も設置しておくとよいでしょう。
アウトドアリビングのよくある後悔でもお伝えした通り、メンテナンスの負担を軽減することはとても大切なポイントです。ウッドデッキやタイルデッキは、紫外線や雨の影響でどうしても傷みが出てきます。定期的に塗装し直したり、張り替える手間がかかったりすることは避けられません。
そのため、メンテナンス性で後悔したくないなら、できるだけ耐久性の高い材料を選び、負担を軽くしておくことが大切です。劣化しにくい樹脂製のウッドデッキ、耐久性の高いタイルデッキなら、あまりメンテナンスの手間をかけずに済むでしょう。
生き物や植物との触れ合いを楽しめるのもアウトドアリビングの魅力の1つですが、雑草や湿気に悩まされる環境では後悔する原因になります。そのため、雑草や湿気が気にならないよう、仕上げに工夫を施すことが大切です。
たとえば、ウッドデッキの下をコンクリートやタイル仕上げにしたり、防草シートを敷いたりすると、雑草が生えにくく湿気もたまりにくくなります。その結果、蚊やムカデなどの害虫も寄せ付けにくくなるので、より快適に過ごせるようになります。
エクステリア外構を得意とするZOUSでは、これまでにおしゃれで実用的なアウトドアリビングをたくさん手掛けてきました。ここでは、そんなZOUSの施工実例から２例をピックアップしてご紹介します。
こちらの事例では、リビングからフラットにつながるウッドデッキを、アウトドアリビングとして計画しました。ウッドデッキは階段状に庭へと広がり、変化のある空間を生み出しています。アウトドアリビングには、リゾート感のあるチェアとテーブルを置き、ゆったりと過ごせるように工夫しています。
また、アウトドアリビングでのびのび過ごせるように、隣の家との間には木製フェンスを配置しています。温かみのある木製フェンスは、風を通しつつ視線を効果的にさえぎれ、おしゃれなデザインも楽しめます。
こちらのアウトドアリビングをさらに魅力的にしているのが、パーゴラに設けた開閉式のシェードです。夏の強い日差しをさえぎるだけでなく、夜には開放することで美しい星空を楽しめます。
天然木の広いウッドデッキを、アウトドアリビングとして設計したのがこちらの事例です。屋根のないウッドデッキは、紫外線や雨による劣化が気になるものです。
しかし、ZOUSでは、強度があり劣化しにくい輸入天然木を採用しています。高い耐久性のおかげで、それほどメンテナンスの手間がかからないと人気のある素材です。また、周囲の視線をさえぎる木製フェンスは、ウッドデッキと同じ素材を選定し、一体感のある空間になるようデザインしました。
アウトドアリビングで気軽に過ごせるようにするため、室内とウッドデッキにつながりを持たせるように設計しています。リビングの目の前が駐車場になっているため、ウッドデッキを廊下のように延長し、リビングにつなげました。室内から裸足でも出入りできるため、より気軽にアウトドアリビングを使えるようになっています。
アウトドアリビングがある住まいでは、ウッドデッキや庭などの屋外空間も楽しめる豊かな暮らしが実現します。プライバシーの確保やメンテナンスのかからない素材選び、室内から出入りしやすいレイアウトなどポイントを踏まえて計画することで、後悔しにくいアウトドアリビングが実現します。これからアウトドアリビングの設置を検討する方は、今回ご紹介したことを参考に、後悔のないよう計画を立ててください。
千葉で外構に関するお悩みがある方は、当社「ZOUS（ゾウズ）」までお気軽にご相談ください。
「Outside & Life Style 自分の庭を遊び尽くす！」をモットーに、海外のようなお庭で、外の目を気にせずプライベートが楽しめる空間デザインを得意としています。これまで数々のエクステリアを手掛けてきた知識と経験の豊富なスタッフが多数在籍しています。
コストパフォーマンスと高品質を大切にし、厳選した良質な資材を直輸入。遠目で分かるオリジナルデザインと近目で分かる施工のこだわりで、あなたの理想のエクステリアを叶えます。
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