竹材は古くから日本の文化に関りがあります。
竹が形成されている維管束鞘と言われる繊維構造は、鉄筋コンクリートのような働きをし、とても強い強度を持ちつつ、
人間のような曲げる動きにも適しています。
抗菌性や消臭性を持つ竹は、たくさんの加工商品に採用され今でも日本の伝統工芸品として作られています。 有名な話ですが、中国では今でも高層ビルの足場を竹で組んでいます。それほどの強度がありつつ軽量、且つ長持ちする竹材は世界的にも重宝されています。
一方、竹材を強度ある建材として扱うには、油抜きなどの加工を施さないといけないことで国内コストが高くなり、日本では高級品として扱われています。一般的な普及は人工竹が主になってきています。
竹材はフェンス、目隠し、床材、オブジェなど様々な使用用途があります。竹の太さや長さが違うだけで全く違う雰囲気を出します。日本の竹材では建材としてのバリエーションが少なく、コストも高くなります。ZOUSのBanboo商品は幅広く専門的に扱っています。
竹は世界で1000種類を超えるほど存在します。ZOUSでは白・黒・ 赤・紫などを天然色で複数取り揃え、天然色の風合いを楽しんでもらえるよう人工的な色付けは行っていません。
色合いは天然ならではのグラデーションになっていますので、全く同じ色がこれからもご提案できるとは限りませんが、天然オンリーワン商材との縁も楽しみの一つではないでしょうか。
昔鉄不足になった日本は鉄筋コンクリートの代わりに竹筋コンクリートを採用して公共事業をやっていたこともあります。また、お寺の建設で鉄釘の代わりに竹釘を使う工法もあります。そのように使われた竹は数十年たっても極端な劣化は無く、鉄の場合は錆が生じるため結果として竹材の優秀さを物語っています。過去の歴史にお墨付きをもらっている竹材の強度や防水性は言うまでもありません。
近年の人工商材はホルムアルデヒドを発生させるため、人体の影響が危惧されています。施工の際に飛散物を吸い込まないように、室内施工なら換気をするように国から注意喚起が出るほどの物です。一方、天然竹は人体をい効果をもたらすことが証明されています。また、地球環境問題にも竹材は貢献します。森林伐採が問題視される中、竹は木材より成長速度が遥かに早いです。今後竹材が再注目されることは間違いないでしょう。
ZOUSは本物志向で真新しい外構の提案をする会社です。天然商材の取り扱いナンバーワンを目指し世界にコネクションを広げています。エクステリア施工メーカーとしてこのような努力を行い、お客様に喜んでいただければと考えています。
日本で竹材と言えば和風なイメージがありますが、世界的にはモダン風、バリ風など幅広いデザインに採用されています。自由なBanbooデザインはお庭をもっと楽しくします。竹材は後から採用することができますので、お庭のコーディネートはとても適しています。