ウッドデッキやウッドフェンスに「ウリン」がおすすめな理由
新築時に人気の高いウッドデッキ。
お家に「ウッドデッキが欲しいな」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
前回のブログでも「後悔しない！ウッドデッキを設置するポイント」としてウッドデッキをテーマにお届けしましたが、
今回もウッドデッキをテーマにお届けしたいと思います。
前回の記事の中でウッドデッキを作る時には素材が大切とご紹介しました。
そこで今回はウッドデッキを作る素材としておすすめの「ウリン」について詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
ウッドデッキに使用する木材の種類は大きく分けて2つです。
一つが天然木、もう一つが人工木（樹脂木）です。
天然木はその名の通り、自然（天然）の樹木から切り出した木材のことです。
天然木はやはり自然の木が持つ風合い、木の温もりを感じながら経年変化を楽しむことができることは非常に魅力です。
天然木はさらに2つに分かれていて、
「ハードウッド」と「ソフトウッド」の2種類があります。
ハードウッドは熱帯地域で育った樹木を使った木材なので、熱や湿気に強いことが特徴です。
対してソフトウッドは寒く乾燥している地域で育った樹木を使った木材で、柔らかく加工がしやすいためDIYなどにも使いやすいですが、ハードウッドに比べると耐久性が低いという特徴があります。
そのためウッドデッキやウッドフェンスを作る時には耐久性に優れているハードウッドがおすすめです。
そして今回ご紹介するウリンはこのハードウッドの一つであり、
耐久性が高く、長持ちすることから人気なのです。
天然木に対して、人工木という木材もあります。
人工木と言っても天然木と見分けがつかないほど天然木に近い木の質感で丁寧に作られているものもあります。
人工木は天然木と比べると人工で作られているので腐食に強いので耐久性が高いことが特徴です。
しかし直射日光の下では高熱になりやすいというデメリットもあるので、夏場にウッドデッキを使用する際などには注意が必要です。
ではここからは天然木の中でも「ウリン」をおすすめ理由についてご紹介していきます。
まずウリンの特徴は、耐久性が高いということです。
先ほど天然木よりも人工木は耐久性が高いとお伝えしたので、
天然木であるウリンは耐久性が低そう…と考えてしまいますが
実はウリンは天然木の中でも耐久性が高く、なんと100年腐らない木と言われるほどです。
また天然木の中でも丈夫なウリンは、ウッドデッキの木材として使用した場合も35年以上持つと言われる耐久性の高さは非常に魅力です。
ウリンは海辺の湿気が高い熱帯地域で育っているので、水（海水にも）に強いことも特徴です。
ウッドデッキ・ウッドフェンスは外に設置するため、雨に濡れて腐食が心配になりますが
ウリンなら耐水性が高いので使用する木材としておすすめなのです。
ウリンにはポリフェノールが含まれているため、防虫効果もあります。
ポリフェノールには抗菌作用があることから害虫の発生を防ぎ、シロアリなどの繁殖を抑えてくれるので腐食の心配も減ります。
ウリンは木肌が綺麗で、高級感があることも特徴です。
そして、天然木全体の特徴でもありますが、時間の経過と共に、木の色合いが変化していく、その変化を楽しめることも非常に魅力です。
ウッドデッキ・ウッドフェンスにウリンがおすすめな理由をご紹介しましたが
もちろんデメリットが全くないわけではありません。
ウリンのデメリットとして、硬い材質のため加工性が低く、そのため塗装が染み込みにくかったりします。
また、ウリンは樹液が出やすいことも挙げられます。
ウリンに含まれるポリフェノールは、設置して数ヶ月程度は染み出てくることがあるので、
ウッドデッキとして使用した時にはウッドデッキを歩いて足などに付いてしまう可能性があります。
またウリンは耐久性の高さが特徴ですが、
とはいえ定期的なメンテナンスは欠かせないので、その点は把握しておきたいポイントです。
天然木で木の温もりや変化を楽しめて、さらに耐久性も高いウリンはウッドデッキ・ウッドフェンスにおすすめです。
ZOUSではウリンを使用したウッドデッキなどの施工を数多くご依頼いただいているので
ウッドデッキ・ウッドフェンスを作りたい、素敵なお庭を作りたいなどございましたら
ぜひ一度お気軽にご相談ください。
ZOUSはデザイナーによるオーダーメイドのデザインでお客様にとって最適な外構・エクステリアをご提案いたします。
